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腸内細菌叢が母親の育児ストレスなどに関与!家族に関わる2つの京都大学の研究紹介。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さん、暑いですね。本当に暑いですね。私はカロリーを気にして、アイスでも氷状のアイスを帰宅後、食べています。

この記事を書いている日は最初は雨だと言われていましたが、雨が止んで、「梅雨、明けました?」と思う位の暑すぎる晴天で、天気予報を確認せずに仕事に来たために、長靴を履いて行って、駅に長靴の人は一人もいなくて、恥ずかしかったです。

この記事を書いている日は、雨傘より日傘を持っている人の方がやや多かったですね。

ただ前日の高齢者避難指示が出ていた日に出勤して、長靴を2日連続履いたことで、足に長靴が馴染み、痛くなくなったことが嬉しかったです。

ちょっと脱線しましたが、この記事では京都大学が明らかにした家族にまつわる研究成果2本となります。

どんな研究成果なのか?今回はこの研究成果を2本続けて、お伝えします。

心疾患のある家族の配偶者は、うつ病になりやすい?

画像引用・参考:家族間での心血管疾患とうつ病の関連を明らかに-配偶者の心血管疾患により個人のうつ病リスクが増加- 京都大学(2024年)

京都大学とボストン大学などの研究グループが、心筋梗塞などの心血管疾患を発病した患者さんの配偶者は、うつ病を発症するリスクが高いことが判明したとの研究結果を、2024年4月13日付の国際科学誌[JAMA Network Open](オンライン)にて掲載しました。

研究グループによりますと、患者本人の心血管疾患とうつ病に関連することは報告されていましたが、家族への影響が判明したのは初のことだといいます。

がんの患者さんには家族へのカウンセリングなどが行われていますが、心血管疾患の家族への対策は現状では実施されていません。

研究グループは、「そのほとんどの施策は患者さん本人のみが対象です。家族全体を意識したケアを提供することが、予防医療の観点から大事な視点となります」と説明しました。

参考:心血管疾患で配偶者うつリスク増 発病した世帯を調査 沖縄タイムスプラス(2024年)

腸内細菌叢が母親の育児ストレスなどに関わる?

画像引用・参考:腸内細菌叢が母親の育児ストレスや心身のレジリエンスに関連する― 腸内細菌叢・自律神経機能・身体状態から包括的にこころを支える支援を目指して 京都大学(2024年)

赤ちゃんを育てるお母さんの腸内環境を解析した結果、育児ストレスが高いと、低い場合と比較しても腸内細菌の多様性が低く、乱れている状態であることが判明したと、神経科学が専門で、京都大学の明和政子教授などの研究グループは2024年2月29日付に国際科学誌[Communications Biology](オンライン)にて掲載しました。

腸内環境が良いと、ストレスから回復する能力も高い傾向でした。

研究グループは0~4歳児を育児中の健康なお母さん339人に育児ストレスや、「肌が荒れやすいか」「疲れやすい」などの身体症状に関して尋ねました。さらに便に含まれる細菌を遺伝子解析し、割合や種類を解析しました。

育児ストレスが高く、睡眠の状態が悪いなど心身共に不調のお母さんはおよそ2割の65人でした。細菌を解析すると、育児ストレスの少ないお母さんと比較して腸内環境の多様性が低いことが判明しました。

参考:育児中ストレス、腸内環境と関連 母親調査、京大 共同通信(2024年)

近年の研究で、腸内環境の状態と不安障害やうつなどの精神疾患に関連があると言われています。

研究グループは、「詳細な相関関係はこれからの研究で解明しますが、食生活を見直して腸内環境を整えれば、お母さんの精神疾患や虐待の予防することに結び付く可能性があります」と述べました。

配偶者もいないし、子育てを

しているわけではありませんが、大変興味深い研究となりました。

配偶者が心疾患で、うつ病を発症することは何となく分かります。もし普通に暮らしていたとしても、ある日検査で異常が見つかって、心疾患があると分かって、「いつ発作が起きて、心臓が止まるか分からない」とか言われてたら、一緒にいることが当たり前だと思っていた日常が変わるわけですから、不安を感じながら、何事も起きません様に、と思って、平然を装いながら、穏やかに過ごしていくしかありませんし、本当にガラッと生活が変わると思いますよ。

腸内細菌叢に関しては、私は基礎疾患を発症してから、ヨーグルトや納豆、チーズなど、腸内細菌のエサになる様な発酵食品を積極的に食べています。

私の体感はそうですね、疲れやすさとか、肌荒れのことは、発酵食品を食べ出してから、前より落ち着いた気もしますね。

睡眠の質も、過眠に転じるほど、よく眠る様になりましたし、安定しているのではないでしょうか?

偶然どちらも京都大学の研究成果でしたが、この研究がもっと進むと、上記2つの悩みにも、よりその人に寄り添えるのではないでしょうか?


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