小島涼太郎

こんにちは!小島涼太郎と申します。日々の感じたことや取り組んだことを記録していきます。記事を読んで頂けると嬉しいです! ・自由律俳句 ・散文 ・随筆 ・詩 ・イラスト

小島涼太郎

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最近の記事

自由律俳句 #423

【いつの間にか耕されていた花壇】 色とりどりの花が咲いていた花壇。 いつの間にか耕されていて、 今は土だけ、何も無し。 季節が通り過ぎて、暖かさを待っている。 次もきっと素晴らしく咲く。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #いつの間に #耕されて #花壇 #色 #とりどり #花 #咲いて #今 #土 #何も #無し #季節 #通り過ぎて #暖かさ #待って #次 #きっと #素晴らしく #咲く

    • 自由律俳句 #422

      【葉っぱ落下率99%の木】 ふと見た木。 ちょっぴり枝に残っている葉。 葉がたくさん残っていた頃を想像すると、 ちょうど、 まさにあれはちょうど、 葉っぱ落下率99%の木だ。 寒そうな木。 寂しそうな木。 次の季節を待つ。 あの葉っぱが全部落ちたら、 今年も冬が来る。 冬まであと1%だ。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #葉っぱ #落下率 #99 #木 #ちょっぴり #枝 #残っている #葉 #想像 #ちょうど #寒そう #寂しそう #次 #季節

      • 自由律俳句 #421

        【落ち葉を散らかしたのは風】 午後の駐車場。 落ち葉が散らかっている。 あちらこちらに落ち葉。 小さい落ち葉。 小さい落ち葉。 小さい落ち葉。 大きい落ち葉。 とても大きい落ち葉。 小さい落ち葉。 小さい落ち葉。 とても小さい落ち葉。 別の日の駐車場。 落ち葉が少なくなっている。 ちらほらと落ち葉。 小さい落ち葉。 小さい落ち葉。 大きい落ち葉。 散らかしたのも風。 片付けたのも風。 秋を連れてきて、 秋と飛んでいく、 風。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆

        • 自由律俳句 #420

          【消えないように動いている】 問題です! 私はあるところで消えないように動いています。 さてどこでしょう? レッツ!シンキングターイム! カチカチ、(←時計の秒針の音だよ) 最近寒くなりましたねー。 カチカチ、 紅葉が綺麗ですねー。 カチカチ、 次回の句は落ち葉の予定ですー。 ピピー!(←シンキングタイム終了の合図だよ) さーて!シンキングタイム終了です! 正解は… 「トイレ」でしたー! 人感センサーの照明が消えないように動いていましたー! 首や腕を

          自由律俳句 #419

          【迷い込んでいる落ち葉】 ショッピングモールの入り口付近の、 ジュエリーショップの前の通路に、 落ち葉がひとつ落ちていた。 来店する人々の風に運ばれて来たのだろう。 茶色くて、カサカサだけど、 そこに見えるガラスケースの中よりも、 その落ち葉の方が、今は魅力的に見えた。 用事を済ませて、その通路に戻ると、 まだある落ち葉。通路の中央。 人目を気にして、さっと拾い上げて、 外の風に混ぜて帰した。 秋の羽根みたいだった。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #

          自由律俳句 #419

          自由律俳句 #418

          【西日が遮られるのを待っている】 この時間、 あっちの方向に曲がりたいけど、 きっと眩しくて、 目を開けていられない。 あと少しで、 あの雲の後ろに隠れるから、 2つ先くらいで、 曲がることにしようと、 オレンジ色の世界で、 思っているんだ。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #西日 #遮られる #待っている #時間 #あっち #方向 #曲がりたい #きっと #眩しく #目 #開けて #少し #雲 #後ろ #隠れる #2つ #先 #曲がる #オレンジ色 #

          自由律俳句 #418

          自由律俳句 #417

          【曇天を吹き飛ばす妄想をして深呼吸】 カーテンを開けると曇りだった。 柔らかい頭痛に片方だけ目を閉じる。 きっとこれは夕方まで続く。 薬を飲むか迷いながら、 水だけ飲んだ。 できれば今日は静かなところで過ごしたい。 妄想の世界も曇天で静寂。 痛みのせいで、 青空をうまく思い浮かべられない。 深呼吸して風を生んだ。 明日はきっと晴れると思う。 よくあるいつものおまじない。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #曇天 #吹き飛ばす #妄想 #深呼吸 #カーテン

          自由律俳句 #417

          自由律俳句 #416

          【便座が温かくて逆にビックリ】 ヒンヤリした冷たい便座に慣れていたから、 温かい便座に座って、逆にビックリ。 今年もこうやって、暖かく、寒くなっていくのです。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #便座 #温かく #逆に #ビックリ #ヒンヤリ #冷たい #慣れて #座って #今年 #こうやって #暖かく #寒く

          自由律俳句 #416

          自由律俳句 #415

          【雲に隠れた月を背に】 中秋の名月を見忘れて、 翌日の満月を見忘れて、 昨日見た月は、雲に隠れていた。 でも、明るくて綺麗だった。 いつもより黄色が強かった。 満足、満足。 月に背を向けて、歩き出した帰り道。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #雲 #隠れた #月 #背 #中秋の名月 #見忘れて #翌日 #満月 #明るく #綺麗 #いつもより #黄色 #強かった #満足 #向けて #歩き出した #帰り道

          自由律俳句 #415

          自由律俳句 #414

          【今年最後のハエかもしれない】 ハエがいた。 久しぶりに見たような気がした。 これから寒くなってくるから、 ハエを見るのは、今年はこれが最後かもしれない。 やっぱり暑さの影響でハエも減っているのかな? そういえば、 アリもあまり見なかったような気がする。 うーん、やっぱり暑さの影響なのかもしれないと、 なんでもかんでも暑さの影響にしてしまいがち。 これから涼しくなってきたら、 ハエもアリも見かけることが増えてくるかもしれない。 とすると、さっき見たハエは今年最初の

          自由律俳句 #414

          自由律俳句 #413

          【あえて日向を歩く午前】 温度的に快適な日が少なかったと思う今夏。 涼しくなってきた風に誘われて、 休日の午前、散歩に出た。 良い温度、良い湿度、背中には追い風。 丁度良い、完璧。 しかし不思議なもので、少しだけあの暑さを思い出したくなる。 あえて日向を歩く。 少し取り戻した感覚と眩しさ。 青空と白雲は、 どうやら今日も同じようで、 夏の終わりが嘘のように感じた。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #あえて #日向 #歩く #午前 #温度 #

          自由律俳句 #413

          自由律俳句 #412

          【夜までがいつもより早いと感じた日から】 玄関を開けると黄昏だった。 暗くなるのが早くなった。 カウントダウンが始まっているようだ。 空は温かいし、冷たい色。 電線が視界に入らない所を探しながら、 少しだけ歩いた。 全然見つからないから、 真上を向いた。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #夜 #いつもより #早い #感じた #日 #玄関 #開ける #黄昏 #暗くなる #カウントダウン #始まって #空 #温かい #冷たい #色 #電線 #視

          自由律俳句 #412

          自由律俳句 #411

          【赤く咲いていたことを知っている】 歩道とコンクリート塀の90°に 一輪の赤い花 この場所では朝日を見ることはできない いつも見えるのは夕日だけ どこにもいけないから 赤く咲いた ここにいると伝えたくて 赤く咲いた 雨が降り 赤い花びらは全て落ちた 大丈夫 知っている 赤く咲いていたことを知っている #自由律俳句 #俳句 #散文 #詩 #赤く #咲いていた #知っている

          自由律俳句 #411

          自由律俳句 #410

          【夏休みの子ども達の声が目覚まし時計に】 窓を開けて寝る。 涼しい風よ、カモン。 翌朝、外から子ども達の声が聞こえて目を覚ます。 そっか、夏休みなんだ! いいなー、楽しそうだなー。 自分も夏休みだったら、 このまま二度寝しちゃうかも… ………z…z…zZZZ……… あっ!あぶねー! 寝坊するところだった… 子ども達の楽しそうな夏の声に、 助けられた朝なのでした。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #夏休み #子ども達 #声 #目覚まし

          自由律俳句 #410

          自由律俳句 #409

          【すっかり氷は溶け切った】 カップの中の氷は、 跡形もなく暑さと混ざって、 コーヒーの味を薄めた。 それを一口飲むと、 知っている夏の味がした。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #すっかり #氷 #溶け切った #カップ #中 #跡形 #暑さ #混ざって #コーヒー #味 #薄めた #一口 #飲む #知っている #夏

          自由律俳句 #409

          自由律俳句 #408

          【今宵も罪悪感という最高の調味料】 あーらら 腹減ったー こんな夜中に腹減ったー なーんか食べよかなー 袋麺でも食べよかなー やーっぱり やめよかなー 食ーべないで 寝ようかなー でもやーっぱり食べたいなー ささっと食べて 寝ようかなー いーけないんだー いけないんだー だーから痩せないんだー ……… みそ味にしました。 #自由律俳句 #俳句 #散文 #随筆 #エッセイ #今宵 #罪悪感 #最高 #調味料 #腹減った #夜中 #袋麺 #痩せない

          自由律俳句 #408