川上弘美「ぼくの死体をよろしくたのむ」読了。 中年期に差し掛かる人々の恋愛模様をメインとする短編集。最後の「廊下」が特に秀逸。 何もかも失う展開に、終盤はただ「消えないで…消えないで!」と悶える五反田地下のカフェの私でした。 年始からじんわりさせられたな。