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ブルーマリッジ


カツセマサヒコさんの新作やっと読了しました。


内容

今の時代だからこそ共感できる内容で、
今の年齢だからこそ理解できる内容だなと思って。

パワハラとかモラハラとかこういうことって、ここ最近敏感になった言葉じゃないですか。これが数年前だったらあんまりしっくりきてなかったのかなって。

そして自分自身が20代後半になって、結婚を考えるようになったのと、社会人になってある程度の社会での働き方を理解し始めたからこそ共感できる内容で。

これが、10代の学生時代に読んでいたらまた感想は変わっただろうし、社会で働くのが少し怖かったかもしれないです。

心に響いた言葉

男も女も、自分で家事して、自分で稼いで、自分で生活してしなきゃならないわけで。平等や公平って、すごく面倒です。

雑草とエプロン

この言葉も社会人になったからこそ共感できた言葉で。
女は家事をして当たり前というこの考えも(きっと)昭和の考えで、ブルーマリッジを昭和の時代に発行していたとしたらみんなどんな気持ちで読んでいたんだろうって。ありえない、こいつは何を言っているんだって思われていたのかなって。


だから、作品って、いつどのタイミングで読むかがめちゃくちゃ大事なんじゃないかと。このタイミングでカツセさんの作品に出会えた私は幸せだなと。


読書の秋。みなさんのおすすめの本はありますか

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