【読書感想文】#1『これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。』by中村航
大学図書館に所蔵されている中村航さんの『これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。』を本日読了した。備忘録もかねて、感想を書こうと思う。
私はこれまで、「小説の書き方指南書!」的な書籍は一度も手に取ったことがなかった。だが、小説創作に関する基礎知識が一ミリもない人が、面白い作品を書ける訳ないよね、と思い立ち借りてきた。そこで今回手に取ったのが、中村航さんの著作、『これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。』だ。
正直、読了後の一言感想としては、「打ちのめされた」である。何に打ちのめされたのか。小説を書くことは奥が深く、突き詰めようと思えばいくらでも突き詰められる ことを深く実感したからだ。この著作を読んで、学ぶことがとても多かった。それと同時に、「嗚呼、小説書きに関して、まだまだ私は勉強不足である」ことを教えてもらった。
以下に印象に残ったエッセンスと共に所感などを記していく。
共感しかない。うん、本当にそう思った。小説を書くってことは、しんどいことも多いかもしれないけど、書くことでしか見られない景色は、素晴らしい財産になる。それに、想像の翼を広げて自由に文学として自己表現ができるのは何たる喜びだろう、とも感じている。
なるほど。確かに、好きな作品のお気に入りの一節や心に残ったセンテンスを「写す」ということは、インプットになるし、ただ目で追うだけでは得られない「何か」がそこにはあるんだろうな。
…いやあ、本当に小説って奥が深い!!今後も様々な言葉や文章を吸収して、自身の糧にしていきたい。
只今絶賛短編小説を執筆中だが、早くも壁にぶち当たって続きが書けないでいた。この本は多くのヒントと学びを与えてくれた。ぜひ、得たことを自身の創作活動に役立てていきたい。
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