読書から遠ざかっていた。でも現在、この本を読んでいるの。買っちゃった。きっと自分のお気に入りの本になると思ってね。 ❆*桜が枯れた冬、木を薪にして暖炉にくべた。木の声が聞こえた。歌っていると思った。私が子供の時に歌っていたのと同じ歌。そして匂いが家に広がった。『優しい地獄』より
お手洗いで手を洗って、手を乾かす機械に手をいれる。 周りに誰もいなかったので、心の中で「セーエーラー服をっ♪」と歌いながら手を動かす。 一人でクスッと笑っているところに人が入ってくる。 その人も私をみて状況把握してクスッと笑う。 恥ずかしさ一杯でオフィスに戻るそんな午後。