【俳句 de さんぽ】 12/18(月) 真新し今日の始まる雪の朝 ◇◆◇ 今朝カーテンを開けたらうっすらと雪が積もっていた。やっぱり予報通りだ。この冬一番の寒さだったようだ。朝から風も強く、まだおさまらない。虎落笛というのだろう、切ない声で木々を揺らし続けている。
虎落笛 なり始めた 夕暮れ時 電線がなり 早くおかえりと言われてるようで 心が寂しくなる 月がこっそりと顔出して 寂しくないよ 僕が見守るからね 安心しておかえり 月は帰り道を 優しい光で照らした
如月のほおほおと吹く風寒し 春虎落笛と名付け腕組む (虎落笛:もがりぶえ)
虎落笛聞きつつ夜道行く我を枯葉の牙が闇より襲う 虎落笛は「もがりぶえ」