小島涼太郎

こんにちは!小島涼太郎と申します。日々の感じたことや取り組んだことを記録していきます。…

小島涼太郎

こんにちは!小島涼太郎と申します。日々の感じたことや取り組んだことを記録していきます。記事を読んで頂けると嬉しいです! ・自由律俳句 ・散文 ・随筆 ・詩 ・イラスト

最近の記事

自由律俳句 #414

【今年最後のハエかもしれない】 ハエがいた。 久しぶりに見たような気がした。 これから寒くなってくるから、 ハエを見るのは、今年はこれが最後かもしれない。 やっぱり暑さの影響でハエも減っているのかな? そういえば、 アリもあまり見なかったような気がする。 うーん、やっぱり暑さの影響なのかもしれないと、 なんでもかんでも暑さの影響にしてしまいがち。 これから涼しくなってきたら、 ハエもアリも見かけることが増えてくるかもしれない。 とすると、さっき見たハエは今年最初の

    • 自由律俳句 #413

      【あえて日向を歩く午前】 温度的に快適な日が少なかったと思う今夏。 涼しくなってきた風に誘われて、 休日の午前、散歩に出た。 良い温度、良い湿度、背中には追い風。 丁度良い、完璧。 しかし不思議なもので、少しだけあの暑さを思い出したくなる。 あえて日向を歩く。 少し取り戻した感覚と眩しさ。 青空と白雲は、 どうやら今日も同じようで、 夏の終わりが嘘のように感じた。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #あえて #日向 #歩く #午前 #温度 #

      • 自由律俳句 #412

        【夜までがいつもより早いと感じた日から】 玄関を開けると黄昏だった。 暗くなるのが早くなった。 カウントダウンが始まっているようだ。 空は温かいし、冷たい色。 電線が視界に入らない所を探しながら、 少しだけ歩いた。 全然見つからないから、 真上を向いた。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #夜 #いつもより #早い #感じた #日 #玄関 #開ける #黄昏 #暗くなる #カウントダウン #始まって #空 #温かい #冷たい #色 #電線 #視

        • 自由律俳句 #411

          【赤く咲いていたことを知っている】 歩道とコンクリート塀の90°に 一輪の赤い花 この場所では朝日を見ることはできない いつも見えるのは夕日だけ どこにもいけないから 赤く咲いた ここにいると伝えたくて 赤く咲いた 雨が降り 赤い花びらは全て落ちた 大丈夫 知っている 赤く咲いていたことを知っている #自由律俳句 #俳句 #散文 #詩 #赤く #咲いていた #知っている

        自由律俳句 #414

          自由律俳句 #410

          【夏休みの子ども達の声が目覚まし時計に】 窓を開けて寝る。 涼しい風よ、カモン。 翌朝、外から子ども達の声が聞こえて目を覚ます。 そっか、夏休みなんだ! いいなー、楽しそうだなー。 自分も夏休みだったら、 このまま二度寝しちゃうかも… ………z…z…zZZZ……… あっ!あぶねー! 寝坊するところだった… 子ども達の楽しそうな夏の声に、 助けられた朝なのでした。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #夏休み #子ども達 #声 #目覚まし

          自由律俳句 #410

          自由律俳句 #409

          【すっかり氷は溶け切った】 カップの中の氷は、 跡形もなく暑さと混ざって、 コーヒーの味を薄めた。 それを一口飲むと、 知っている夏の味がした。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #すっかり #氷 #溶け切った #カップ #中 #跡形 #暑さ #混ざって #コーヒー #味 #薄めた #一口 #飲む #知っている #夏

          自由律俳句 #409

          自由律俳句 #408

          【今宵も罪悪感という最高の調味料】 あーらら 腹減ったー こんな夜中に腹減ったー なーんか食べよかなー 袋麺でも食べよかなー やーっぱり やめよかなー 食ーべないで 寝ようかなー でもやーっぱり食べたいなー ささっと食べて 寝ようかなー いーけないんだー いけないんだー だーから痩せないんだー ……… みそ味にしました。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #今宵 #罪悪感 #最高 #調味料 #腹減った #夜中 #袋麺 #痩せない

          自由律俳句 #408

          自由律俳句 #407

          【濡らさないで付けた】 年に3回くらいやってしまいます。 髪を濡らす前に、 手にとったシャンプーを頭に付けること。 ちょっぴりもったいない。 ちょっぴり切ない。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #濡らさない #付けた #年 #3回 #髪 #手 #シャンプー #頭 #ちょっぴり #もったいない #切ない

          自由律俳句 #407

          自由律俳句 #406

          【カラスの羽根は触ってはいけないという幼い頃の記憶】 カラスの羽根が落ちていた。 拾って振り回したくなるけれど、 汚いから触っちゃダメと言われた幼い頃の記憶が蘇る。 だから我慢。 見なかったことにする。 次の日、 まだその羽根は落ちていて、 また幼い頃の記憶を思い出した。 でも我慢我慢。 見なかったことにする。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #カラス #羽根 #触ってはいけない #幼い頃 #記憶 #落ちていた #拾って #振り回したくなる #

          自由律俳句 #406

          自由律俳句 #405

          【1本だけ生えてくる】 1本だけ… 1本だけなんですけど… 細くて長い… 胸毛が生えてきます。 それをたまに抜くのが、 なんか気持ち良いのです。 今回の投稿で『連続投稿100週』を達成しました! いつも読んでくださり、ありがとうございます! #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #1本 #だけ #生えてくる #細くて #長い #胸毛 #生えて #たまに #抜く

          自由律俳句 #405

          自由律俳句 #404

          【どれだけ暑いかを伝えている】 午後の情報番組。 今日も日本の各地がどれだけ暑いかを伝えている。 30℃を超える数字を見ても驚かなくなってきた。 慣れとは恐ろしいものである。 そのうち、35℃あたりの数字を見ても驚かなくなって、 体温以下は涼しい印象になってしまったり…なんて。 というか、もうそうなってきているのかもしれない。 何はともあれ、 暑さに負けぬよう、暑さを増幅させぬよう、 暑い部屋で、 暑いという情報を見ながら、 暑さについて考えていた、 暑い午後

          自由律俳句 #404

          自由律俳句 #403

          【夜と朝と眠気の狭間にいた】 就寝中、トイレに目覚める。 カーテンの隙間から漏れている明かり。 夜でも朝でもない時間。 眠気を振り切らないように、 トイレを済ませて、 布団にもぐり込む。 もうすぐ夜が明けて、朝が始まるよ。 もう少しだけ、もう少しだけ、 おやすみなさい。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #夜 #朝 #眠気 #狭間 #就寝中 #トイレ #目覚める #カーテン #隙間 #漏れている #明かり #時間 #布団 #もぐり込む #も

          自由律俳句 #403

          自由律俳句 #402

          【見えないから音だけでいい】 夜のとある定刻。 外から聞こえてくる打ち上げ花火の音。 今年もそんな時期になってきた。 毎年、カーテンの隙間から外を覗くけれど、 この場所からはよく見えないことを覚えている。 だから見なくていい。 音だけでいい。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #見えない #音 #だけ #いい #夜 #とある #定刻 #外 #聞こえてくる #打ち上げ #花火 #今年 #そんな時期 #カーテン #隙間 #覗く #場所 #覚えている

          自由律俳句 #402

          自由律俳句 #401

          【曇天に遠くからの球場アナウンス】 微かに聞こえてくる球場アナウンス。 近くで野球の試合でもしているのでしょう。 風が時折強く吹く、曇天の午前。 試合が終わるまで、 雨は降らないであげてほしいな、 なんて思いながら、風を感じる。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #曇天 #遠くから #球場 #アナウンス #微かに #聞こえて #近く #野球 #試合 #風 #時折 #強く #吹く #午前 #終わるまで #雨 #降らないで #思いながら #感じる

          自由律俳句 #401

          自由律俳句 #400

          【ちょうど1周】 学生時代はずっと陸上部でした。 トラック競技をやっていて、主に短距離を走っていました。 陸上部に入った経緯は、友達に誘われたからです。 入部当時、足は速くもないし、遅くもなかったと思います。 陸上を始めて、競技用のトラックが1周400mだと知った時は、 なんだか中途半端な距離だなーって思いました。 5周走れば2000mで、10周走れば4000m。 でも、陸上競技の種目には2000mも4000mもなく、 近い距離で言えば1500mと3000mがありま

          自由律俳句 #400

          自由律俳句 #399

          【カレンダーめくってなんとなく疑う】 おかしいな、おかしいな。 もう6月だ。 おかしいな、おかしいな。 あっという間だ。 おかしいな、おかしいな。 さてはおそらく、 おかしいな、おかしいな。 タイムスリップでもしたのかな。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #カレンダー #めくって #なんとなく #疑う #おかしいな #6月 #あっという間 #さては #おそらく #タイムスリップ

          自由律俳句 #399