おかえりモネ、東日本大震災から始まってコロナ禍に至る物語という意味では、くどうれいんさんの『氷柱の声』を思い出すところがある。現代劇だからこその現実描写だなと感心する一方、リアリティとかどうでもいいから登場人物全員さっさと幸せになってくれ、という感情も抑えがたくなんとも複雑……。