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1時間だけ過ごした彼女のこと
いまから数年前。
私は他業種から転職したばかりの、生まれたてほやほやの新米コピーライターだった。
ひとくちにコピーライターと言ってもその仕事は広く、いわゆる広告コピーから求人広告、ポストに入っているようなチラシまでさまざまある。
私がそのころ担当していたのは、どちらかと言えば“コピーライター”よりも“ライター”に分類される、取材して原稿を書くタイプの仕事。
コピーライター養成講座に通ってなん
我が家のナウシカは前3巻だけ16年分古い
ナウシカが好きだ。
ジブリ作品の中でダントツに、
映画冒頭のユパ様とナウシカが抱き合うシーンから
泣いてしまうくらいには、ナウシカが好きだ。
実家には父が集めた
ナウシカの原作漫画が1〜3巻まであって、
読めない漢字もわからない言葉も多かったけれど
子どもの頃から何度も何度も読み返した。
この世界に自分たち人間は害かもしれないと
感じながらも生きることから
逃げ出さないナウシカがカッコ良くて
ひとの「やりたいこと」しりたい
ひとの「やりたいことリスト」見るのがなんか好きです。なんででしょうね。あ、それいいな、私も〜とか思うのが楽しいのかな。
なのでいま思いつくあれこれを書き留めておきます。
特に毎年言ってて結局やってないやつを!今年こそ!
01.落語を見に行く
新開地の喜楽館とか、天満の繁盛亭とか、ちょっと足を伸ばせばすぐ見に行けるのになぜか行ってないやつ。
演目も噺家さんもこだわりないけど、あえていうなら伊集院
小説って役に立たないじゃないですか。
そんなこと言う人って実在したんですね。
読書フレンドリー?な人しか
周りにいなかったことに、
そう言われて初めて気がついた。
いまある環境を当たり前と思ったらだめですね。
仕事のあいまの
ちょこっとした待ち時間に、
なんの気なしに
「本読みますか?」と聞いたら、
その人は「読みますよ〜」と言った。
うっかりうれしくなって
「おすすめありますか?誰がすきとか」って
返したとたんにばっさり。
憧れの文章は、小一からの手紙
仕事で文章を書くけど、個人として何を書きたいということは今のところない。
ただ、あんなふうに書いてみたいと憧れる文章に心当たりがあるとすれば、小学校1年生のときにもらった手紙だ。
差出人は、同じマンションに住んでいた男の子。
当時、マンションには私とその男の子を含めて 6人ピカピカの1年生がいて、一学期は毎朝一緒に登校した。
引っ込み思案でインドアな私と違って、その子はクラスでも明るく目立
あの頃よりマシだからと、ツラさに蓋をした #我慢に代わる私の選択肢
いくつもの病院を転々としながら、私は私の病気が治るなんてちっとも思っていたかった。
私のことを、私が一番あきらめていた。
アトピーと診察されたのは物心つく前のこと。
掻きむしって肌がぼろぼろになるから爪はいつも短く、小さい頃は夏でも長袖だった。
数えきれないほどいろんな病院に行った。
どうしてこんなになるまで放っておいたのかと、母が責められるのを何度聞いたことだろう。
放っておいたわけじゃ
あの大賞作品どうやって書いたか全部見せ!レッツ脳みそ開帳note
もうすぐ今年も終わりますが、もうちょっと受賞のよろこびをしがんでおこうと思い。
だいたい人生において「受賞」することってそんなにないのでスルメイカぐらいしがんでいます。どうもどうも。
本当は授賞式とかでみなさんに「どうやって書いたんですか」を聞きたかったけど、夜も遅かったしオンラインやしで聞けず。なので代わりに(?)自分がどうやってショートショートnote杯で大賞をいただいた「君に贈る火星の」を
ショートショートnote杯で賞をいただきましたわーいわーい
ショートショートnote杯でなななんと大賞をいただきましてありがたいことです。わーい。
いままでショートショートはおろか、物語を書いてみようなんて思ったこともなくて。
10月から「毎日投稿」を掲げてnoteをはじめたところ、410文字以内の制限付きコンテストを発見。「これは毎日書くネタとしてちょうどいいな」と思って書いてみた次第なので、賞をいただけて本当にうれしいです。
この企画がなければシ
君に贈る火星の【ショートショートnote杯】
お父さんは火星にいるの。
それは、君の母さんが咄嗟についた嘘だった。
彼女の嘘に乗じて、僕は君に手紙を出した。窓に鉄格子のついたこの部屋を、宇宙船に見立てて。
君が「かせいあて」に返事をくれたときは、涙が出るほどうれしかった。
片手で抱き上げられた君が、もう平仮名を覚えたんだ、と思えば、次の手紙では逆上がりができるようになっていた。
学校のこと。母さんに内緒のいたずら。初めての恋。空で言え