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気分が明るくなるエッセイ

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鬱々としたエッセイが多いので、それらが苦手な方はこちらのみご覧ください。
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無茶苦茶の“無茶”は単独で使うのに“苦茶”は単独で使わないのはどうして?

無茶苦茶の“無茶”は単独で使うのに“苦茶”は単独で使わないのはどうして?

手元に辞書がないので、ネットで検索してみた。

むちゃ‐くちゃ【無茶苦茶】[名・形動]「むちゃ」を強めていう語。「—を言うな」「—に暴れる」「—な値段」 [補説]「無茶苦茶」は当て字
注記
「無茶」は、筋道の立たないこと。むやみなこと。「苦茶」は、「無茶」の意味を強める。「無茶」も「苦茶」も、当て字。

むちゃ【無茶】[名・形動]
1筋道が立たず、道理に合わないこと。また、そのさま。「—を言う」「

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「好きです!」が繋げる線

「好きです!」が繋げる線

流行りの音楽を積極的に聞くタイプではないため、周回遅れの出会いとなったが、とても好きな歌詞を見つけた。

YOASOBIの『群青』
本当に今更。2024年9月時点でもうすでにYouTubeのMV再生回数は1.8億に達しているし、THE FIRST TAKEも1億回を突破している。
意識していなかっただけで何回も耳にしたことのある曲ではあるが、歌詞を見ながら聞いたのは初めてで、そしてその歌詞の力強さ

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狭い世界が集まった広い世界

狭い世界が集まった広い世界

まちなかをフラフラと歩きまわる(徘徊ではない)のが好きだ。

特に好きなのは黄昏時。
昼と夜の境目の時間帯。
私が住むところは昼間人口が極端に少ない。みんな外へと働きに、学びに行ってしまう。だから昼間は大抵静かで、ときおり手押し車の老人とすれ違ったり、職業不定のお喋りが聞こえたりする程度だ。

黄昏時になると町が動き始めるのがわかる。
踏切の遮断機が下がる音がしてから20分、町に灯りがともる。車や

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レッツグミニケーション

レッツグミニケーション

学校にはいろいろな先生がいる。
大卒1年目で着任して真っ先に苦手意識を持った先生がいた。
どこからどう見ても体育教師だとわかる風貌をした男性教員だ。
その人自身が何か発言をしたわけではないのだが、高校時代に体育から逃げ続け、本能的に体育教師に恐怖を覚える体になってしまった私にとって、その先生はできれば怒らせたくない、関わりたくないと思ったのが第一印象であった。

しかし、運が悪いことに、校務分掌の

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高校時代に紡いだ言葉に救われる話

『何かしてあげるだけじゃ友達とはいえないじゃん』
『嫌いだって言えるのはそれだけその人を意識してるからってことじゃないですか』
『多分、好きの反対は無関心』
『余計なことはいくらでも入れるのに、大事なことは結局なにもいえない』
『嫌でも、私はこうやって生きていくしかないんだよ』

全部、高校生の時の自分が紡いだ言葉。

二度と思い出さないって思ってたけどふとした時頭をよぎるのは自分が紡いだ言葉たち

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学びを止めないということ

学びを止めないということ

2回目の“今までと違う夏”が終わった。

大学は8割くらいオンライン授業で、夏休みの思い出話に花がさかない新学期だ。

4分の3が過ぎようとしている。
4分の2を“当たり前じゃない”生活が覆った。

私は勉強が好きだ。
学ぶことが好きだ。
自分の知見を広げることが好きだ。
空っぽの脳みそに知らなかったことが詰まっていく感覚が好きだ。
知らない話を聞くことが好きだ。

だからつまり、大学での学びが好

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夢を叶える。

夢が叶った。
そんな経験は誰もができる体験ではないと思う。
幼い頃に描いた夢を実現できる人はほんの一握りだと思う。だからこそ、オリンピックの時期になると多くのアスリートの人生を特集して、多くの人が涙を流すのではないだろうか。

幼稚園の時の夢はケーキ屋さんだったと思う。教育番組の影響だったのだと思う。ティラミスを作りたいからケーキ屋さんになりたいと言っていた。

小学校の時の夢は特別支援学校の先生

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父と私のスパイスカレー(2022年執筆)

キャラウェイは太古の時代から、人と人、人とモノを結びつけるおまじないに使われていたという。
父とは長らく会えなかった。さかのぼること22年前、生まれた時から離れ離れの生活は始まっていた。仕事の都合で長期出張が多く、また普段の仕事でも朝早くに家を出て夜遅くまで帰ってこなかった。中学校に上がるころには、一年の大半を台湾と中国で過ごすようになっていた。大学受験の時には、家族LINEに送られた入学式の時の

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地元を離れて気づいたこと

地元を離れて気づいたこと

大学進学を機に上京したのはもう6年前になる。
都内の大学に合格し生まれ育った地元を離れることに、特別な感情はなかった。2つ上の姉も東京の大学に通っていたこと、数年前に他界した曾祖母の家が大学から通える場所にあること、曾祖母の家はファミリー向けの団地であることなどの理由から、上京すると言っても姉の住んでいる家に引っ越すだけで、不動産巡りや家具の新調などは一切なかった。これまで母と弟と暮らしていたのが

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本屋さんよ永遠に

本屋さんよ永遠に

7.8月は本を大量に買った。
新書・小説合わせて30冊弱ほど。
書店で購入したものもあれば、ブックオフやAmazonで中古品を買ったものもある。

基本的に本は書店で購入したい。もちろんブックオフでもいいのだが、とにかく手にとって軽くパラパラとめくってみたり、同じ作者の別の本と比べてみたりして至高の一冊を買ったり、あるいは店員さんの愛の溢れた手書きポップに一目惚れしたり、新書ではタイトルだけで購入

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私が先生でいたい理由

私が先生でいたい理由

うつ病を患ってから、多くの人に先生をやめる選択肢を提案される。でも、私の中には先生をやめるという選択肢は存在しない。

私が先生になりたいと思ったのは高校の時の恩師に憧れたからである。
それでも、文学部から教職課程をとって教員採用試験を受けるに至るまでのモチベーションは他のところにあり、それがまさしく、私が先生でいたい理由である。

大学生の時にとある選挙事務所でバイトをした。結果的に議員になるそ

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助けてもらう勇気

助けてもらう勇気

私は割となんでもソツなくこなせるタイプであると思う。
新しいアイディアを実現可能性が高いものから低いものまで思いつくままに提案してみたり、提案された実現可能性が高いアイディアの枠組みを明確にするための手立てを考えて実行に移してみたり、あるいは事務的な作業も一度説明を受ければ大体のことは合格点をもらえるペースで完了できる。

アイディアを思いつくことが得意なのは、日ごろからたくさんの情報を吸収するよ

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「信じる」を否定しないこと

「信じる」を否定しないこと

まず、前提として、私は特定の宗教を信仰していません。そして宗教や神様を信じる人を批判するつもりも否定するつもりもありません。さらに言えば、神様や仏様について宗教についてどのくらいの知識があるのかと言えば、ほとんどありません。だから、もし自分に確固たる信仰がある人がこの文章を読んで不快に思ったり傷ついたりしてしまったらごめんなさい。

私のおじいちゃんは浄土真宗を信仰しています。どのくらい敬虔なのか

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毎日コツコツから見える尊敬

毎日コツコツから見える尊敬

筋トレを始めた。
きっかけは低血圧に悩まされていることと、家で何もせずにダラダラしていたら太るだろうなと思ったことである。
文化部出身の私に筋トレの知識はなく、とりあえずYラジオ体操をするところからはじめてみた。高校生のときに体育の授業で合格するまでラジオ体操をやらされた苦い記憶が蘇ってきたが、そのおかげなのか音楽を聴くだけで勝手に体が動く。とはいえやはり、日頃の不健康は如実に現れラジオ体操第一だ

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