ととろん

※2022・9・13日更新 2022年9月中旬より現場に復帰することになりました。 そのため、『ととろん学級思い出日誌』は、毎日連載から、不定期連載にさせていただきます。 ご了承ください。 『記念日想い馳せ帳』『ちょこっと夕凪日詩』については、毎日連載していきたく思います。

ととろん

※2022・9・13日更新 2022年9月中旬より現場に復帰することになりました。 そのため、『ととろん学級思い出日誌』は、毎日連載から、不定期連載にさせていただきます。 ご了承ください。 『記念日想い馳せ帳』『ちょこっと夕凪日詩』については、毎日連載していきたく思います。

マガジン

  • ちょこっと夕凪日詩

    毎日ちょこっとだけ、日記のように詩を書いてみます。 生涯一大好きなマンガ「ヨコハマ買い出し紀行」の、 アルファさんのように、色んなものに目を向けて、 思いを巡らせ、綴り語りしてみます。

  • 記念日想い馳せ帳

    毎日の記念日に感じたことや、想像が広がっていったことを、 【想い馳せ帳】として、言葉で綴ってみたいと思います。 200字程度の文字で綴ってみます。

  • 不登校先生

    2021年の春に「うつ病」になりました。 15年間小学校の講師として働き、 この年もそのまま働くだろうと思っていた時に 突然自分にやってきた「うつ病、退職、療養の日々」について、 実際に体験した事を見つめなおしながら、それを元にして綴ったエッセイ小説です。 ※2023年5月現在、療養継続中です。

  • ととろん学級思い出日誌

    作者が15年間小学校の先生として子どもたちと過ごした日常の中で、 印象深く心に残っている出来事を、綴っていきます。

最近の記事

2023年12月24日

今年はクリスマスイブの有馬記念。 とはいえ、今はお金は少ないので、何とか1万円を、思い切って単勝勝負したものの、見事にハズレ。 なかなかそうはうまくはいかないもんだと思いながら、 空を見上げると、今日はどんより。 昨日土曜日は、虹色現象を纏った太陽が、 寒い空気の昼下がり、ゆらゆらと地表を照らしていた。 全くこのまま、雪でも降るのかね。 そう思ってため息をつく。 冷蔵庫には、引籠り用の食材をしっかり買い込んで、 部屋から出ずの準備は万端。 年賀状も書き終え

    • 2023年12月16日

      どんよりした土曜日は、昨日までの暖かさがうってかわって、 寒々しい肌感。部屋の空気も冷房の効いた涼しさのレベルから、 一気に冷蔵庫の中にいる寒さに格上げされている。 今日は外に出たくないなと思う気持ちが強くなると、 部屋が温まっても、何にもする気が起きないなという気分になり、 真っ白な頭の中のまま、ぼんやりと時間を過ごす。 時折うずく一年前の痛みの場所に少しおびえながら、 マッサージクッションで腰とおしりを揉み続けて、 お気に入りのドラマやらアニメを視聴しなが

      • 2023年12月13日

        やっと晴れた水曜日。週中だけど今日は仕事が楽な見込み。 それにしても、この青さ。二日間ごめんねといわんばかりの青一色。 ようやくの週中は、ぽかぽか陽気が顔まで届く一日だった。 帰り道、コンビニでお金をチャージしたついで買いで、 エガちゃんがうましらと言っていたチャーハンを購入。 家に帰ってレンチンしながらお風呂を溜めて、 烏の行水のように素早く風呂を終わらせたら、 ちょうど上がり際に、「ぴーっ、ぴーっ」とレンジが鳴る。 お風呂上りに早めの晩御飯のチャーハンは、

        • 2023年12月12日

          雨、雨、雨。 二日続けて雨。 冬にこんなに長雨は珍しい。 もう少し空気が冷えれば。 雪になるんだろうな。 そんなことを思いながら、 シャッターを押す。 どんよりもくもくの雨雲は、 見える限りの一面を覆い、 週明けから気分は落ち込んでしまう。 見上げた空が青空なら、気持ちも晴れるのに。 そんな心持ちを体が察したのか、 一年前痛んだところが鈍く痛み出した。 気分はまた落ち込む。 落ち込んでも職場に行けば、お給料が出る。 落ち込んだときにどう切り抜ける

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        • ちょこっと夕凪日詩
          492本
        • 記念日想い馳せ帳
          388本
        • 不登校先生
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        記事

          2023年12月11日

          雨の月曜日。一面分厚い雨雲が西から西からと流れ続けて、 空を覆い続けた週明けの月曜日。 昨日までの温かさもうそのように、冷たい風が強く、 タダでさえ落ちる気分に追い打ちをかけるように、 横殴りの雨が傘ごと吹き飛ばしそうな勢いで吹き荒れる。 週の始まりからこれはないよ、とつぶやくけれど、 今回の雨は容赦がなく、 「最近ずっと、晴れっぱなしだったから、たまにはしっかり降らせてもらうよ。」 と、そう言わんばかりに、勢いが強い。 まだお風呂には入っていないので、

          2023年12月11日

          2023年12月10日

          タツノオトシゴのような雲がゆったり空を流れる日曜日。 今日も暖かい。 昼前に外に出ると、昨日とはまた違う、5月の風のような薫る爽やかさが、 葉の落ち切った桜並木に、吹き抜けていく。 散歩コースになっている堤防上の遊歩道は、 家族連れや、自転車で走る中学生、ジョギングをしている人たち、 いつも以上に賑わっていて、 暖かい冬は、日曜日の多くの人を笑顔にしているのが伝わってきた。 タツノオトシゴのような雲が、「もうすぐ僕の年になるよー。」 と呼びかけているようで、

          2023年12月10日

          2023年12月9日

          西風に舞う天使の羽は、バレエダンスの舞台さながらに、 右と左、上と下でぐるりと見渡せば、物語を紡ぐような壮大さを展開している。 温かいオレンジの日差しが、空気まで冬であることを忘れさせてくれるような土曜日。 今日も何にもしたくない。何にもする気もない。 スマホを触ってゲームをして、動画を見てアニメとドラマを見て。 いつものオタ活な週末。 あと2週間で冬休みだが、あと2週間でプチ無職。 まぁ体を休めなさいよ。と、言いたくもあるけれど、 この一年でわずかばかりの貯

          2023年12月9日

          2023年12月8日

          影絵みたいな夕暮れ時の西の空。 太陽かと思った隙間の明るいのは、 街灯の明かりだった。 一週間が今週も終わり、 ほっと一息つきたいときに、 ほっと一息ついていいよと言ってくれるような素敵な景色が 目の前に広がると、 何だか、今週も無事に終えられてよかったという気持ちが、 じわっと体に沁みわたる。 冬休みまであと2週間。今年はあと23日。 すこしだけもらえたボーナスは、何とか生活するのにありがたいもので、 今日は少しだけ好きなもの食べようと、 王将の「ニ

          2023年12月8日

          2023年12月7日

          大事な教え子の誕生日。 今年も朝からおめでとうを送る。 5分もしないうちに返事が返ってきて、 「もう15年以上の付き合いになるね。」 と、しみじみ思う。 下弦の月からますます欠けた月が済んだアサゾラに浮かんでいる。 青く冷たい色の空に浮かぶ月が、 教え子の笑っている顔にも見えて、 長い付き合いのその子が、この一年もどうか幸せでありますように。 心から思った。

          2023年12月7日

          2023年12月6日

          帰り道の橋の上から、見下ろすと、西日を気持ちよさそうに浴びて日向ぼっこしているカモ達。 気持ちよさそうに、水面を泳いでいる。 静かに流れる川は、穏やかで波も立っていなくて。 カモ達の作る波紋が、キレイな円を広げている。 すこし温かに感じる風も、西日に温められているのだろう。 あっという間に、秋はいなくなり、すっかり冬の装いになった街は、 寒さもまた一つの色を加えているようで、 そんな中でゆうゆうと泳ぐカモ達は、 冬景色を楽しむお客さんのよう。 週中水曜日。今

          2023年12月6日

          2023年12月5日

          人生の中で最も長い親友と言える人は、 今腕一本で大成功を収めている人なのだけれど、 それでもまだ、本人の野望は広がっていて、 来年単身アメリカに旅立つということだ。 かっこよすぎる幼馴染は、3歳4歳の時の幼馴染で、 その20歳の時に一緒に奈良の大仏を見に行った親友。 自分にとっては1学年年上の兄貴分のような存在。 今の自分は、腰もまだ痛みが出るか怖い。その上この一年生き伸びるだけで精一杯で、 貯金はすべてなくなり借金だけが増え、 彼のように前を上を目指し続け

          2023年12月5日

          2023年12月4日

          下弦の月、朝の空に浮かぶ。 すっきりとした青空の月曜日。 青空の青さの分だけ今日も冷え込んでいる。 一週間始まるなと思いながらも、 今週こそはバイトに動こうと、面接の予約を今日にしていたけどキャンセルした。 というのも、月曜日。週明けはいつも仕事開けにぐったり疲れる。 おまけに今日は、職場ではバタバタ大忙しだからだ。 間違いなくへとへとになるので、 月曜日はやめておこうと思って、 なかなか踏ん切りのつかない自分に、嫌気がさしてきた朝の出勤路。 下弦の月が、

          2023年12月4日

          2023年12月3日

          今日は賑わうだろうから、いくのはやめとこう。 昨日はそんなふうに考えていたけれど、 賑わっている様子も見てみたい。 そんなふうに思いを変えて、昼過ぎに足を運んでみた赤馬館。 まだ建物が見えてくる前から、音楽が聞こえてきた。 寄っていくと、二軒隣の歯医者さんの駐車場で、ダンスのイベントが開かれていて、なるほどご近所さんのスペースも貸し出してくれて盛り上がっている様子。 イベントを横目に赤馬館の方へ進むと、 「あ、先生。いらっしゃってくださったんですね。」 という

          2023年12月3日

          2023年12月2日

          地図のような雲模様の、冬空になった土曜日。 大好きな事を思い出す。と同時に、忌まわしい記憶も思い出す。 大好きな事は、土曜日のとん万さん。明日が赤馬館の9周年のお祭りなので、 日常で通う自分などは、明日行くと邪魔になりそうだから、 今週も土曜日に食事に。今日は15時前になったので、 ケーキセットだけにする。チョコレートムースの上にサンタクロース。 可愛い12月らしい飾りつけに、とろとろぷるんぷるんのチョコレートムースの食感。 毎回店長さんのお手製ケーキは、1ホー

          2023年12月2日

          2023年12月1日

          謎肉まみれは「おお!」というインパクトがあったから、 帰り道のコンビニで目に留まった「エビまみれ」も、迷わず手に取って、 家に帰って早速調理してみた。 ・・・う~ん。 思ったほど「エビ」感がない。基準が謎肉まみれになっているからか、 エビは確かに多いけど、「まみれ」ほどかなぁ。 今週も一週間終わった。 今の任務のミッションも、とりあえず冬休みが目処だ。 今日も訳が分からんことになった者もいて、うんざりぐったりだが、 明日は休み明日は休み。 そんな始まりのエ

          2023年12月1日

          2023年11月30日

          楽に過ごせる一日になるかなと思えば、 また別の問題が降って湧いてくる。 この仕事のアドリブ感が好きだ。 とはいえ、問題ごとは毎回面倒くさい。 嬉しいようなワクワクするような問題ごとは、 そう起きるものではない。 そんな問題ごとも片づけて、やっと子ども達も帰したと思ったら、 もう、自分の終業時刻。 あっという間の一日は、どっと疲れが押し寄せるけど、 時間が過ぎる感覚もまた、ワープしているかのように早い。 11月の終わり、ドンより木曜日は、 思った以上にアク

          2023年11月30日