3月31日博多座にて鑑賞。ケラクロス「骨と軽蔑」虫が人の運命を変えてしまうのが面白かった。遺言状は書き換わり来るはずのない召集令状が届く。現実も取るに足らないと思われている小さな存在や出来事が大勢の人の運命を変えているのかもしれない。虫と敏腕編集者の二役ミロンガの衣装が良かった、
D地区「おかえり未来の子」、確かにラストシーン、一気に舞台上の光景が現実に染み出してくる凄みがある。あと学会員役の男優たちの発声のヌケの良さに謎のリアリティを感じたり。企画故か見た目すかすかの立て付けで確かに喜劇なんだが、だからこそ単体で尺を気にせず作り込んだ上演も観たいと思う。
6/30 演劇「ART」キャナルシティ博多劇場にて鑑賞。出演:イッセー尾形、小日向文世、大泉洋。政治と宗教の話題と同様に、アート作品について語ることも、気をつけないと、人間関係を壊す深刻な対立を生むことがある。劇中の三人が仲直りできたのは、15年間育んできた友情があったからかな。