スープとイデオロギー。いい映画だった。家庭用ビデオを回しているのかというくらいの密着度。済州島(チェジュド)4.3事件のこと何も知らなかった。 大阪は在日の町が身近にあり、在日の方は大阪弁を話す。 日本とか韓国とか北朝鮮。国籍。国境。思想。 もっと知りたい隣の半島のこと。
ヤンヨンヒ監督の『カメラを止めて書きます』。自伝的な作品だけれど、ディテイルにこだわれば、こだわるほと、逆にフィクション性が高まる。映像とノンフィクションと小説の距離を考える。黙るか、迎合するか。人は旗を振って生きるのかなあ。