偏劇人【劇評を書く偏屈な人間堂】
世の中、お利口が多くて疲れません?/安藤奈津美が行ける範囲で岩手の劇場で見たものの感想/noteよく分かってない/読むとモヤモヤする/ご意見ご感想は記名で連絡してね。ないものにはお返事しないよ/ぜんぶ気まぐれ/このプロフィールは予告なく変更になります
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美の対極から美を叫ぶ〜もりげき八時の芝居小屋第187回公演高村明彦×藤原瑞基 往復戯曲ふたり芝居「地の底にて―At the bottom of underground-」鑑賞記〜
【本文は読み終わるまでに約4分かかります。予めご了承ください。】 そう長くない逡巡の末、衝動のまま、仕事帰りの私は電車に乗った。 言葉にしたい何かをもう一度きちんと見るために。 昨日と今日、盛岡劇場タウンホールで上演されたふたり芝居「地の底にて―At the bottom of underground-」は、タイトルにもあるとおり、演者でもある高村明彦と藤原瑞基が往復書簡の要領でシナリオを構築したという。 発売されていた上演台本では、両者がどのシーンを担当したか
にわかが人気シリーズの上澄みを啜り己の様に深くうなだれた話〜「ハリー・ポッターと呪いの子」と「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」鑑賞記〜
今日「ハリー・ポッターと呪いの子」(以下「呪いの子」)マチネを見てきた。 理由はシンプルで、8年来応援している俳優・迫田孝也がロン・ウィーズリーを演じると聞いたもののなかなか万障繰り合わず、ことここに至ってようやく足を運べたからである。 感想を端的に言うと、想像以上に没入して楽しんだ。敢えて無い語彙力を更にゼロにして言えば、なんかめっちゃとてつもなくエンターテインメントだった。目の前で箒は浮くし、キャストがどっからせり出たか知らん水に潜るし、なんか大小さまざまなサイズ
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