くっつき離れ,傷つき傷つけられ,激しく憎しみ愛し合う,ポールと女たち。自制を欠き不機嫌なエステル,支配しようとするヴァレリー,冷静さを保つシルヴィア。かなしい時,うれしい時のBGMが状況と不一致なのは違和感を演出か。アラフィフの自分には,通った道だが,痛く,あと味ざらついた。
『007/慰めの報酬』を視聴。前作からの続き、からのまだ続く、とそんな作品。スパイ映画だけに誰が味方で誰が敵か、ただ信じられるのはMだけか。砂漠にある将軍の施設での大爆破のシーンは、かつての007シリーズに見られたド派手な演出。ボク的評価は☆☆★