短歌のようなもの4 平凡に楽しく暮らしときどきは背伸びしてみる行きかたでいる 欄干の下の鉄路のその下の川面にうつる遠き青雲 ぴいと鳴く鳥の羽ばたき目で追えば季節の花の先の白雲 卵屋と八百屋豆腐屋魚屋をめぐる昭和のおつかいだった