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どうせおばさんって思ってるんでしょ
私は、一般企業で事務として働いている。
女性の多くいる職場で、50人中45人が女性。
そして、その多くは40〜50代のお母さん世代の方々。職場での、その世代の方々は少し腫れ物に触るように扱われることもあり、私も周りからは「やりにくいでしょ」と言われることもある。
しかし私は、自分が3姉妹の末っ子だからなのか、女性のたくさんいるバイトを経験したからなのか、女性の環境に抵抗がなく、その40〜50代の
明るい色のアウターが似合わない
頬にあたる風が少し暖かくなり、
空が水色になって
外のお花が色づいてきた。
もう、春だ。
*
寒い時期は、暗め色で我慢していた分、
春になると、
ちゃんと明るい色を身に纏いたくなる。
パステルカラーのトップス。
水色のリブニットやミモザ色のトレーナー。
試着もせずにウキウキで購入。
わくわく。
ブルベ冬の私でも、
メイクも華やかにしたくなって
似合うかを無視して、
まぶたに、パステルのピ
秋の日に頂いたおくりもの
すこし冷える日だ。
時期的には春だが、この肌寒さで思い出した。
昨年の秋にいただいた手紙の話。
*
私は、一年ほど文通村という媒体を通して
文通をしている。
自分よりも人生の先輩方が多く、
知らない世界を教えてもらえる上、
自分の書きたいことだけが書けるので
ちょうどいい距離が保つことができ、
意外にも続いている趣味の一つだ。
その中に、
元国語の教師、いまは定年退職された
ゆうじさんとい
ガラスの家に住む者は、石を投げてはいけない
近藤さんは、私が赴任したときには
パーキンソン病で休職をしていた。
会わずしても、前評判は沢山聞いた。
変わった人だったらしい。
かつては課長だったが、
ものの10年で失脚し、
平社員になったらしい。
女性ばかりの職場の中で、
みんなが"お察しする中年男性"だった。
*
そんな近藤さんは、
実際に一緒に働いてみると、
とても優しいおじさんだった。
電話対応はとても上手で、
声を荒げていた
本命彼女か見極めるためのスタンプラリーをしていた
「ド本命彼女になるには?」
「本命になるための4つの方法」
「男が本命にだけ見せる仕草」
最近、本屋でもSNSでも
この手のものが多すぎる。
じつは私も
少し前までこの考えに取り憑かれていた。
*
前の彼と付き合い始めた時。
私は彼のド本命彼女になったと思い、優越感の絶頂にいた。
だけど、
何気ない彼とのことがただ幸せだったのに、
女友達へのマウントの材料にしてしまったことがある。
そ
もうカテゴライズするのは やめてくれ
社会人になってから、
勝手にカテゴライズされて
勝手に判断されることが増えた。
*
先日会社でこんなことがあった。
12月23日、私は有給をいただいた。
クリスマスが
三連休になることに気がついた先輩方から
「クリスマスなにするの」
と前日から10回以上きかれて、
少し辟易としていた。
なんとなくクリスマス前は
交わして乗り切った。
しかし、そんなことでは逃してくれず
26日の出社後、
30
知らないこと、それだけで人が死ぬ
半年に一度、悲惨な虐待のニュースが
世間を賑わせる。
多くの虐待は母でなく、
子供にとって血の繋がりのない母の彼氏から
されることが多いらしい。(大体のケースでは母が養育費か生活保護をもらって生活をしていて、それに恋人があやかっているらしい)
それにしても、
パッと出の彼より子供の価値が下になるの?
と信じられず、
1年前、ある虐待死事件の裁判の記録を読んだ。
*
エリート義父が子を虐待し
「結局、〝自分と同じ人〟はいないんだって悲しくなったことない?」
2020年の冬、
わたしはこの質問をある男性にした。
*
思えば、私は、ずっと小さい頃から、
一緒に生きてくれるパートナーを探していた気がする。
ひとりでこの世を生きていける気がしなかった。
同性でも、異性でも、
自分と同じ価値観、考えの人を探してきた。
このとき、私は2年付き合った彼と別れた直後で
ひどい喪失感に襲われていた。
今思うと、完全に
次の依存先を探していたように思う。
*
どうして周りに恵まれてると思う?それはね、
これは、
「自分は周りに恵まれてる」と
鼻高々に言っていた彼が
私に1年前にくれた言葉だ。
*
1年前、私は失恋がきっかけで、
死にたがりで自暴自棄になっていた。
どうしてうまくいかないんだろう。
もやもや。どうして私だけ。もやもや。
そういえばいつもそうだったな。もくもく。
今までの人生も何もうまくいってない。ぼーー。
ともやもやとした黒い煙に
もくもく包まれて、希死念慮が爆発していた。