人気の記事一覧

2024年の長月を振り返る

おじょーと本

1か月前

【イベントレポート】『潜福』第3弾「おどる」刊行記念イベントー「三十一文字でおどる-歌人・伊藤紺さんをお呼びして-」

恋をしているときのあのワクワクを読書で。

1か月前

2024年 9月 短歌まとめ

【手控え帖】ちょっぴり寝坊を許したり読みたかった本を読んだり

13日前

心に留めておきたい作品5選

5か月前

当てつけのように家を出た。 あの人が好きなアップルパイを、ひとりきりで頬張る贅沢な時間。 やっぱり お母さんが作るおやつのほうが好きだった。 ーぱくっと噛んでみる。 悲しみが一番先に沁みるのは歯。

2か月前

名前が気に入ってること、実物が素晴らしいこと

3か月前

こんな人生

9か月前

バッグの中の救世主

2か月前

2024.4.22(月) 整理の日 ときめきの外出 カフェインVS糖質 たべもののはなし

7か月前

フィットする

10か月前

渋谷のほんだな

Numero TOKYOでのブックレビュー、今回は伊藤紺さんの歌集『気がする朝』(ナナロク社)と、シェルビー・ヴァン・ペルトさんの『親愛なる八本脚の友だち』(東野さやかさん訳 扶桑社)をご紹介。お時間あるときに、ぜひどうぞ。📚 https://numero.jp/book-news-20240226/

9か月前

2023年12月

歌人 伊藤紺さん

1年前

布の芸術祭2

ひさしぶりに会うたびきみは生きていて新鮮さに泣きそうになる

1年前

短歌制作ワークショップに参加した

鮮やか桃花、ブックジャスミン7冊

伊藤紺さんの短歌合宿に参加しました

1年前

「ことば と え の4人」 02 〜 伊藤さんと脇田さん 〜

「#歌人さん」こと枡野浩一の全ピンネタ集(2023〜2024年ライブ出演カレンダー)

「ことば と え の4人」 01 〜 明日より開催〜

「ことば と え の4人」 03 〜 穂村さんと坂巻さん 〜

短歌に謳えば

1年前

きみに会うと 戻ってこれる 涙が出るほどゆっくりだね #伊藤紺

きみが 考えているときは やさしく長く降るのでした #伊藤紺

大事にされると 積もっていく ゆっくり話す人だったね #伊藤紺

本当の言葉で話せる街を 火を見るように 想像してる #伊藤紺

ひとりでしか 行けないところは いつも静かな雨なのでした #伊藤紺

雨の日は すこし声を張っていて あなたがどこか遠く感じる #伊藤紺

唐突に どうでもいいこと思い出して 退屈が重なってゆく #伊藤紺

気持ちが通り過ぎるのを 待つ癖がある 髪がゆれてる #伊藤紺

今週の色「経る色」「浮く色」「読む色」

本当の風は 吹き抜けてゆく 誰を抱きしめていようとも #伊藤紺

人が何かを思い出すとき ふわっと上がる 風があります #伊藤紺

春、何度やり直しても ここで光が変わってしまう #伊藤紺

素朴な質問に 答えていたら ほろほろくずれる鎧です #伊藤紺

会うと 水が澄んでいく もう胸の中きれいがいいの #伊藤紺

足りない時間が長かったから 足りているのが こんなにわかる #伊藤紺

風の音だけ聞こえてる 誰にも言わなくても 思ってる #伊藤紺

そのとき、会いたい人がいて 模様がひとつ変わりました。 #伊藤紺

やさしくなれなかった記憶 持ち合わせて ふたりは次の恋をはじめる #伊藤紺

大きく変わる前はいつも すごく静かに 集めているね #伊藤紺

できなかった頃を 抱きしめている 道の途中 #伊藤紺

呼びあっている かたちがゆっくり 変わっている

ふたりの色が 混ざりすぎてしまうのは 今じゃないってことだと思う #伊藤紺

かなしみが 残るからだで 歩いてる #伊藤紺