6月9日の振り返り 栓の締まらない水道のように言葉をただ流して、溢れるものは私に届くどころかあちこちを水浸しにしてどこかへ流れていく。彼は説明しているのだという。私は分かりませんという。器に入れた一杯ならせめて口をつけることができるものを。 言葉は選び、削ぎ、磨いて供されたい。
3月31日の問い 自分の発する言葉を聞いてみたことはありますか。 「えーっと、あの」が煩いくらい。文末がはっきりしない。勢いはいいけど話の中身、相手の腹に落ちてるかな。自分のスピーチは聞くたび反省が見つかる。やれやれ。 届けたいことを明快に、シンプルに。思いやりも添えて伝えよう。
続き 伝えるということは、一番近い言葉に落とし込み、微妙(不確定)な言葉たちを組み合わせていくこと。話して伝えることは、表情や抑揚、身振り手振り、微妙な語尾のニュアンスがサポートしてくれる。 だけど文章はそうもいかない。だから、常に言葉を磨いていくしかないんだろう。