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詩と日記

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#文学

【告知】11月24日(日)文学フリマ東京に詩のサロン「26時」として出店!【チ−16】

【告知】11月24日(日)文学フリマ東京に詩のサロン「26時」として出店!【チ−16】

ついに一週間後に迫りました。

来週末の11月24日(日)の文学フリマ東京に数年ぶりに出店します!

僕とコンノダイチが運営している詩のサロン「26時」として数々の新作を携えていきますので、ぜひお時間のある方は足をお運びください。今回は新作情報をお伝えします。

noteの更新をストップして、ずっと作業にかかりきりだったので、たくさんの新作アイテムをご紹介します!

①佐々木蒼馬×コンノダイチ 連

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Dead Poets society 26 #05 山村暮鳥「妄語」

僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第5段です。

この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。

第5回の作品は、山村暮鳥の「妄語」です。口語自由詩が形成されはじめた時期に、昭和モダニズムを先取りしたような作品が特徴の詩集『
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Dead Poets society 26 #04 立原道造「雨の言葉」

僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第四段です。

この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。

第四回の作品は、夭折の詩人立原道造の「雨の言葉」です。梅雨どきにはぴったりの一作です。甘く、やさしい言葉を味わってみましょう。
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言葉の檻のなかで吼えている獣 中島敦の詩的遍歴 #4 「文字禍」

言葉の檻のなかで吼えている獣 中島敦の詩的遍歴 #4 「文字禍」

言語の限界と「現象to現象」

僕たちは膨大な情報量の世界を見ています。あるいは、夢を見て、目覚めたあと、誰かにその夢の光景を語ろうとする。ポツポツ……と思い出した光景の断片を言葉にしていく。が、まったく夢の全貌が伝わらなくてもどかしい。などということは日常的によくあるわけで、僕たちはものを「考える」とき、言語外の認識もしているのです。そして、それを、自分なりに「落とし込む」ときに、言語化するんで

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【告知】ツイキャス「蒼馬の部屋」(朗読キャス)ハジメマス。(毎週水・日22:00~)

【告知】ツイキャス「蒼馬の部屋」(朗読キャス)ハジメマス。(毎週水・日22:00~)

【YouTubeにアーカイブ動画をアップしました。2019.06.04】

本日(6月2日)、22時からツイキャス「蒼馬の部屋」(朗読キャス)をはじめていきます。

僕は「26時」という詩のサロンを運営していまして、その企画の一つ「Dead Poets society 26」という、近代詩人の作品に、もう一人の運営コンノダイチとともに解釈を語る動画作品を定期的に配信しています。

すでに聴いてくだ

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Dead Poets society 26 #02 大手拓次「動物自殺倶楽部」

僕が参加している詩のサロン「26時」の新企画「Dead Poets society(死せる詩人の会)」#DPs26 の動画プロジェクト第二段です。

この企画は、毎回特定の詩人の作品を取り上げ、詩人二人が打ち合わせなしに互いの解釈をぶつけあう「文芸読解バラエティ」です。

第二回の作品は、マイナーポエットですがその実力は同時代の萩原朔太郎も認める大手拓次の「動物自殺倶楽部」です。

詩のサロン「2
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