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特にスキなnote

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何度も読み返したくなる素敵な言葉が沢山詰まったお気に入りnoteのまとめ。ジャンル問わず。
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記事一覧

29歳、友人と疎遠になるその前に。

29歳、友人と疎遠になるその前に。

29歳。
世の中一般的にみて、今まで一緒に過ごしてきた友人たちと疎遠になりやすい時期らしい。
特に、女性はそれが顕著らしい。
同棲、結婚、妊娠、出産、それに伴って、仕事の変化、転職などなど。
この時期、女性のライフステージの変化は著しい。

たしかにそんなようなことは聞いたことはあったけれど
26歳、27歳のとき、私の周りには、私と同じ独身の友人も多くて、あまり現実味を感じていなかった。
けれど、

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29歳独身、親友の結婚に涙する。

29歳独身、親友の結婚に涙する。

最近、毎日のように周りで誰かが1日に1人くらいのものすごいペースで結婚している。
そんな中、私には好きな人もいなければ、彼氏さえいない。

そんな現実を自分自身あんまり意識したことがなかった。
別に一人でも事足りていたし、忙しいし
もちろん、いい人と巡り合えればそれでいいなぁなんて、なんとなーく思っていたくらい。

そんな中、私の親友が3月に結婚することになった。

あとから気持ち悪がられることが

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娘の帰省で知る潮時

娘の帰省で知る潮時

離れて暮らす娘が先日しばらく帰省していた。
この日に帰るよという連絡をもらった時は、そりゃあ嬉しくて、よく晴れた日に彼女の部屋の窓を開け放ち風を通したり、布団を干しておいたり。
何が食べたい?と聞いて食材を準備したり。
そうだ、ちゃんと家中…特に水回りを綺麗にしておくか、と念入りに掃除する。
このあたりで、ふと「ん?」と自分のやっていることに、これまでとは違う感覚を覚えたものの、忙しいので気にしな

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植物は置き場所、人は居場所が大事よね。

植物は置き場所、人は居場所が大事よね。

今日のNHK「趣味の園芸」で フィカス(ゴムの木の仲間たち)のことをやっていて、「置き場所が一番大事」と言っていました。まぁ、大概の植物は 育て方云々の前に…場所さえ合えば 放置で育つのですが、日本も地域差で環境が大きく異なりますので、一般的な育て方の情報通りに世話をしているのにダメにしてしまうことは多い訳です。そうなると、『やってみないと分からない』という無責任にも聞こえるアドバイスが 実は一番

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「私のごほうび 」to doリスト

「私のごほうび 」to doリスト

noteを始めたのはいいものの、相変わらず日々の細かなことや仕事、いろいろなものに追われてじっくりと作り込む時間が取れませんが、今日はふっと湧き上がったことを文章にしています。(そうやっていかないと記事増やせない気がしてる。)

疲れた時やしんどい時、よく自分だけのご褒美をいくつかto doにしておくといいよ〜。って聞きます。
ぼんやり頭では好きな事がありますが、私にとってそれはなんだろうな??と

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読書日記(20240329)〜「きのう何食べた?(よしながふみ)」からみる家事分担の気づき

読書日記(20240329)〜「きのう何食べた?(よしながふみ)」からみる家事分担の気づき

よしながふみさんを尊敬している。
10代の頃、「ボーイズ・ラブ」というジャンルを知り、同人誌の世界ものぞき見た20年以上前のこと。よしながさんはすでに地元・九州でも、同人業界で一歩、すすんだ心理描写の作品を描く「やおい(主に男性同性愛を題材にした漫画・小説の総称)」作家として、知られていた。

その後、私は上京・遠回りしながらも就職、結婚して子どもを持つ。
よしながさんは気がつくと、あっという間に

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依頼が絶えないウエディングプランナー34歳@広島【後編】ピンチは私を成長させてくれる

依頼が絶えないウエディングプランナー34歳@広島【後編】ピンチは私を成長させてくれる

 仕事に関わる全員が気持ちよく、笑顔になる状況です。例えば、お客さんから「こんなことをこの予算でやりたい」と言われた時、お花屋さんに、単純に希望内容と限られた予算だけを伝えると「むちゃぶり」になります。
 そんな時、私は「とてもすてきな新郎新婦さんがこんな楽しそうな結婚式をしたいと望まれていて。あなたにしか形にできないと思うのだけど、どうかな」とお願いします。
 依頼された人がうれしくなる、やる気

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星野源の哲学にきっとあなたも感化される。エッセイ集『いのちの車窓から』

星野源の哲学にきっとあなたも感化される。エッセイ集『いのちの車窓から』

星野源さんのエッセイ集『いのちの車窓から』の文庫版が、2022年1月に発売された。
星野さんのエッセイ集としては3冊目の作品で、2014年から2017年まで雑誌『ダ・ヴィンチ』で掲載されたエッセイが収録されている。

私は書籍版の発売当時(2017年)にすでに読んでいたけれど、文庫版を読み返し、あらためて星野さんのエッセイの魅力を再確認した。
そして私が思う彼の文章の魅力を、誰かに伝えたくなった。

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サマソニの星野源が良すぎた

サマソニの星野源が良すぎた

サマソニで星野源を観た。

サマソニ1日目、BEACH STAGEで18:15から。
その日の暑さは尋常ではなくて、休憩をとっていた幕張メッセから一番遠いBEACH STAGEまで行くのを躊躇していた。

思ったより体力が回復したのと、外も風が出て比較的涼しく感じたので、せっかくだし…とまだ若干重い腰を上げてBEACH STAGEへ向かった。

結論、めちゃくちゃ良かった。
泣いた。

一曲目の『

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産後の抜け毛に、夫がひとこと。

産後の抜け毛に、夫がひとこと。

髪の毛というものは、恋人の頭についている時は、こんなにも愛しいのに、床に落ちた途端、おぞましいものに変わるのは、なぜだろう。

大学生の頃、辞書を片手に読んだフランス人作家の小説に、こんな一文があったことを覚えている。

詩的でなめらかな文であったのに、その生活感あふれる描写がとても気に入り、当時愛用していたルーズリーフバインダーの裏表紙に、原文を書き写して持ち歩いた。

私はこの作家の感性に、こ

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「学校がつまらない」という我が子と1年半、自由を求め、村に移住し、夏にサバイバル野宿に行き、たどり着いた先は「いつもの教室」だった。

「学校がつまらない」という我が子と1年半、自由を求め、村に移住し、夏にサバイバル野宿に行き、たどり着いた先は「いつもの教室」だった。

小学校4年生の頃からだろうか。
息子が「学校がつまらない」と毎日言いながら帰ってきていた。
良い友達に恵まれ、勉強もうまくいっているのに、なぜ?
これは「どうしたら学校が楽しくなるのか?」について、私と息子との自由を求めた人生の旅行記である。

自己決定権のなさを息子は「自由ではない」と感じていた。最初、息子はよく「自由がない」と言っていた。
それをもう少し要素分解してみたくて、色々質問をしてみた

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「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

ある日、学校から帰ってきた息子が唇を震わせていた。
小学2年になった息子は学校でのことをあまり家で話したがらないが、その日は様子が違ったので「何かあったの?」と聞いてみた。

「仮面ライダー幼児って言われた。仮面ライダーが好きなのは赤ちゃんか幼稚園児だって。」

マジか、そんな超くだらないこと1ミリも気にしなくていいじゃん、と内心思ったが息子はひどく傷ついていた。

「あなたは仮面ライダーが好きな

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「あのとき優しくできたこと」に救われる日がいつか来る

「あのとき優しくできたこと」に救われる日がいつか来る

以前、優しくありたいという文章を書いた。

優しくありたいと思うこと自体が優しいということだと、いろんな人から言葉をもらい、改めて自分でも考えてみた。

結局のところ、僕がなんで優しくありたいのかと言うと、自分自身が自尊感情低くてコンプレックスにまみれて生きづらさを感じているこじらせた人間だからにほかならない。

そう見えないように、そんなことを気にせずに楽しく生きている演技をして生きていて、でも

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長女の「考えすぎるのは効率が悪いと気づいたんだよね」の話 byとけいまわり

長女の「考えすぎるのは効率が悪いと気づいたんだよね」の話 byとけいまわり

私:最近どう、何か困ってることとか悩んでる事とかある?

長女:あ〜、今のところないね。おだやか〜に暮らしてるよ。

私:へえ〜、いいねえ。穏やか〜に暮らせるコツってあるの?

長女:何事も考え過ぎずに、まあ何とかなるや〜とか、もうこの辺で十分かな〜ってぼんやりのんびりすることかなあ。

私:いやあ、それが中々できないんだよねえ。つい考え過ぎちゃって。

長女:そうだねえ、前ね、すんごい考えすぎて

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