はまだみさと(淡濱社)

北の離島・利尻島で本の楽しみ方を多方面から模索中の地域おこし協力隊から開業した個人事業…

はまだみさと(淡濱社)

北の離島・利尻島で本の楽しみ方を多方面から模索中の地域おこし協力隊から開業した個人事業主です。「本の隠れ家」を作りながらいつか人を招けるようにするのが目標。また、「島のお助け司書」「読書の窓口」をこっそり営んでいます。4歳児の子育てと自分の事業と夫の家業の手伝いがライフワーク。

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【フリーペーパーまとめ】更新2024.9.2

 旧Twitter(X)上で出合った「ぺらふぇす」という催し。オンライン上のイベントでA41枚におさめた作品を制作して発表したり、ほかの人の作品を楽しむもの。  詳細についてはサイトをご覧いただくとして、そのイベントが開催されるタイミングに私もフリーペーパーを制作してみている。旧Twitter上で告知等はしたものの、SNSは流れていってしまうので、こちらに固定しておきたいと思う。新しいものを制作した際には、随時追加していく。 #ぺらふぇす2024参加作品「そもそも利尻って

    • 【本のこと#01】友人との会話記録9,19

       本は自由に楽しめばいいと思う。何を読んだって、どう読んだって、それはその人の自由。本を読まないのだって自由だ。そこに優劣も良し悪しもない。その人が、それでいいのであれば。少なくとも私はそう思う。  でも「文章が読める」力は生きていく上でやはり必要で、できないよりはできた方が確実にいい。文字が読めても意味を理解せず、音の羅列としてしか受け取らない、受け取れないとなると伝達ができない。コミュニケーションをとるのが難しい。そう思うと、それを養えるひとつの方法として読書は欠かせない

      • 遅ればせながらの自己紹介

         このnoteのアカウントを作ったのは実は4年前。投稿もしようと思っていながら、気になった人やお世話になった人をフォローして、記事を拝読する見る専門アカウントとなっていた。  それを開始?再開?しようと思ったのは、先日発行したZINE『INVENTORY』を制作したことが大きい。いろんな考えや思い、興味関心を残しておくものがほしくてZINEを制作しはじめ、紙媒体としてまとめた。紙好きとしては紙媒体として残すことは普通なのだが、やはり物質としての制限があったり、あとからあれも書

        • 【Fragment #01】夏の終わりに思うこと

           利尻島に移住してから7回目の夏が終わろうとしている。オレンジ色と黒い斑点のオニユリが咲き始め、空が高くなってきた。   利尻に住みはじめた2017年6月。実はその前に、利尻には一度訪れている。2016年の8月末、はじめての離島ひとり旅だった。その時はまだ、利尻に住むという選択肢はなかったけれど、こうして8年後にあの時に感動した景色の中に住んでいると思うとなかなか感慨深いものがある。  そもそも、利尻に住むことになったのは地域おこし協力隊という制度と使って、地域で仕事をする

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        【フリーペーパーまとめ】更新2024.9.2

          離島暮らし8年目の財産目録づくり

           利尻島というところに住み始めて、満7年を迎え、8年目に突入した。正直、島に来た時、こんなに長く住むとは思っていなかった。20代から30代になり、パートナーと出会い、子どもが生まれ、淡濱社という事業を始め……利尻島に来てから人生イベントが本当に多い。それから転機も。    30年ちょっと生きて、それなりの経験と知識が(偏っているにしても)身について、集まったもの、たまったもの、持っているもの、そんなものに思い馳せるようになった。  自分は何もできていない、自分は何も持っていな

          離島暮らし8年目の財産目録づくり