改めて、「今ここを生きる」ことの大切さを思い出す
昨日(九月十三日)に、ペンキ画家のショーゲンさんとライフアーティストのサトケンさんのコラボ講演会に行ってきました!
「誰のために生きる?」と言う本の著者であるショーゲンさんのことは以前にご紹介しましたが、とても素敵なペンキアートを描かれるので、いつかその絵を手に取ってみてみたいなと思っていたところ、その夢が叶いました!!
ショーゲンさんのお話は、ほとんどが本に書かれていることだったのですが、知っているエピソードなのになぜか、聞いているうちに涙が込み上げてくるんです。おそらくショーゲンさんの言葉に愛が乗っかっているからなのだろうなと、改めて言葉のエネルギーを実感した次第です。
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「作業の言葉」(宿題はした? 歯磨きは? 明日の準備は? など……)を投げかけるのではなく、今の氣持ちを聞こう! と思っても、日常生活に追われているとつい、行動も言葉も「作業」になりがち。
わたしも、氣付けば言ってしまって反省するのですが、そんな私は、ショーゲンさんの話の中で、三歳の女の子・ザイちゃんとのエピソードが大好き。それは「作業の言葉」ばかり言っていたショーゲンさんに対し、ザイちゃんが、
「ショーゲンの言葉には体温が乗ってないからあたしには伝わらない。言葉は相手をハグするように言うんだよ。ショーゲンはお母さんに抱きしめられたことがないの? だったらあたしが抱きしめてあげるね」
と言ってぎゅーをしてくれるというもの。
自分の幼少期を思い出すといつも泣けるんですね。皆さんは、お母さんに抱きしめられて育ちましたか? 私は、子どもが(年齢的に)許してくれる限りぎゅーっと抱きしめてあげようと思っています。
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ショーゲンさんがアフリカ・ブンジュ村の村長から言われたのは、「2024年は自分を愛してあげる年にすること」。自分の身体を自分で抱きしめて「いつも頑張ってるね」「愛してるよ」と自分に声をかけてあげると、忘れていた「愛されてきた記憶」がよみがえり、本来の日本人として生きることが出来るようになる、と。
私たちはつい、相手と比較して自分には「ないもの」や「欠点」に注目しては落ち込み、自信を失いがちです。しかし「ない」ではなく「ある」に注目すると、自分がいかに恵まれ、幸せであるかが分かります。特に日本人として日本に生まれたことは本当にラッキーなことなのだと。
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日本語に関するエピソードも印象的でした。日本語は、雨の降り方一つとっても様々な表現があり、「ぽつぽつ」といえば静かに、「ざあざあ」と言えば激しく雨が降っている様子が自然と目に浮かびますが、アフリカの人はその感覚がまったくないそうです。また色の表現の幅広さも日本ならではなのだとか。そういう話を聞くと、日本語を話せることが誇りに思えるし、より一層日本語を大切にしていきたいと思うのです。
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皆さんも、この素敵な日本語を扱う者として、意識的に自分や相手を愛する言葉掛けをしてみませんか? 喧嘩をしても、その日のうちに許し合う心の余裕が持てれば、日常生活でのギスギスした感じもなくなるのでは、と思っています。
「いやいや、そんなこと言っても許しがたい人はいるよ!」という方に「今日、誰のために生きる?」はオススメです。まだ読まれていない方はぜひご一読ください! また、全国で講演会をされているそうなので、お近くで開催される際にはぜひ足を運んでみてください!
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