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音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part15 -浜松餃子〜道中〜コンクルージョン-
浜松餃子
一時間炎天下で並んだ後の店内の過ごしやすい環境に安堵しながら餃子を待ち、ついに到着。
浜松餃子。宇都宮餃子と町おこしでメディアではバチバチと火花が散っているようだがはてさて、そのお味は。
宇都宮が白菜に対し浜松はキャベツが野菜のメインのようだ。故に味の丸みは少ない分甘味や旨味がガツンとくる。宇都宮が女性的なのに対してこちらは男性的な印象だ。にんにくはだいぶ抑えめか入っていないような
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part14 -出発〜道中〜浜松で昼食-
帰郷へ
夕食を終え宿に戻る。宿で宿泊客と談笑しシャワーを浴びて1日を終える。
翌朝7時を回る前に宿を出発し帰郷のため奈良駅へ歩いて目指す。奈良駅へ到着後目的の電車まで時間があったため駅構内のアンテナショップへ立ち寄りお土産を見繕う。宿で宿泊客に勧められたごろごろ水を買って飲んで見た。だいぶ時間が空いてしまい記憶が曖昧になっているが、透明感の高い、しかし輪郭と質量が比較的はっきりした味わいだった
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part13 -法隆寺その2〜お土産〜夕食-
法隆寺〜続き
さて、法隆寺には弥勒菩薩等有名な仏像や聖徳太子の肖像画など一度は社会の教科書で見たことがあるような国宝などが宝物館に収められていた。それらを眺めるに、奈良の人物の描写はやや丸みとふくよかさがあり優しい印象を受けた。この雰囲気は他の県の仏像などからは感じることができないものであり興味深く思ったのだった。よくよく考えれば奈良時代と平安時代もそれだけでもだいぶ時代の隔たりがあり、まして
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part12 -三輪そうめん〜法隆寺-
三輪そうめん
運ばれてきた三輪そうめん。鯛出汁の暖かい入麺だ。三つ葉にネギなどの薬味、レンコンのソテーに笹かまぼこが入っておりいかにもさっぱりあっさりしたもののラインナップだ。まずはスープを一口。鯛出汁のあっさりしていながらもはっきり線のある味わい。おそらく昆布出汁と合わせているように思うのだがどうなのだろうか。鯛出汁は単体だとかなり線が細い味なのだがこのスープはかなり輪郭がはっきりしているよ
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part11 -柿の葉寿司〜餅つき〜昼食-
柿の葉寿司
奈良公園周辺の散策を楽しんだ後再び街の市街地へ向かい歩き出す。昨日見逃した高速餅つきを見るためだ。高速餅つきは20年ほど前当時のテレビ番組で初めて見て以来一度生で見てみたいと思っていたものだ。ゆえに今回の滞在では外せないイベントの一つである。近鉄奈良駅周辺に到着したあたりで柿の葉寿司がバラで売っていることに気がつきサバ寿司を一つ買う。
柿の葉寿司は奈良県のご当地グルメであり、柿の
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part10 -奈良公園〜東大寺〜氷室神社-
奈良公園〜東大寺
さて、鹿の猛追から逃れた後は奈良公園の中心部へ、せっかくだから東大寺を目指して歩くことに。その途中途中で我々がよく知っている温和なペコペコする鹿が圧倒的多数になる。もう噛まれるのはごめんだと慎重になりながら、そして持っている鹿せんべいがもうわずかなことからあげる相手を吟味する。少しかわいそうな気持ちにもなってくるが他にも観光客いっぱいいるからそっちからももらってくれと全員にあ
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part9 -夜の奈良公園〜朝散歩〜朝の奈良公園-
夜の奈良公園
食後宿に戻って休憩を取る。しばし他のゲストと談笑する。今回のゲストハウスでは非常に珍しい経験をした。というのも私が宿泊した際日本人とだけの交流が、それも結構年配な方との交流があった。だいたいこういう素泊まりの宿に泊まる際は若い外国からの観光客との交流が主となりやすいのだが今回はその真逆で不思議な経験であった。翌日から一人若い外国人観光客が来ていたらしいが私との接点は一切なく本当に
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part8 -大神神社〜奈良〜夕食-
三輪駅
桜井駅から一駅して三輪駅で下車する。この三輪という場所は三輪素麺で有名な地域であり、駅前の商店街の食堂や定食屋のメニューにはそうめんの文字が並んでいた。この三輪素麺は室町時代には宮廷料理として扱われたこともあるらしくかなり歴史は長いようだ。この時すでに15時を回っており夕食にしては早すぎるのでこの地の三輪素麺はパスしてそのまま大神神社へと向かう。線路を渡り、5分ほど歩くと参道入り口に到
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part7 -昼食〜出発-
昼食
さて、昼食はアワビを食べたいと思っていたのだ。三重で海鮮といったらやはり伊勢海老、アワビ、サザエといった素潜り漁の獲物だろう。伊勢海老はこの時期禁漁期間だったのであまり期待していなかったのだがメニューを見ると各食事に1500円で伊勢海老が追加できると書いてあったので思わず注文。旅の気分でついつい財布の紐が緩んでしまう。メインの方はアワビのせの海宝飯だ。所謂海鮮丼に近いが少し違うのでのちに
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part6 -赤福氷〜散策〜生原酒-
赤福氷
9時になりお目当の赤福氷を求め赤福の参道口店へ移動。店頭で赤福氷を注文し席へ移動。程なくして運ばれてくる。
夏季限定の赤福氷だ。赤福はお土産で何度かいただいたことがあるが赤福氷は今回初めてなので楽しみにしていた。そもそも赤福、関東だと入手が非常に困難である上赤福氷は更にその上を行く代物である故待ち遠しい一品だった。まずはほうじ茶を一口。京都とも金沢ともまた違うなんとも言えぬほうじ茶の
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part5 -おかげ横丁〜内宮-
おかげ横丁
猿田彦神社の参拝を終えそこからは徒歩で先を行くことに。しばらく歩くと伊勢神宮内宮の参道にぶつかり、そこをさらに入って赤福本店のあたりを脇道にそれると有名なおかげ横丁に入る。なお赤福本店は早朝から開店していたため早速夏季限定の赤福氷を食べようと試みたものの、赤福氷は内宮前の別店で9時以降からということで断念しおかげ横丁に突入した。
この手の横丁というか古い街並みというか、これまでの
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part4 -沢村栄治〜宿到着〜夕食-
沢村栄治
ピアノを弾き終えた後宿を目指し再び歩き出すのだがそこで見つけたのはこの沢村栄治像だ。
沢村栄治は三重県宇治山田出身とは知らず、野球好きの私としてはこの偶然にびっくり仰天しながら思わずパシャり。沢村栄治は昭和初期の大投手でありその投球は実際に日米野球で対戦した当時のメジャーリーガーのベイブルースらの大絶賛を浴びた程の実力であり、また兵役で手榴弾を多投し肩を壊し、3度目の兵役で亡くなる
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part3 -伊勢市駅〜外宮〜地酒〜宇治山田駅-
伊勢市駅
伊勢市駅に到着。雨はまだまだ降っているが取り敢えず外宮に向かう。参道を歩いていると雨音に混じってあちらからこちらから風鈴の音色がちりんと響いてくる。5分ほど歩くと外宮の入口に到着。
伊勢神宮外宮
鳥居に一礼しくぐりさらに奥へ進む。神社というのはただでさえ独特な空気感があるのだが大きなものになるとさらに固有の独特な雰囲気を感じる。ここ神宮外宮でも今までに感じたことのない空気感を味わ
音楽家の旅行記 伊勢・奈良編 Part2 -昼食〜移動〜伊勢市駅-
昼食
さて、店を求めるのはいいのだが焦りもあって生来の方向音痴が発動してしまいあっちに行っても見つからぬ、こっちへ行っても見つからぬとさらに時間をロスする事態に。ますます焦りが増えていく。青春18きっぷの強みである1日JR乗り降り可の特権を利用して改札を入場し反対の改札から出るなどしようやく目的地の方面へ。やっと店についた頃には12時半を回っていた。が、幸いなことにそこまでの長蛇の列ではなく1