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初めて観劇するあなたへ

自分が小劇場に初めて行く時に知っておきたかったこと、知っていて欲しいことを書くので良ければ読んでください。 事前準備編チケット購入 役者さん扱いチケットを買おう。 専用URLや備考欄記入、予約フォーム内で選択式など様々だが、お気に入りの役者さんを選べる舞台が多々ある。 そのチケットを買うことで、役者さんの次の舞台に繋がるので、お気に入りの方がいるなら、忘れないように! 当日券の場合は受付で「〇〇さん扱いで」と言おう。 チケットを予約する時に入力するメールアドレスはGma

    • 能動的な観劇か受動的な観劇か

      個人的に観劇の仕方は2つに分かれる。それが「能動的観劇」と「受動的観劇」である。別に両者のどちらかが良いとか悪いとかを言うつもりは一切ない。なぜなら、どちらかが質的に劣っている訳ではないからだ。能動的に観る時と受動的に観る時では全く別な楽しみ方だと思っている。近年は教育面でも「能動的」を推し進められているから「受動的」にマイナスな印象が付いているかもしれないが、こと趣味においてはどちらでもいい。 しかし、作品を楽しむ上でどちらかの観劇方法を選択しなくてはいけない。 能動的で

      • 感想は鮮度が命って話とものの見方に関して

        個人的見解ですけど、観劇後の感想は帰り道に書いた方がいいですよ。ポジティブな感想でもネガティブな感想でも時間が経つと鮮度が落ち、当時の感情っていうのは薄れてしまう。 特にネガティブな感想は、変わりやすいから気をつけた方がいい。人間だからなのか、嫌な思いっていうのは忘れたくなるんですよ。忘れられなくても、「そこそこだったな」っていう風に思い出を書き換えてしまう。それは時間が経てば経つほど変化が大きくなる。だからこそ、感想はすぐに書くのが良い。 ネガティブな感想を書きたくない

        • 『怒りは理由。悲しみはYES!』を観た私の感情を吐き出させてくれ

          いつも以上に内容に触れない(触れようがない)し、いつも以上に感情が前に出て読みにくいと思うけど許してくれ。 まず、一つ言わせてくれ。 「なんなんだこの作品は!」 多分ですよ、多分なんですが、ほとんど内容を理解できていません。なのに、他の素晴らしい舞台と同じように観劇後になんとも言えない充実感を感じることができるんです。 理解してない作品なのに、普通充実感を感じるか!?って悩んだんです。けど、その悩みすら意味ないなって思いました。だって、この作品普通じゃないんですもん。前説か

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        初めて観劇するあなたへ

          "あえてグッズはコンプしない"という金欠の言い訳

          小劇場の話題です。金欠とかは置いといて、別の理由でコンプしなかったりする。ここで言うグッズはブロマイドのことを指しています。 まず、小劇場に行くまでブロマイドが定番のグッズだって知らんかった。だから、ブロマイドがたくさん並んでるのを見てすごく驚いたし、面白いなって思った。私も舞台を見た後、記念にブロマイドを少々買うことはある。しかし、全種類買うのはちょっと違うなって思ってしまうんだよな。 自分は考えるのが超大好きなんですよ。ブロマイドサンプルの前に立ち、「このポーズ可愛い

          "あえてグッズはコンプしない"という金欠の言い訳

          『広くてすてきな宇宙じゃないか』が "すてき" だったから共有したい

          60分とは思えない満足度、そして内容の深さでした。心温まる舞台っていうのはSNSで知っていましたが、ちゃんと心が温まる "すてきな" 作品でした。60分で内容が深いので疾走感を感じるものの、感情を置き去りにされることなく観れました。 アンドロイドと人間の関係性を描いた本作。今この世界を生きている私たちからすれば空想の世界とは思えない内容。そんな世界で起きるであろう心の問題に向き合っていた本作は見応え抜群。「もし自分がその立場なら」を考えてしまう作品は良い作品、という私の考え

          『広くてすてきな宇宙じゃないか』が "すてき" だったから共有したい

          私が『推し』という言葉を使わない理由

          『推し』という言葉が最近では幅広く使われるようになってきた。もともとはアイドル界隈でよく使われていた言葉であったが、今では食べ物や政治、趣味など、様々な分野で目にするようになった。この変化自体は否定すべきものではない。言葉の使われ方は、時代とともに自然に変化していくものだからである。 ただ、私自身はこの『推し』という言葉を使うことができない。というより、使うことが怖いのである。使ってしまうことを想像するだけで、ぞっとしてしまうほどだ。 最初に明確にしておくべきことがある。

          私が『推し』という言葉を使わない理由

          小劇場観劇が趣味の愛すべき愚か者たちへ

          この文章は私の考えの吐露であり、小劇場に対する愛です。間違ったことを言っているかもしれない、不快なことを言っているかもしれないけど、愛があることだけは知っていて欲しい。自分自身は小劇場と出会ってまもない人間ですが、小劇場が大好きです。そんな人間の独り言よければ読んでやってください。ただ一つだけ注意! 『私の趣味は観劇です。推し活ではありません。』 これだけは事前に言っておきます。頭の片隅にでも置いといて下さいな。 コスパってなんですか? 現代は何かと "コスパ" とい

          小劇場観劇が趣味の愛すべき愚か者たちへ

          6年ぶりにディズニー行った人間の話を聞いてくれるか?

          久々にディズニーに行った人間の独り言でよろしければ読んでください。 なんで私は舞浜に? ディズニーランドに入場する日に舞浜にいたのは、シネマイクスピアリで『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』を観ていたからである。その日は、前日に劇団四季のミュージカルを観た友達と一緒に映画を観ようと出掛けていた。 本来は映画を観てから解散のはずであったのだが、映画を観てテンションが上がった私たちは思わずチケットを買ってしまった。ディズニーリゾートラインに乗りながらチケットを買っている時の

          6年ぶりにディズニー行った人間の話を聞いてくれるか?

          『ハムレットの奇妙な冒険』がハムレットなのにジョジョ過ぎたから共有したい

          ハムレットもジョジョも詳しくない自分が観て良いものか、というより観て楽しめるのだろうかと不安があったが、ハムレットととしてもジョジョモチーフとしても楽しめた作品でした。 ハムレットの内容を一切知らずに観劇に行ってしまったため「これがハムレットなのか?」と疑問を持ちました。観劇後調べてみると、今日観た作品は紛れもなくハムレットでびっくり。ジョジョらしさを取り入れつつも、ハムレットをしっかりとやっていることに関心。 ジョジョ特有の雰囲気であったり、テンション感というものはしっ

          『ハムレットの奇妙な冒険』がハムレットなのにジョジョ過ぎたから共有したい

          『シュヴァルツ・ゼルドナー』がカッコ良すぎたから共有したい

          爆走おとな小学生『シュヴァルツ・ゼルドナー』2024.09.19〜09.22@中目黒キンケロ・シアター ※この文章は日記アプリに書いたものをコピペしたものです。誰かに読ませる前提で書いたものではないので読み辛い箇所があるかと思いますがご容赦ください。 正直なところ、ゼルドナー部隊の面々のビジュアルを見た時、キャラクター性の強さを感じすごく良いと思ったのと同時に不安もあった。キャラクターが強過ぎて、作品に入り込めるかなって。今作はどうだろうと思い観劇したところ、想像以上の内

          『シュヴァルツ・ゼルドナー』がカッコ良すぎたから共有したい

          『なんでもないトマトなのに』が衝撃だったから共有したい

          miwa produce。『なんでもないトマトなのに』2024.09.18〜09.22 @πTOKYO ※この文章は日記アプリに書いたものをコピペしたものです。誰かに読ませる前提で書いたものではないので読み辛い箇所があるかと思いますがご容赦ください。 この作品をどういう風に、説明すれば良いのだろうか。楽しい作品?否、面白い作品?否、苦しい作品?それだけでは足りない、大変難しい。しかし、無理やり言葉を付けるなら "心をすり減らしながら観る作品" とでも言うべきか。難しい。

          『なんでもないトマトなのに』が衝撃だったから共有したい