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朝の日記について 聡子流モーニングページ

朝のルーティンの中に「朝日記」がある。

私の朝のルーティンについてはこちら。

昔は日記といえば午後から夕方に書くことが多かったのだが、モーニングページという存在を知り、朝にも1回日記を書くことにしたのだ。

私の「日記」の定義は、一般的には「書く瞑想」とか「ジャーナリング」と呼ばれているものに近い。
その日にあった出来事・事実よりも「感じたこと」「考えていること」「感情」といった、内面的なことを吐き出す行為である。

モーニングページとは

モーニングページとはジュリア・キャメロン氏の著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本の中で紹介されているワークのこと。

  • 紙とペンを用意する

  • 朝、起きたらすぐに書く

  • 手で書く

  • 思い浮かんだことを、ただひたすら書く

  • 3ページ書く

キャメロン氏のモーニングページとは、要約するとこんな感じ。

誰に見せるわけでもなく、ただただ頭の中に湧き出てくることを書いて吐き出す、という「書く瞑想(ジャーナリング)」の一種である。

起き抜けに3ページ?

ずっとやりたかったことを、とにかく今すぐやる。
そのために何をしたら良いのか?の一つの答えとして、自分の思考の整理をしようというのがモーニングページである。

本を読んで、私もやってみよう!と取り組んでみたものの、起き抜けに3ページも書くというのは結構しんどい。

・起き抜けすぐには吐き出したいほど言葉が出てこない
・眠くて何を書いているのか分からなくなる
日本語で3ページも書いたら、手が痛くなる
・3ページ埋める、という作業になりあまり意味を感じなくなった
・眠いまま書くので、あまり頭がクリアになった感じはしない
・自分の家庭のルーティン的に限界まで早寝をしても、睡眠時間を削らない限りモーニングページのための時間を確保することが難しい

色々と理由はあるのだが、我が家のルーティン的に、睡眠時間を削らなければこれ以上の早起きは不可能。

2ヶ月ほど無理して睡眠時間を削って書いてみたのだが、日中の眠気や他の作業への影響もあって、「モーニングページ」のルールは自分に合わないと判断した。

そもそも、日本語で3ページも書くってかなり大変である。
シンプルに手が痛い。指が痛い。
英語で書くから3ページなのではないか…?などと思ったりもする。


ジュリア・キャメロン氏の言いたいこと、伝えたいことは本を読んで理解したのだが、自分がそのために「朝起き抜けに」「3ページの日記」を書くことま向いていない。

モーニングページを紹介している人の中には「ただ◯を書き連ねるだけでもいい」とか「あーーーー」とか「書くことがない」「眠い」でもいいからとにかく書いてみることが大事、と言う人もいる。
でも頭が回らなすぎて言葉が出てこないのだから、出てくるようになってから書けば良いのではないか?と私は思うのだ。

自分に合わないことをしても仕方がないので、自分流にアレンジして実践することにした。

聡子流の朝日記(モーニングページ)

私のモーニングページは、もはやキャメロン氏のモーニングページとはかけ離れたものになっている。
でもキャメロン流モーニングページを書いていた時よりもしっかり書けているし、頭もスッキリするし、睡眠時間や日中の他の作業時間を削ることもない。

聡子流モーニングページはこちら。
この方法で書くようにしてから、調子が良い。

  • 朝ご飯を食べ、朝の家事を片付けてから始める

  • 昨日見た夢や今日の予定についてなど思い浮かぶままに書く

  • 手書き

  • 数行でも良いし、3ページでも良いし、気がすむまで書き続けて良い

モーニングページを書いていた頃は、無理矢理3ページ書くために「あー」とか「もー」とか、無意味な文字でスペースを埋めていた。半分寝ながら線をかいているだけ、ということもあった。

今はエネルギーを体に入れてから書いているからか、ペンを持つとずらっと言葉が出てくる。ただの文字ではなく、ちゃんと言葉や感情が出てくる。

自分の感情や思考の整理をすることが目的なのだがら、時間や書く量にこだわる必要はないのではないかと思っている。

仕事始めの前に3行だけ、自分の気持ちを吐き出す時間を作ってみるだけでも十分だと思う。

その時の自分が書きたいことを、書きたいだけ書いて頭を整理すれば良い。

私の思う「日記」と「ジャーナリング」

ジャーナリング系の本を読んだりブログを見たりして感じたのは、そもそも私の思う日記の定義はジャーナリングに限りなく近いものである、ということ。

だからモーニングページを知った時も「それってただ朝に日記を書くだけじゃん」と思ったし、今現在もモーニングページという書く瞑想(ジャーナリング)を書いているというよりは、ただ日記を朝に書いているだけ、という感覚でいる。

朝に日記を書く習慣が身に付いてから前よりも気持ちの整理がしやすくなったように感じる。

詳しくはこちらのnoteに書いたので、興味のある方は是非。

キャメロン氏の本には、自分にプラスになるアドバイスがいくつもあった。
フットワークはかなり重めな方なので、「すぐにやる」というのはものすごくハードルが高いように感じていたのだけれど、朝日記を続けることで感じる変化だけでも十分一歩を踏み出せているな、とプラスに捉えられるようになった。


起き抜けに3ページ書け、とは言わない。
まずは3行、仕事を始める前に自分の気持ちを整理することから始めてみませんか?

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聡子
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