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どうせやるなら楽しく働きたい。

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楽しく働くための仕事術から人間関係やマインド、組織や人材育成などについての持論を書き連ねます。 ボクの仕事に対するモチベーションの全てはここにある。
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記事一覧

自信の育てかた

ぼくは根っからの引っ込み思案。
子供の頃は小児ぜんそくで体も弱く、人前に出るのは大の苦手。

色白で白血病の疑いまでかけられたことがあったそう。

自分に自信がない。
学生時代にろくに勉強もせず、部活もそこそこにバイト。
学歴もない自分に自信を持つなんてことはなかった。

これはぼくだけでなく、多くの人が抱える不安なようにも感じる。

社会に出たばかりの新入社員などは特にその傾向はあるかもしれない

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百リモートは一対面にしかず

百リモートは一対面にしかず

全てのことは二者択一ではない。

生きている中でのさまざまな場面でみんな感じてるはずなのに、その違和感に気づかない。
議論や喧嘩や争いの元にとなるのはいつだって対立構造。

物事はいろんな側面があるのに、あるひとつの側面からみた対立構造だけでは語れなかったり、突然別の側面からの視点やなんなら感情まで入ってくると、もう何の話をしているのかわからなくなる。

もしかしたらリモートの打合せは、正にこの状

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利益を出すのは何のため?

利益を出すのは何のため?

企業というものは利益をあげるために存在している。

企業という組織で働く以上、我々サラリーマンの使命はいかに会社の利益をあげられるか。
昨年よりも1円でも多く利益をあげられるか、継続的に利益を稼ぎ続けられるかというのが仕事をする上で根本にあると思う。

そんな当たり前のことではあるが、企業はどうして利益を出さなければならないのだろう。
我々サラリーマンはなんのために利益を追求するのだろう。

株主

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トップダウンとボトムアップ

トップダウンとボトムアップ

トップダウン。

この言葉を聞いてどう感じるだろうか。

パワハラ、ブラック企業、オーナー企業、創業社長、
なんとなく、ネガティブな印象が多いようにも感じるのではないだろうか。

そこに働く社員たちの人格はもはやない、ぐらいの勝手なイメージがある。

一方でカリスマ社長、リーダーシップ、経営センス。推進力…。
こんな言葉にするとグイグイ引っ張っていくタイプの経営者の印象にもなる。 

そして、こう

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Excelで分析の鬼になる

Excelで分析の鬼になる

マーケティングにおいてデータ分析はとっても重要。

データ分析というと、ありとあらゆるデータを集めて
解析・分析・グラフ化して人の意図とは無関係の
無機質なもののようなイメージがあるのではないだろうか。

もちろんそういうデータサイエンス的な分析もあるだろう。

ただ、実際そんな難しいことをせずとも十分マーケティングはできる。

なぜ断言できるのかというと、ぼく自身がそんな難しい分析なんてできなく

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フレームワークより大切なもの

フレームワークより大切なもの

ビジネスにはいろんなフレームワークがあるけれど、フレームワークだけ知っててもなんの価値もない。

逆にフレームワークなんて知らなくても、考え方があっていれば問題ない。

フレームワークはあくまで考え方を体系的に整理するためのもの。

つまり、何をしたいのかによって、当然活用するフレームワークは変わってくるということなのだが、どうもフレームワークだけが一人歩きしてしまっている場面に遭遇することが多々

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SDGsの濫用

SDGsの濫用

もはや一般用語となりつつあるSDGs。
小3の娘すら学校で習ってきて興味を持ったのか、図書室でSDGsの本を借りてきている。

地球で生きる我々が、今後生きていくためには絶対的に意識していかなければならない指標。

もちろん企業はこれからの世の中のスタンダードとなるであろう考え方をいち早く取り入れることで、企業のイメージアップや株主へのアピールなどにある意味利用しているとも言える。

別にそれは悪

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アイデアのみつけかた

アイデアのみつけかた

大層なタイトルだが、予め言っておくと別にアイデアのみつけかたを知っているわけでは決してない。

ただ、みんながなんとなく憧れる”日常生活の中でのちょっとした経験からの気付き”とか”一瞬の閃き”なんてものは残念ながら存在しない、ということを伝えたい。

どれだけセンスがある人でも、何もなしに急に閃くわけがない。

それなのに、なぜか自分はセンスだけで、キラリと光る閃きでヒット商品を生み出したり、斬新

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忙しい若手ができる5つの工夫

忙しい若手ができる5つの工夫

年を重ねてくると、仕事の効率化や生産性の高い仕事ができてくるから残業も少なく早帰りができるようになる…わけではない。

もちろん経験やノウハウによる効率化や生産性の向上はあるだろう。
それでも、それだけで若手社員たちとそこまで差が出るだろうか。

ぼく自身の経験としてもそうだが、ある程度仕事を覚えてきた若手社員というのは一番上司や先輩からすれば使い勝手が良い存在。

実際、若手は忙しい。

会社か

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一歩進んでニ歩下がるのも価値になる

一歩進んでニ歩下がるのも価値になる

ぼくはたぶん、というか確実に要領の良い方の人間ではない。
勉強にしても、仕事にしてもどちらかというと要領はかなり悪い方だ。

勉強の方は早々にリタイアしてしまったが、仕事の方は生きていく上ではそうもいかず、要領が悪いからこそ一歩一歩前進できている。(と思っている、いやそう思いたい)

要領が悪いなりにも前進、などと聞くと随分努力家のように聞こえるが、実際のところ努力とかせずになるべくラクをしていき

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オン/オフのスイッチ

オン/オフのスイッチ

ぼくがサラリーマン人生をスタートさせた頃、まだまだ世の中はリゲインのCMのように(古い?)いわゆる“24時間戦えますか?”状態だった。

営業であったこともあり、“365日24時間取引先からの電話は何がなんでも出ろ”と教育されてきた。

もしかしたらただただブラック企業だっただけなのかもしれないが、転職することとなり辞める頃(入社から約5年後)には、そんな企業戦士的な働き方よりも仕事とプライベート

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あなたから買わない理由

あなたから買わない理由

とある小売業でバイヤーをしている。

多くの取引先から提案を受け
商談して商品を採用する。
そんな中で最近感じた
取引先営業さんのNG行動というか
バイヤーの心に刺さらない行動の
事例をいくつか紹介したいと思う。

あくまでこれはぼく個人の見解であり
もちろんこのやり方でもうまくいく場合も
多いかもしれないが
まだ経験の少ない営業をされている人などは
参考にしていただけるとありがたい。

自社都合

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責任感の育て方

責任感の育て方

仕事をしていると、さまざまなトラブルが発生する。

人は誰しも間違えるし、ミスをする。

人事異動や担当変更による認識不足、
ヒューマンエラーに機械の老朽化など
原因はさまざまあると思うが
トラブルが起こった時こそ
その人の責任感の真価が問われる
と言っても過言ではない、とぼくは思っている。

呆然と立ち尽くし思考停止に陥る人、
どうにか自分の責任を逃れようとして
上司への報告が遅れる人、
パニッ

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管理する組織のままでは変われない事実

管理する組織のままでは変われない事実

以前の記事”働くをアップデート(個人編)”で、自分自身の働き方について考えているうちに、企業としてのあり方も柔軟に対応していかないと時代に取り残されてしまうのではないかと感じるようになってきた。

ぼくとしては超絶ホワイト企業だと感じている当社においても、この1年で若手社員の退社が立て続けにあった。
個人としては今の時代、転職は当たり前だし自分自身のやりたいことを追求したり、キャリアを積んでいくと

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