川中紀行/コピーライター

広告の文章を書く仕事をしています。仕事も趣味も書くことですが、Jリーグは3チーム(清水…

川中紀行/コピーライター

広告の文章を書く仕事をしています。仕事も趣味も書くことですが、Jリーグは3チーム(清水エスパルス・ガンバ大阪・湘南ベルマーレ)を応援し、いずれのチームでもゴール裏に立ちます。 仕事の強みと実績はWEBサイトで→https://kawanaka-copywriter.com/

マガジン

  • いいコトバ

    あらゆるメディアで(インターネットを除く)、巷の会話で、私が「いいな」と思ったコトバについて書きます。

  • ソウ感ジタ。

    生活しながら感じたこと、考えたこと、体験したこと、について書きます。

  • 歌のある風景

    美景ばかりではありませんが、外出先や暮らしのなかで撮った写真に、短歌をつけてみました。

  • 今日の気になる言葉123

    ぴったり123文字で、できる限り毎日更新を基本に当社WEBサイトで(前世紀末の11月より)継続中です。http://www.present-inc.com/            あらゆるメディアで(インターネットを除く)、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」の解釈です。

  • noteコメントの善と悪

    noteのコメントから得られるポジティブな力と、 一方でマナー違犯とも言えるネガティブな コメントの側面について、 シリーズ化して語っていきます。

最近の記事

誰であっても、本能の赴くままに、やりたいと思ったことを、なんだってやっていいし、何だってできると教えてくれた。

株式会社メルカリ創業者で同社代表取締役 CEOの山田進太郎さんが、 学生時代の友人の川島優志さんを こう称えていました (先日の『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 』)。 この川島さん、 「Pokemon Go」の立ち上げに携わり いまなおその中枢にいる方なのですから それぞれに時代を動かしてきた二人が 社会に出る前から友人であったという、 稀有な関係だなと驚きました。 「進まないな」と思ったとしても、 なお愚直に進むエネルギーをくれる言葉です。

    • 「イスラム」とは、宗教ではなく生き方。

      ■神と共にある毎日 日本人は、困ったときに神さまを思い出すが、 「ムスリム(イスラム〈教〉への帰依者)」は、 幸せなときも、 いつでも毎日、神さまを思い出す と、 東京都豊島区南大塚にある イスラム(教)の礼拝堂 「マスジド(モスク)大塚」で 事務局長を務めるクレイシ・ハールーンさん (先週の『ACROSS THE SKY』)。 東日本大震災時から生活困窮者への支援を 続け、 いまその数は600人に上ると言う。 ■もっとイスラムを知りたい ムスリムにとって、 イスラム

      • 「らしくない」にチャレンジする。

        ■いずれにしても自分を信じる 松浦弥太郎著「伝わるちから」にある この言葉を、 素性を隠したまま 楽曲発表するプロジェクト から現れたNenashiさんが 紹介していました (数か月前の『ACROSS THE SKY』)。 ゲストが 自分の本棚にある本のなかから 人生に影響を与えた言葉を 紹介するコーナーでの一言なのですが、 Nenashiさんは最初、 松下幸之助著「道をひらく」から、 一つの道に「フォーカスする」言葉を 選んだのだそうです。 その言葉も気になりますが、

        • 「飼ってからわずか3カ月。」 と聞けばペットを飼う画像が浮かぶが糸井羊司アナは「買ってからわずか3カ月だった車」が先日の洪水で廃車になった事態をそう説明した(一昨日の『NHKニュース7』)。NHK以外の局アナも語頭にアクセントを置けない。話すスピード優先で意味は二の次だから。

        誰であっても、本能の赴くままに、やりたいと思ったことを、なんだってやっていいし、何だってできると教えてくれた。

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        • いいコトバ
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        • noteコメントの善と悪
          6本
        • テレビドラマの社会学
          5本

        記事

          足を止めさせるのに、一時停止の標識はいらない。It was back of DOBUITA Street near the Shioiri Sta.

          足を止めさせるのに、一時停止の標識はいらない。It was back of DOBUITA Street near the Shioiri Sta.

          正解がなくてはいけないというのが学校の文化になっているので、正解にできるだけ早くたどり着くことが正しいことになってしまっている。

          ■正解のない人生 「安保関連法に反対するママの会」発起人の 西郷南海子さんが、 学校現場をこのように評しています (『生活と自治』9月号)。 だから 「(人生のように)正解のない問題を考え、 意見を言うことが難しくなってしまう」 とも。 私は、私立中学の取材をしていましたが、 自由研究では自主的に目標を決めて 整理し考えながら(つまり示されない正解を 追い求めながら)発表まで進む機会を 多くの学校が取り入れていました。 学校現場の実態を知りたいです。 ■人生も“コス

          正解がなくてはいけないというのが学校の文化になっているので、正解にできるだけ早くたどり着くことが正しいことになってしまっている。

          あたかも別れ話が終わった後のような表情を、なぜ料金を支払う場で見せられなければいけないのか。

          ■私が何をした?と訊きたくなる冷たい表情 マクドナルドの店員の笑顔を見習ってほしい、 などと言っているわけではない。 しかし、 身近な小売店で、病院で、 普通に買い物を、治療をして 料金を支払うとき、 なぜ 窓口の女性に あたかも別れ話が終わった後のような表情を 見せられねばならないのか。 いや、それは時折、 告別式の受付で香典を待つ ような表情すら見せる。 そんな小売店が、病院が、 目立つ気がする。 料金をいただく 仕事の場で、 なぜそんな表情を見せられるのか、 研究対

          あたかも別れ話が終わった後のような表情を、なぜ料金を支払う場で見せられなければいけないのか。

          「不適切な。」 最近は社会規範から逸脱した言動全てをこう言うが、本来は「その場に相応しくない」という意味が強く「本人の自由だが」という余地が残される。だから性被害などにも使うのを聞くと違和感が拭えない。なぜ明確に「違犯」と言わないのか、右へ倣えの日本の典型例だ。

          「不適切な。」 最近は社会規範から逸脱した言動全てをこう言うが、本来は「その場に相応しくない」という意味が強く「本人の自由だが」という余地が残される。だから性被害などにも使うのを聞くと違和感が拭えない。なぜ明確に「違犯」と言わないのか、右へ倣えの日本の典型例だ。

          人々が目覚めるまで、この暴行は続くだろう。

          The beatings will continue until people wake up. COMME des GARCONSが運営する 東京・銀座のDOVER STREET MARKETで 猛暑の8月12日に見かけた言葉だ。 * 「beatings」には、 服従させようとして執拗に繰り返す 暴行という意味が込められている。 * SNSのフェイクニュースを悪用して、 イスラム教徒を狙った

          人々が目覚めるまで、この暴行は続くだろう。

          批判的思考を失わなければ、未来は変わる。[#未来のためにできること]

          ■平和の意味を忘れる日本人 「平和がいい」。 平和式典で レポーターは、 参加者のこんな言葉を 引き出せばお役御免だ。 そしてスタジオの司会者は、 こう結ぶ。 「平和のために、私たちに何ができるかを、 もう一度考えたいと思います」。 「思う」のだから考えすらしない。 「平和」はこんな風に曖昧化され、 日本人は、 平和イベントの中でしか 平和と向き合わなくなった。 ■気づけば野放しの防衛費 「平和がいい」と 言った次の選挙で、 殺傷能力のある武器輸出解禁を 議論もせ

          批判的思考を失わなければ、未来は変わる。[#未来のためにできること]

          まるで暗い洞窟の中へ入ってゆくような気持ち。

          「日本経済新聞/春秋」の コラム子が、 MCI(軽度認知障害)を発症した 義理の母の口からもれた この言葉を紹介している。 「情けないね」と言うことが 多くなった私の母も 同じ心境だろうか。 ■洞窟に入っていく認知症の第一人者 NHK のドキュメンタリー 「認知症の第一人者が認知症になった」を観た。 この「認知症の第一人者」とは、 1974(昭和49)年に 認知症の疑いを明らかにする検査 「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発し、 2004(平成16)年には、厚生労働

          まるで暗い洞窟の中へ入ってゆくような気持ち。

          迷わず自分で選んだ時点で、人生の進路変更は「よかった」になる。[#自分で選んでよかったこと]

          ■トップメーカーから無給のコピーライターへ ほかならぬ 自分の人生において、 迷わず選んだ道に 「間違っていた」と思うことは 皆無だと、 これから新たな人生を選ぶ方たちに伝えたい。 1983年7月、新卒入社し2年半勤めた 東証一部上場(当時)メーカーの 花王石鹸株式会社(当時)を退職し、 コピーライターの専門学校の 講師に弟子入りした私は、 翌月から失業保険で暮らす 無給のコピーライターとなった。 まだまだ“寄らば大樹”が 幅を利かせていたころで、 誰もが知るトップメー

          迷わず自分で選んだ時点で、人生の進路変更は「よかった」になる。[#自分で選んでよかったこと]

          見つけるものじゃなく感じるもの オルセー美術館に範を取った熊本・上通商店街に置かれたピアノを弾いた後、夫をガンで失った40台前半の女性は、幸せについてこう呟く(先日の『街角ピアノ』)。「地の底を這う」ように生きていた彼女は「やれる事は全てやって今がある」とこの言葉に辿り着いた。

          見つけるものじゃなく感じるもの オルセー美術館に範を取った熊本・上通商店街に置かれたピアノを弾いた後、夫をガンで失った40台前半の女性は、幸せについてこう呟く(先日の『街角ピアノ』)。「地の底を這う」ように生きていた彼女は「やれる事は全てやって今がある」とこの言葉に辿り着いた。

          グレープフルーツの謎。

          今年の夏、 改めてグレープフルーツと出合った、 そんな気がした。 それは実家の介護で ミカン好きの母のために、 ミカン代わりに買ったのが きっかけだ。 私も何の気なしにひと口かじると、 いきなり爽やかな香りの新鮮さが鼻腔に満ちた。 あのグレープフルーツの 明るくてやさしいイエローが視界に広がる 錯覚のなか、 果肉の粒々を押しつぶすと、 歯先に伝わるズズッという快感とともに 酸っぱいとも甘いとも違う みずみずしい果実味が、 口いっぱいにあふれてくる その瞬間が実に新鮮だった

          グレープフルーツの謎。

          自分さえ、味方だったらいい。

          そう語ったのは、 野呂佳代さんだ (先日の『ボクらの時代』)。 目立つ活躍ができなかった AKB48の一員から、 SDN48のキャプテンを務めた後で退団、 テレビドラマや映画、バラエティと 多方面でアピールするも、 自分の希望からは遠いタレント活動を 強いられていた彼女はいま、 テレビドラマのバイプレーヤーとして 注目される存在となっている。 「(周囲に『無理だよ』と言われながらも) 安藤優子さんのような どこかの放送局で 夕方の報道番組のMCになりたい」と言う 神田愛花

          自分さえ、味方だったらいい。

          noteコメントの善と悪~善(4)会話のトレーニングになる

          ■コメントを瞬時に返す 私は、 他の方のnoteにコメントする際、 あえて 「相手の話した内容を瞬時に把握して 瞬時に返す」、 会話のような送信を目指している。 「noteコメントが 会話のトレーニングになる」 というのは、 そんなコメント返しの効果を言う。       人と言葉のやりとりをするとき、 リズムを損なわない返しが 会話を盛り上げるが、 「相手の話した内容を瞬時に把握して 瞬時に返す」コメントは、 神経細胞間での信号(情報)の 「伝達速度」を上げ、 相

          noteコメントの善と悪~善(4)会話のトレーニングになる