猫野にゃんにゃん

吾輩は野良ネコです。酒と世の中を舐め、肴とヒトを喰い、昔のこと、世の様々なこと、まつりごとについて、好き放題、勝手気侭に喚き散らしております。 嫌いなモノ:無駄遣い行政。マスコミの偽善。増税ありき議論。お花畑平和論。ポリコレ正義。

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マガジン

  • 華夏浅慮

    華夏とは中国の美称です。「中国」の歴史や文化に関して考えてみた拙稿です。

  • SAKISIRU関連

    ネットメディアのSAKISIRUでのウェビナーで事前に出した質問や、紹介された本の感想、報じられた内容で考えた事などを書いてみました。 https://sakisiru.jp/

  • 安倍総理を追悼する

    令和4年7月8日に暗殺された安倍総理。業績を振り返り、追悼します。画像は1次政権退陣後に地元長州の田んぼのあぜ道で支持者に深々と頭を下げる安倍総理。「疾風に勁草を知る」

  • 岡崎から視る「どうする家康」

    NHK大河ドラマ「どうする家康」を生誕の地・岡崎からの観点で視てみます

  • 西欧と向き合う

    西欧の衝撃に幕末以降、私たちは翻弄されてきました。西欧とどう向き合うのか、考えてみました。

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【減税】住民税決定通知書を見よう!府県民税の超過課税知ってますか?

6月は「住民税決定通知書」が届く季節です。届いた方は出して見て下さい。知らない人も相当数いますが、自治体による住民税の金額の違いがあります。改めて「住民税決定通知書」を見て下さい。 都道府県民税に注目してみましょう。都道府県民税は均等割で本来(法定標準)は1,000円ですが復興財源で500円追加されています。 しかし、これにさらに37府県で独自に超過して課税しています。「府県」?あれ?と思うかもしれません。北海道と東京都は超過課税ありません。個人ですと均等割で37府県超過

    • 日本の大学で教える中国国籍の先生方が中国で拘束される事件が頻発していることに沈黙でいいのか?(拘束事件一覧)

      日本の大学で教鞭をとる中国国籍の先生方が、中国に一時帰国中に拘束され、行方不明になるなどする事件が相次いでいます。 日本の学問の自由に対する重大な挑戦状だと、私は強く懸念しています。 また、これをマスコミは何かに遠慮しているかのように、この問題が報道されません。 当然ですが、「邪魔な組織」の代名詞・日本学術会議は少しでも言ったでしょうか。 「日本国籍でない」などから日本の外務省も及び腰になっていますが、文部省も大学にあれだけ口をさしはさむなら、一言でも中国に対して抗議声

      • 最高裁国民審査で宮川美津子裁判官に×を!(Twitter杉田水脈中傷投稿「いいね」訴訟)

        衆議院総選挙と同時に、最高裁国民審査があります。 NHKのサイトでは「憲法の番人」にふさわしいのは との記載がありますが 制度としては「憲法の番人」にふさわしくないのは、の誤りでしょう。 今回、最高裁の国民審査ではいくつかの主要な判決が列挙されていますが、私は余り話題になってはいませんでしたが、納得のいかない判断があったので、これをもとに×を付けることにします。 納得できない「ツイッターいいね!訴訟」での最高裁判断 納得のいかない判決は、ツイッターでの「いいね訴訟」で

        • 2007年夏「安倍おろし」での石破発言を振り返る

          そういえば、2007年夏に安倍第1次内閣は参院選で大敗し、「安倍おろし」が起きました。 この「安倍おろし」で積極的だった石破さんは当時どんな発言をされていたでしょうか。いずれも産経新聞からの切り抜きです。 石破おろし?単に当時の石破さんの発言切り抜きして振り返っただけです。

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          総裁選の感想①党員投票データから幽霊党員を考えてみる(各党との比較)

          総裁選で、石破氏が選出され、私としては面白くありません。 一方で興味深いのが自民党総裁選の結果データ。結果のデータ見て、あれ?と思った方もいるかもしれません。以下リンクのPDFを見てください。 それは有権者数と投票総数の間に乖離があることです。「有権者」であっても投票してない人がいるということです。 ユーレイ党員? 自民党の党費は年間4000円で3年分として12000円で、けっこうな金額ですが投票してないのはナゼ?という疑問がわくかもしれません。これが「幽霊党員」では

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          自民党総裁選2024:上川陽子『かみかわ陽子 難問から、逃げない』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決める時がきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところですが、私は、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票はそれぞれ候補者たち本人の著作を読んでみて決めようと思います。 国会議員が本を出すことは、有権者に考えることをまとめて伝える意味で重要です。ネットと違い出版後に修正効かず、消せないことや、政策を論じるからには反対する人も必ずいるので、特に本を出すことは総裁選での立候補の必須条件だと思いま

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          自民党総裁選2024:小林鷹之『世界をリードする日本へ』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決める時がきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところですが、私は、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票はそれぞれ候補者たち本人の著作を読んでみて決めようと思います。 国会議員が本を出すことは、有権者に考えることをまとめて伝える意味で重要です。ネットと違い出版後に修正効かず、消せないことや、政策を論じるからには反対する人も必ずいるので、特に本を出すことは総裁選での立候補の必須条件だと思いま

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          自民党総裁選2024:林芳正『国会議員の仕事 職業としての政治』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決める時がきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところですが、私は、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票はそれぞれ候補者たち本人の著作を読んでみて決めようと思います。 国会議員が本を出すことは、有権者に考えることをまとめて伝える意味で重要です。ネットと違い出版後に修正効かず、消せないことや、政策を論じるからには反対する人も必ずいるので、特に本を出すことは総裁選での立候補の必須条件だと思いま

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          自民党総裁選2024:茂木敏充『地方の不安 都市の不満』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決める時がきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところですが、私は、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票はそれぞれ候補者たち本人の著作を読んでみて決めようと思います。 国会議員が本を出すことは、有権者に考えることをまとめて伝える意味で重要です。ネットと違い出版後に修正効かず、消せないことや、政策を論じるからには反対する人も必ずいるので、特に本を出すことは総裁選での立候補の必須条件だと思いま

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          自民党総裁選2024:石破茂『保守政治家 わが政策 わが天命』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決める時がきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところですが、私は、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票はそれぞれ候補者たち本人の著作を読んでみて決めようと思います。 国会議員が本を出すことは、有権者に考えることをまとめて伝える意味で重要です。ネットと違い出版後に修正効かず、消せないことや、政策を論じるからには反対する人も必ずいるので、特に本を出すことは総裁選での立候補の必須条件だと思いま

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          自民党総裁選2024:高市早苗『国力研究』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決めるときがきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところです。 私はそれぞれの候補者の著作を読んでみて、支持するとか、一票投じるとかはいったん置いて、まずは、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票は候補者本人の著作や動画を読んでみて決めようと思います。 私は前回は高市推しだったのでツッコミや注文もつけたいところです。 高市さんの前回総裁選の際は『美しく、強く、成長する国へ』も読みました。

          自民党総裁選2024:高市早苗『国力研究』を読む

          自民党総裁選2024:河野太郎『日本を前に進める』を読む

          総裁選2024。各候補者の政策や人物などを視て、1票を決める時がきました。そして、それぞれコメントやツッコミ、そして文句も言いたいところですが、私は、報道で誰が勝ちそうとかの前に、自分の1票はそれぞれ候補者たち本人の著作を読んでみて決めようと思います。 国会議員が本を出すことは、有権者に考えることをまとめて伝える意味で重要です。ネットと違い出版後に修正効かず、消せないことや、政策を論じるからには反対する人も必ずいるので、特に本を出すことは総裁選での立候補の必須条件だと思いま

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          自民党総裁選2024候補者に安倍支持者として聞きたい6つの質問

          前回は特に総裁選で「自分の言葉」での語りを多くしてほしいことを述べました。前回同様誰が良いとかは置いて、「有権者に自分の言葉で語る政治の原点」が大事だと感じたことからの質問を書いてみました。 政策を聞いても、特に外交などでは無難な回答、模範解答になるのはやむを得ない面もあるとは思います。 具体的政策については様々な識者も発言してますが、私は安倍総理の支持者として「自分の言葉でしか語れないはずの質問」をしたいと思います。 (1)「米国観」について。印象に残った「アメリカ体

          自民党総裁選2024候補者に安倍支持者として聞きたい6つの質問

          自民党総裁選2024で要望したいこと

          総裁選が始まります。前回の総裁選も見ていて色々感じたこともありnoteに書きました。 誰が有利とか、誰がダメとか、そんな話以前に議論のやり方などで要望したいことが多くあります。 総裁選自体に注文したいことや、要望をまず書いてみました。 まず総裁選で開かれた自由な討論が大事なことは言うまでもありません。 特に最近強く感じたのが、香港の周庭さんが「有権者」という単語について書かれたSNSの投稿。改めて私達の自由で開かれた議論ができる民主主義の価値を考えさせられました。総裁

          自民党総裁選2024で要望したいこと

          西尾幹二『日本と西欧の五〇〇年史』を読む⑥本書を読んで想起した「現在の光景」

          前回からの続きです。 本書は内容そのものが実証に徹する禁欲的な歴史家の筆と異なり、西欧中心史観を根こそぎ斬り倒す大きな史論から触発されることは非常に多く、「歴史から考えるヒント」が満載されています。 「ネタバレ」を避けることもあって、内容から少し離れますが、読み進めながら「ピン」と来て、想起した点を挙げたいと思います。 というのも、本書のもとになった雑誌『正論』での連載は2011年~2016年です。しかも出版された今年とでは西尾先生の病気等から間隔が随分と空いています。

          西尾幹二『日本と西欧の五〇〇年史』を読む⑥本書を読んで想起した「現在の光景」

          北海道旅行記:夏に北の大空と大地の下で感じ考えたこと

          令和6年7月末に勤務先の社員旅行で北海道に行ってきました。これまで行きたいと思っていた北海道に初めて旅する機会を得ました。「食べ物がおいしい」は皆一様におっしゃいます。確かにウニイクラカニなど海鮮、ジンギスカン、乳製品は最高でした。 しかしグルメの感想は誰しも書くところですので、少し別の角度、歴史や政治経済に関連し、盛夏に北の大空と大地の下で感じたことなどを書きたいと思います。 出発地は名古屋です。降下開始して、下北半島が見えました。 上空から苫東が見えて「百聞は一見に

          北海道旅行記:夏に北の大空と大地の下で感じ考えたこと