犬との生活 その1 毎日8Kmのお散歩の後の寝顔を素直に可愛いと落ち着いた気持ちで思えるようになった年金生活… 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
重い話が続いたので、日曜日だし緩く…
(毎日が日曜日になったけど一応曜日感覚は残存…
これが無くなるとボケの兆候と言われています(笑))
我武者羅に働いた現役時代は多忙で心に余裕が無かったけど…
年金生活になって余裕を取り戻しつつ有るという他愛もない話…
現役の方には頑張ればこう言う望外未来が待ってるからという応援歌かなぁ…
広島県呉市広に旅行に来ています。
宜しければ此方から、1ヶ月程度の滞在の様子が楽しめます。
ヨークシャーテリアの10歳ぐらいかなぁ… 宿泊先の飼い犬で雄のわんちゃんと毎日散歩三昧。ざっくり8Km程度の距離のお散歩を楽しんで居ます。人生で自分から意思を持って飼った動物は小学生時代のザリガニ、カエル程度。どうも生物系は肌に合わず非生物系の方が…
ザリガニは、弁財天様が祀られて居て、湧き水が沼の様な池を作っていたちょっとした河岸段丘の裾地で捕まえました。弁天池低湿地遺跡と言われて結構土器とか平気で拾える時代でした。近所の畑に入って土器を拾う子どもも… まぁ昭和なんで何とも緩い…
餌は池の近所駄菓子屋さんの烏賊(いか)。これを同じく駄菓子屋さんで買ったタコ糸に縛り付けて釣るんです。結構釣れます。まぁ食用という時代も直前まで…。でも流石にもう食用にする人は居ませんでした。
カエルは、同じ池からタピオカみたいな卵を持ってきて放置すると大量にオタマジャクシが発生。手足が生えて尻尾が小さくなると… 庭で飼っていたのですがいつの間にか学校に行っている間に黒くて小さなカエル達は逃げていってしまいました。ご近所迷惑ですね~。
以降は、動物とは距離を置く生活でした。まぁ親が飼った小鳥とかそれぞ吾妹のご希望でのヨークシャーテリアなんてのも身の回りには居た時期がありますが、学校や会社など外出が多く、主体的に飼うことは有りませんでした。
あっ、勿論そもそも私自身が動物の雄で、その意味では同種の雌とか子どもには人並みに(人並以上か(笑))に興味は有りますのでご安心を…
今でこそ遺伝子工学とか分子生物学とか、生命科学全般に大いに興味が有ります。これもまぁザックリした形態から私が生まれる直前に発見された遺伝子… 分子レベルへそしてそれを超えた物理屋的に馴染みのある世界へとどんどん精力的な研究成果によって精緻な理解が進んでいます。そのことで私にとっては身近な存在になってきました。
小学校低学年で祖父の他界を経験し、そこからその対極としての生(生命)、そもそもこの自分という意識は何処から来るのかを研究したいと思った時期も有りました。高校生時代だったので、脳神経分野の医学部経由で研究したいと思ったことも有りました。今思えば、現在最先端の研究が進んで居る人工知能、生命科学、不老不死などの分野を統合した世界を私は目指していたのでした。奇しくもサラリーマンとして多くの時間を賭したIT技術の進歩がその進歩に大きく寄与したという感じです。
また、大学生時代、理工学部の大学生活協同組合の書籍部に英文の原書を和訳した確か生命漂流、生命は宇宙から来た… というソフトカバーの本にたまたま出会いました。正に形態を超えた生命科学と宇宙が繋がっているという意味で、ぼんやり思っていた事が繫がって、その論理的構成が整理できたのでした。
そんな背景で、今目の前に居る、8Kmの散歩での疲れと帰宅後の食事で安眠を貪る幸せそうな(多分)ヨークシャーテリアを生物学的な存在としての1個体として眺めています。
素直に可愛い…
動物は押し並べて可愛いのですが、年金生活になって心が解放されて… やっと心からそんな気持ちを楽しめるゆとりが生まれてきました。こんな気持ちになれる未来が有るなんて想像していませんでした…
つづく