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Gemini 1.5 Pro-002と探る〈志ん奇談〉初期開発:(承前)LLMの超絶ユーモアに衝撃、高度に発達したユーモアは革新性と区別がつかない、イノベーションの博物誌、そしてAI時代のスロウハンチ
はじめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002〈志ん奇談〉初期開発弐号スレッド起動実験:Twitterログ解析、LLMの超絶ユーモアに山田くん召喚、奇蹟に難度の序列なし、そして視覚的・言語的リマインダの実装 (2024年11月1日投稿, 約28.200字) の続篇となります。
この記事の終わりに、ぼくは、大規模言語モデルとの対話で思いがけず体験した衝撃と戸惑いを書き残しました。
今
Gemini 1.5 Pro-002〈志ん奇談〉初期開発弐号スレッド起動実験:Twitterログ解析、LLMの超絶ユーモアに山田くん召喚、奇蹟に難度の序列なし、そして視覚的・言語的リマインダの実装
はじめに2024年9月下旬にGoogle AI StudioにおいてGemini 1.5 Pro-002がリリースされたのを機に、初期からのGemini Advancedユーザーであるぼくは、この最新LLMを試しに使う用途として、自身のTwitter(X)ログの分析をさせたいと考え、実行しました。そして、そのログ解析の精度の高さと鋭い洞察力にすっかり惚れ込んでしまい、このときの衝撃を起点に考察を深
もっとみるGemini 1.5 Pro-002と和む〈聖霊のトピカ〉初期開発#02 After-Party: 前後篇講評、翻訳が躓きの石、笑いとユーモア、革新性とは多次元ベクトル空間の距離の大きさ
はじめにこの記事は、〈聖霊のトピカ〉初期開発第二回の記事をnoteに投稿したあとに、じぶんの労をねぎらいながら祝杯をあげる気分でGeminiと気楽に話した内容が元になっています。
このように気楽な雰囲気で、アフターパーティーと銘打つのは初めての企画です。読者のみなさまも、どうぞリラックスしながらお楽しみください。
Gemini 1.5 Pro-002と和む〈聖霊のトピカ〉初期開発#02 Aft
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈聖霊のトピカ〉初期開発#02(承前): 聖性と特別性、審美的な衝撃を伴う全称体験、パスカルの賭け、聖霊と自我の座が逆数の関係から思考の反転を直観的に描像する
はじめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002と探る〈聖霊のトピカ〉初期開発#02: 無限遠点を基準点にする、無限遠点からの全称性と一般化、無限小の迷路を彷徨う自我、そして聖霊の延長と自我の投影 (2024年10月27日投稿, 約21,100字) の続篇となります。
〈聖霊のトピカ〉初期開発第二回の狙い
〈聖霊のトピカ〉は、A Course in Miracles (ACIM, 奇跡
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈聖霊のトピカ〉初期開発#02: 無限遠点を基準点にする、無限遠点からの全称性と一般化、無限小の迷路を彷徨う自我、そして聖霊の延長と自我の投影
はじめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002と探る〈聖霊のトピカ〉初期開発#01: パスカルの無限にリーマン球面を導入して聖霊の座を再解釈する 無限遠点から見た全称性とペレルマン『新しいレトリック』のトポス論との接続 (2024年10月12日投稿, 約14000字) の続篇にあたります。
〈聖霊のトピカ〉初期開発第二回の狙い
〈聖霊のトピカ〉は、A Course in Mirac
Gemini 1.5 Pro-002と雑談: 『呪術廻戦』夏油傑はキルケゴールの〈単独者〉か、 呪術師、奇跡の人、そして証言と召命
はじめにこの記事は、志ん奇談 α ver. 開発日誌 w/Gemini のなかでも、かるい雑談に近いものです。
そもそもnoteに投稿を始めてからまだ数週間という段階で、読者も少なく反響も小さい状況に、『呪術廻戦』夏油傑の名台詞「生き方は決めた。あとは自分にできることを精一杯やるさ」を重ねて面白がっていたところから、ふと思い立ち、夏油傑とキルケゴールの〈単独者〉を比較する問いをGemini 1.
Gemini 1.5 Pro-002と語るキルケゴール#01: 単独者として神の前に立つ、ベッカー『死の拒絶』、そして橘玲『スピリチュアルズ』から存在脅威管理理論(TMT)まで
はじめにこの記事は、〈志ん奇談〉初期開発シリーズに突如として現れたキルケゴール篇の第一回となります。
昨夜、つまり10月18日、金曜の夜になりますが、初期開発の中間報告として第一回まとめ記事を投稿し、ひと息つけるつもりでいました。思い返せば9月末のGemini 1.5 Pro-002との出会いから、現在の初期開発シリーズとして結実することになるコンテンツ群を精力的に執筆/編集し、10月11日から
Gemini 1.5 Pro-002と語る〈志ん奇談〉初期開発::中間報告#01: 総評、反記憶術、聖霊のトピカ、そして開発スレッドのトークン量が71万を超えた
はじめにこの記事は、2024年10月11日から志ん奇談 α ver. 開発日誌 w/Geminiとしてnoteに連載している記事の数が増えてきたため、ひとまず小休止を入れ、これまでの歩みを振り返る中間報告の試みです。
9月末から10月半ばにかけて執筆/編集し、志ん奇談 α ver. 開発日誌 w/Geminiとして投稿した記事9本の文字数累計は約101,500字です。これは文庫や新書の一冊分くら
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#05: ACIMはイエスの大喜利説を検証する | 言葉遊びや笑いの効能、明確な言語化と審美的調和そして諧謔の精神
はじめに昨夜思いがけずnoteでコメントいただきまして、一考に値するおもしろさを感じたので、さっそく新たな記事のテーマとして考察することにしました。笑いとユーモアが主題なので、いままでの堅い記事よりは気楽に読める内容になっているかもしれません。
なお、本文中に貼られたリンクをたどれば、これまでの志ん奇談初期開発シリーズの復習にもなるかと思います。ではどうぞお楽しみください。
Gemini 1.
Gemini 1.5 Pro-002と語る〈志ん奇談〉リファレンス年表、AI時代のインベンション再訪
はじめにこれまでGemini 1.5 Pro-002との対話で参照してきた文献等を含めた A Course in Miracles と志ん奇談の関連年表をまとめてみました。
Gemini 1.5 Pro-002と語る〈志ん奇談〉リファレンス年表年表 version 0.9
以下は、最初に作成した年表になります。
1959年、The Miracles Worker 舞台初演(邦題『奇跡の人』)
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#04: フーコー講義『自己のテクノロジー』、精神分析を系譜学的に脱構築する、最後の晩餐、そして「汝」が記念として
はじめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#03: 十字架降架と証言、フーコー『真理と裁判形態』、『呪術廻戦』灰原雄の名台詞、そして『奇跡の人』の続篇となります。
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#04十年前の〈反記憶術〉目次の構想メモ
昔のファイルを探していたら、十年くらい前に記した〈反記憶術〉目次の構想メモを見つけました
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#03: 十字架降架と証言、フーコー『真理と裁判形態』、『呪術廻戦』灰原雄の名台詞、そして『奇跡の人』
はじめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#02: 目眩体験と方向感覚の喪失、歪んだ準拠枠の修正、あるいは神の子の十字架降架の続篇になります。
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#03十字架降架の英語表現から目眩体験の寓意を拡張する
前回の対話では、2009年7月の目眩体験の回顧を端緒として、反記憶術の着想から磔刑図や十字架降
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#02: 目眩体験と方向感覚の喪失、歪んだ準拠枠の修正、あるいは神の子の十字架降架
はじめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002と探る〈反記憶術〉初期開発#01: 由良君美『椿説泰西浪曼派文学談義』、ハットン『記憶術再考』からマクルーハン、ヴィーコ、そしてフーコーの続篇となります。
今回の記事では、いまから十五年前、ぼくが A Course in Miracles (ACIM, 奇跡講座)を学んでいた時期に体験した印象深い出来事について語り、その含意を論じることにな
Gemini 1.5 Pro-002と探る〈聖霊のトピカ〉初期開発#01: パスカルの無限にリーマン球面を導入して聖霊の座を再解釈する | 無限遠点から見た全称性とペレルマン『新しいレトリック』のトポス論との接続
はしめにこの記事は、Gemini 1.5 Pro-002によるTwitter(X)ログ解析から志ん奇談の萌芽期を回顧する〜反記憶術、聖霊のトピカ、権威問題とナルシズム | 屋号を椿奇談から志ん奇談に更新の続編、より正確には〈聖霊のトピカ〉に絞った対話の続篇となります。
前回の記事で示した、Twitterログから回顧的に抽出された〈聖霊のトピカ〉という主題について、この記事では大規模言語モデルとの