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スペースノットブランク「言葉とシェイクスピアの鳥」を観た。これが「意味」というものへの抵抗でなかったら申し訳ないけど私は140分かけて何も受け取れなかったというしかないと思う。
「言葉とシェイクスピアの鳥」は舞台の約束事をことごとく破る(明らかに恣意性があることをするのにそれが何にも繋がらない)ことによる「意味」への抵抗のように感じた。 まず最初に気づく違和感は客席がすごく無視されていること。ただ無視されているわけではなく、無視されていることが際立つくらい過剰に無視される。序盤に舞台に関する言及があるし、構成や舞台の使い方も舞台の上に全く違う虚構の世界を作るのではなく、舞台という今この場所にパフォーマンスが存在しているというある種メタな使い方をして