ナカヤママリコ
2018年8月から始めたインタビュー記事です。こちらのインタビューを掲載した紙の冊子も2種類発行しています。無料で発送いたしますので、ご希望の方はご連絡ください。maricommu82@gmail.com
私が読んだ本の記録です。
インタビューからマガジン作成まで全て素人の私が、フリーマガジンを完成させるまでを綴ります。
私の音声配信記録です。
しばらく文章を書かなくなると書き方を忘れてしまうというか、書き出すのがとてもしんどくなってしまうものですね。 最近は絵を描いたり(これはこれでまあまあ大変)、数年ぶりにスタンドfmで一人喋ってみたり(これはあまりに手軽すぎる)していますが、誰かに何かを伝える方法として、絵も文章も音声も、それぞれ脳の違う部分を使っていると思うので、バランスよく積み重ねていくことが、自分にとっては良いことのような気がしています。 1年4ヶ月くらい、なるべくネットの情報を見ないようにしようと思
Mrs.GREEN APPLEのMVが炎上している件で、いろんな人の見解を読んで、たくさんの見方があるなあと思ったけど、自分と同じ意見の人があまりいなかったので書いてみようと思う。 私が、差別的な意図があったかどうかより重要だと思うことは、 世に存在する差別は往々にして無意識下で起こっているということだ。だから私にもいまの私が意識できない差別意識も、あるのだと思う。 映像の中で類人猿と、メンバーが扮する歴史上の人物には明確な上下関係を描いているが、今回の炎上で最もポイン
何気ないただの日記を書こうという気がして、でも一日で飽きそうな気も大いにしている。 冬はぬくぬくのんびりすごしていたのだけれど、やっぱり春〜夏のあたりは一番忙しくて、自分はどんな一日を過ごしているのかなと改めて考えたので書いてみる。 5:00 起床 5:00~6:15 起きてしばらくぼーっとしてから、歯を磨いて顔を洗って基礎化粧して今日納品する苗に水をやって10分ヨガをやって時間があまったらデザイン関係のことをやる。 6:15~6:30 朝食 6:30~7:30 道の駅に
去年の12月28日、いつものようにInstagramの投稿をスクロールしていたら、フォローしている安達祐実さんの言葉に指が止まった。 「私事ではありますが、この度、カメラマンの桑島智輝さんと離婚いたしました。」 ………..えっ? ……………..あの夫婦が? えっ、安達さん、数ヶ月前に小田切ヒロさんのYouTubeの中で桑島さんのこと、「結婚してもうすぐ10年になるから、もうトキメキと恋とかは違うけど、話していて楽しいし私のことを分かってくれるし、老後を2人で過ごすなら
TBSラジオで平日23時半から放送されていた、斎藤工さんが朗読する『深夜特急』がついに昨日終わってしまった。私はリアルタイムでは殆ど聞けなかったが、翌日以降radikoで一度も欠かさず聞いていた。 最初は4/3〜半年間と告知していたのに、結局10ヶ月間に延長された。TBSラジオサイドは放送しながら、やべこれ全っ然終わんねーとなっていたのか。テキストが全て揃っていても、やり始めたら計算では割り切れなかったのか。それもいいなあと思う。 この番組はラジオで放送してかつ、オーディ
12/23、以前から楽しみにしていた石川直樹さんの写真ワークショップに行ってきました。 この日は最初一時間の講義のあと、皆で外へ写真を撮りに行き、最後に皆で撮影した写真を見ながら石川さんに講評してもらうという流れ。 講義を聞いていて改めて思ったのは、自分が撮って誰かに見せている写真は、自分の生き方や考え方や癖や人間性、思っていることそのものが浮き彫りになっているんだなということです。当たり前ですが。 講義のあと、茅野駅周辺の街に出て撮った写真です。これからもっとたくさん
布の芸術祭の続き。「旧文化服装学院」でのもう一つの展示。津野青嵐(つの せいらん)さんの『ねんねんさいさい』。最初はきれいな、不思議な形だなあという単純な印象だったのだけれど、これは実は介護ベッドでの生活となった津野さんの祖母がベッドの上でも着れるように作られた服だという。 津野さんの祖母が長年集めてきた布そして3Dペンで作られていて、肌に触れる部分は柔らかい素材でできているそう。実際に着ている写真も、とてもいいなあと思う。 津野さんは作家活動と並行して、精神科の看護師と
布の芸術祭の続き。こちらは、メイン会場から徒歩10分弱ほどの「旧文化服装学院」という会場で展示されていた、韓国人ユ・ソラさんの『日々/Day by Day』という作品。 身の回りのものが全て白と黒で再現されているけれど、その材料が布と糸だと無機質と温かみの中間のような、感じたことのない不思議な印象が広がっていて、じっくり細部を見ながら部屋を何周もしてしまった。 旧文化服装学院の建物もまた素晴らしくて、工場とは違うけれど、やはり公的なドライさと昭和の学校感があって、本当に良
布の芸術祭では、メイン会場である旧山叶(最近まで稼働していた工場)がやはり一番見応えがありました。 去年北杜市明野町にできた「ガスボンメタボリズム」さんともちょっと似ている。廃工場とアートは本当に相性が良いなあと思います。 そして私は古民家より廃工場が断然好きだなと思う。何かを観に行くというスタンスであれば、そこに残された生活感より無機質な寂しさを愛でたいのだなと思いました。 工場に残されていた社長室と応接室(?)では、歌人の木下龍也さんと伊藤紺さんの、布にまつわる短歌
11/23~12/17まで山梨県富士吉田市で行われていた『FUJI TEXTILE WEEK 2023 布の芸術祭』の最終日に行ってきました。 山梨の北の端に住む私は、インスタでちょいちょい情報を得つつ吉田遠いしな〜と思っていたところで、瀬戸芸で仲良くなった子から「山梨のこれ面白そうだよ」とDMが。そして残りあと2日のところで、行ってきた方から「めちゃくちゃ良かったよ!!という電話が」笑 改めてインスタを眺めながらしばらく考えていましたが、重い腰を上げ、山梨の端から端へ。
仕事中は割と音声を聞いていることが多く、Voicyやradikoやaudiobookなどのアプリを利用しているのだけれど、時に飽きるので、最近久しぶりに神田伯山さんの講談を聴いてみようと思って聴いたらやっぱり本当にいいよなーと改めて思う。 動画の音声のみ聴いているんだけど、この中村仲蔵(しょっちゅうやるネタだけどこの映像は最新かな)なんて思い出してもちょっと泣けるくらい素晴らしい。伯山さんのラジオは毎週必ず聴いていて、でもときに内容が酷すぎて(面白いんだけど)、友人とかには
気がついたらもう年の瀬で、今年はほとんど文章を書かなかったけれど、ちょっとリハビリのように書いてみようと思う。 今年、というか正確には去年の10〜11月に瀬戸内国際芸術祭のバイトで女木島という瀬戸内海の島に住み込みで働いていた時からそうなのだけれど、現実逃避のためにこの一年強の間は、よく旅をしていた。 旅をしていたといっても、一応フルタイムというか普通の会社員のように休みはなく、用事のない日以外はほぼ働いている(農業)というスタイルの生活なので、いわゆる旅好きな人からした
先日、長野県岡谷市にある「岡谷スカラ座7」というところで、是枝裕和監督の『怪物』を観た。 以下ネタバレを含みます。 映画の終わりの数分間。ああ、このまま終わるんだなあ。これはどういうことなんだろうと考え続けるモードに突入してしまうやつだなあと、すこし、終わらないでほしいような、でもひとりでこの余韻を反芻したいような気持ちになった。 以前『万引き家族』を映画館で観たときに、場内が明るくなって立ち上がったときに、出ていくカップルの男性が「悲しい最後だね」と彼女に話しかけてい
結構長い時間人と喋り倒したのにまだちょっと気が晴れない。でもこの会話がなかったら私はどこまで冷静に考えられていただろうか。 今日新たに思ったのは、人間として根源的に何が大事かみたいな問いに、何はなくとも健康とか考えていたのは違うんじゃないかということだ。 東日本大震災が起きたとき、すぐ始まった募金に同世代の夫婦が即座にかなり高額の寄付をして、お金なんてまた働けばいいとどこかに書いていたことをすごく覚えている。 似たような行動や考え方はそれからもどこかでたくさん見てきたと
いつの写真だよという感じですが3/30でした。割と近所に結構人が集まる桜並木があるのですがこの時はまだ三分咲き。 こちらは隣の韮崎市というところにあるわに塚の桜。 同じ日に訪れたのだけれど、こちらは満開だった。 山梨は一本桜の名所もいろいろあって全国ニュースでも結構取り上げられたりする。わに塚は夜の方が見応えあるのだけれどあまりに混むので。 パソコンで作業をすることが多いのだけれど、行き詰まるとついSNSを見てしまうので、SNSはパソコンからは見ないということにして、
以前なるべく人のためになるようなことを書きたいと思っていた時期があって、頑張っていたのだけれど、今はそういう意欲が全く薄れてしまった。私はほんとうに飽きやすい。 あまり公に書けないなと思うようなことで書きたいことがいろいろあるのだけれど、それぞれのSNSでいろんな人と繋がりすぎてしまって、適切な場所が全く無いなあと思う。 去年の夏は就職活動をしていた。転職サイトを使っていたのだが、転職サイトにもマッチング機能があって、転職希望者と企業をマッチングする際に、企業側の条件と転