「ようやく」というか「今になって」というか、丸山圭三郎を読み始めた。 ソシュールの紹介者、ということは知っていたが、「フランス語の人」だったとは恥ずかしながら知らず、「ほ~」と思いながら読んでいる。
「永い言い訳」の小説版のほうを読んでるわけですが、小説の方が映画より圧倒的に残酷だなぁと思った。西川美和監督が映画的な制約を考えずに好きなように書くと、ここまで肌をザラっと紙ヤスリで擦られるように痛いことになるのか。そこが好きなんだけど。 #本のこと #小説 #西川美和