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家事を好きになるコツは〈ひき算〉と〈たし算〉
「わたし、家事がきらいじゃなかったのかも……?」
そう気づいたのは25歳のとき。
大学時代に参加したインターンシップの、同窓会でのことだった。
「結婚生活はどう?」と聞かれたので「家事がつらすぎて」と打ち明けた。
当時のわたしにとってそれは深刻な問題だった。狭いワンルームはゴミ屋敷状態。今日こそ!と思っても気づくと夕方で。
友人はきょとんとした顔をしたあと、破顔して「またまたぁー」とわたし
”気まぐれ猫”の夜の時間割
夜の過ごし方を思い返してみると、その時々で、異なる"色"があった。
子どもの頃は橙色。
高校生のときは眩しい白。
大学時代は深い紺色とたまご色……。
"いま"をいつか振り返ったとき、どんな色が見えるのだろう。
* * * * *
夜の時間割をざっくり決めて過ごしている。
21時台は戦いだった。
2人の子どもたちがずっとふざけたり、騒いだりして眠らない。
”母らしい”行動ではない
#今週の家事 朝の"DD"チャレンジやサンタしごとなど
こんにちは、実用書作家の三條凛花です。
家事術・ノート術・時間術の3本柱でブログを書いています。毎日更新3,576日目です。
たくさん書いているからこそ、すぐに流れてしまうのがもったいなくて、ここで1週間分の記事を紹介してみることにしました。
朝時間を充実させる、たった1つのルール皆さんは、朝の時間をどのように使っていますか?
早起きして朝活をしている人、いつもギリギリになって困っている人、
年に1度、文字の"揺らぎ"を調律してみた話
子どもたちが寝静まった深夜。
わたしは、大理石柄のデスクの、一番下の引き出しを開いた。そうして一年ぶりに、ある冊子を取り出した。
何年か前に100円ショップで購入した美文字練習帳だ。ほんの数ページしか手をつけていない。
でも、大丈夫。これでいい。
この練習帳は「1年に1度、1週間だけ」集中的に使うためのものだから。
9歳のわたしは、自分の書く文字がコンプレックスだった。
丸っこくて子どもっ
散らかってるから、レモンケーキを焼く。
1週間ぶりに自分ひとりのために外に出たら、空が深くなっていた。
香川の空はたいてい晴れていて、雲一つない快晴の日も多いのだけれど、その日はひつじ雲がふわふわと空の高いところを群れになって歩いていて、秋の訪れを感じた。
カフェの片すみで、時折外を眺めながら仕事を終えたわたしは、昼ごはんをつくるために家に帰って、ため息をついた。
床に放り出された新幹線や機関車。
青いレールがソファの下やら棚の下
Webライター9年目のわたしが伝える「すぐ原稿が完成する」3つのスキル[1章無料公開]
5歳の息子を乗せたバスが遠くなっていく。窓のほうからこちらを見て、まっすぐ一文字に口を結び、小さく小刻みに手を振っている。
「今日もはじまりましたねえ」
ママ友が疲れた顔で言う。お互い、小学生と幼稚園の子どもを持つわたしたちの朝は戦争だ。7時半に上の子を送り出し、9時過ぎにようやく下の子が出発する。上の子が帰ってくるタイムリミットは5時間後。
寂しさと開放感の両方がごちゃまぜになった気持ちで