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古今集巻第八 離別歌 371番

人のうまのはなむけにてよめる

きのつらゆき

をしむからこひしきものを白雲のたちなむのちはなに心地せむ

ある人の馬の鼻向けの別れの宴で詠んだ歌
紀貫之
別れを惜しむ今から、すでにまた会いたい気持ちであるものを、白雲が立つようにあなたが旅立ってしまうこの後は、どんな心持ちがするのだろう

 素直なお別れの歌だと思います。「恋しい」は友人関係であれば、またすぐ会いたい、という感じでしょう。馬を「うま」と書いていますが「むま」と表記されることもあり、想像ですが「んま」と発音していたのではないかと思います。

#古今集 , #離別歌 , #紀貫之 , #うまのはなむけ , #白雲

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ちのみゆき
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