Noricco

映画がとりわけ好き。本もアートも音楽も無くては生きていけない。自然も動物も情熱的に好き。料理の仕事をしています。パリとの付き合い、足掛け28年目。

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映画がとりわけ好き。本もアートも音楽も無くては生きていけない。自然も動物も情熱的に好き。料理の仕事をしています。パリとの付き合い、足掛け28年目。

マガジン

  • 私のヴィーガンスイーツ

    Ma pâtisserie vegan 私のヴィーガンお菓子(スイーツ) ヴィーガン100% のできるだけBio オーガニック( 自分の好みと仕事柄)素材を使い、マクロビオティックベースとまではいきませんが、喜び(plaisir プレジール)最大重視の、フランス菓子を遠目に追いかけて、、の願いを込めてのお菓子作りの記録。 Tarte aux abricots ( アプリコットのタルト)

  • 私のナチュラルクイジーン

    Ma cuisine Naturelle 私のナチュラルクイジーン  マクロビオティックベースの、時にヴィーガン、多々オーガニック(自分好みと仕事柄)、フランス料理も盛り込んで、日々の ma cuisine 、私の料理の記録。 Salade de petits épeautres aux petits légumes et tofu au basilic, Ratatouille douce ( スペルト小麦のサラダ、豆腐入りバジリコ風味 ラタトゥーユ)

  • 私のヴィーガンスイーツ

    Ma pâtisserie vegan 私のヴィーガンお菓子(スイーツ) ヴィーガン100% のできるだけBio オーガニック( 自分の好みと仕事柄)素材を使い、マクロビオティックベースとまではいきませんが、喜び(plaisir プレジール)最大重視の、フランス菓子を遠目に追いかけて、、の願いを込めてのお菓子作りの記録。 Tarte aux framboises et pistaches ( フランボワーズとピスタチオのタルト)

  • 私のナチュラルクイジーン

    Ma cuisine Naturelle 私のナチュラルクイジーン  マクロビオティックベースの、時にヴィーガン、多々オーガニック(自分好みと仕事柄)、フランス料理も盛り込んで、日々の ma cuisine 、私の料理の記録。 Quiche de tofu au basilic, Salade mixte aux herbes, vinaigrette aux algue - Vegan - ( 豆腐のキッシュバジリコ風味 ハーブのミックスサラダ 海藻ドレッシング - ヴィーガン- )

  • 私のナチュラルクイジーン

    Ma cuisine Naturelle 私のナチュラルクイジーン  マクロビオティックベースの、時にヴィーガン、多々オーガニック(自分好みと仕事柄)、フランス料理も盛り込んで、日々の ma cuisine 、私の料理の記録。 Salade de Lentilles vertes et Tofu fumé aux épices du Moyen-Orient ( レンティル豆とスモーク豆腐のサラダ 中東風スパイス風味 )

最近の記事

高峰秀子を観て語る〜女だらけの夜「浮雲」 ゲスト:二階堂ふみ

好きな女優は高峰秀子さん。高峰秀子さんの映画や著書、そしてあの丸顔と佇まいの美しさ、抜群のセンスのよさと品格、器の大きい人間的魅力、その生き様にあの文才!惹きつけられて、私の高峰秀子さん推し歴も長くなってきた(何十年と高峰秀子さんを好きな方も大勢いらしての)。 第二次世界大戦で戦地に行く若者が、高峰秀子さんのプロマイドを携えて彼の地で戦死して、そのプロマイドが遺品になって高峰秀子さんの元に返ってきたというエピソードもある、戦前の子役時代からの大スターであり大女優、 高峰秀子。

    • 小沢健二 LIFE 再現ライブ

      今までの人生で奇跡は経験済みだけれど(奇跡って、ある)、これも奇跡のひとつにカウント。35年来のファンの小沢健二さんの不思議なご縁が私に向いて、昨日8月31日の小沢健二さんのライブに、小沢健二さんから家族でご招待を受けて、満員の武道館へ行ってきました! 30年前の1994年8月31日にLIFEのアルバムが出たそうで、今回30年ぶりのLIFEの再現ライブ。ライブは子供同伴可。赤ちゃんも幼児も子供も、1000人くらいの子供も来ていたそうで、小沢さんのご子息、リオン君も登場。ライ

      • 幻の光 美食家ダリのレストラン

        信頼できる知り合いの幻冬舎の石原さんが、能登半島地震の輪島支援の為に「幻の光」が29年ぶりに特別上映されると告知をしていたので、渋谷まで自転車を飛ばして観に行く。「幻の光」( 1995年。監督: 是枝裕和 )。日本海の荒々しい黒い海と家々の黒い瓦が美しい。能登、輪島の当時の様子が見られた。きっと地震がある前まで、能登半島、輪島の光景は映画の中と大きな変化はそうもない、人々の生活が日々送られていたのではないかと思う。 そして現在は、復旧、復興支援も進められているようだけれど、

        • ジャン・へリオン展 デ・キリコもいた

          Jean Hélion ( ジャン・へリオン。1904ー1987 )。抽象と具象を統合した、非常に自由な作品を描いた画家。パリ近代美術館 ( Musée d’art moderne de Paris )で、2024年8月18日までジャン・ヘリオン展が開催されている。ヘリオンがどんな画家かの全くの知識がないまま、パリの大好きな美術館へ。大抵混んでないけれど程よく人もいて、展示はいつだって素晴らしい。今夏も任された仕事でパリに来ているので、休みの日に広々した空間でくつろぎたく、パ

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        記事

          小沢健二 高峰秀子 リンダはチキンがたべたい! 悪は存在しない 関心領域 鬼平犯科帳

          オザケンのコンサート(5月9日、NHKホール)に行って来た。懐かしの80年代終わりから90年代始め、渋谷界隈をさまよっていたあの頃。兄が大のレコード好きだったので、大学生になっても兄のレコード屋さんのハシゴによくついて行った。兄はフリッパーズギターになる前のロリポップソニックから小沢さんと小山田さんの推しだったから、いち早くフリッパーズギターの音楽を聞かせてもらっていた。ある晩の渋谷で、「ルイ・フィリップのライブには、小沢さんと小山田さんは絶対に来るから!」と兄が言うので、私

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          オッペンハイマー ドラえもん ルドルフ・ブッフビンダー ブランクーシ パリブレスト 四月大歌舞伎

          大変遅ればせながら、アカデミー賞受賞作が気になり、「オッペンハイマー」( 2023年。米。クリストファー・ノーラン監督・脚本 )  を観に行く。難しそうだけれど、オッペンハイマーの人なり、人は誰でもドラマがあるけれど、オッペンハイマーの生き様は半端なものではないから、原爆の父と呼ばれた天才物理学者ロバート・オッペンハイマーの功績と苦悩を観てみたい、知識は全く及ばないけれど、原爆が落ちた日本の日本人として原爆について無知過ぎるので、映画から何か感じてみたいと思った次第。難解な映

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          坂東玉三郎、かずゑ的、1月の声に歓びを刻め、落下の解剖学、反田恭平

          生、ライブを味わいたくて、食べ物がないのと生きていけないくらいに、改めて音楽や映画や生身の人間が表現するもの、それを自分の目で見てみたい欲求があるのに気付く。それが無い生活だとしんどくなってしまう。生身のものからエネルギーがもらえて元気になるのを感じる。食べ物以外でも栄養を吸収したくなるし、心身共に元気がないとそういう気持ちにもならないし、健康であることの素晴らしさ、日常に散りばめられた喜びを日々に見出して生きていきたい。 玉三郎。実際にこの目で一目見たく、2024年2月6

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          哀れなるものたち他

          こんな映画があるなんて!へんてこりんの唯一無二。かつて観たことがないような映画を作る人々がいて、それをたくさんの人々が観ていた昨日の昼下がり、東京日比谷。 何十年かぶりに、映画のパンフレットを買い求めた(角川映画の薬師丸ひろ子の映画のパンフレット以来)!頭の中を爆風でぶっ飛ばしてくれた衝撃度壮大な「哀れなるものたち」(ヨンゴス・ランティモス監督。2023年。イギリス)。アラスター・グレイ原作。エマ・ストーン演じるベラの奇想天外な冒険。どこまで行くの!?と、ちらっと感じつつ(

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          ナポレオンとポトフと宇宙戦艦ヤマト

          久々のnote。人生後半戦を過ぎ、人生は短いのかもしれない?!、、好きなことに集中、更に突き止めていきたいと、秋より2つのことに集中。先ずは、バッチフラワー。25年前に一度バッチフラワーにハマったことがあり、その時は当時住んでいたパリでレベル2まで進んだ。そうして今秋東京で、25年ぶりにバッチフラワーレメディクラスを再受講し、レベル3まで取り組み、テスト、課題をどうにかパスして、いよいよ残るはケーススタディ。バッチ博士が確立した、フラワーセラピーの哲学が何より好きで、 一貫し

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          宇宙探索編集部

          最高でした!宇宙探偵編集部 ( コン・ダーシャン-孔大山-監督。2021年)。わざとらしい笑いではなく笑いどころが満載。舞台は中国。人類、地球、宇宙の謎に正面から熱く真っしぐらに突き進む、廃刊寸前のUFO雑誌「宇宙探索」の編集長のタンが主人公。細部に笑いが散りばめられ、宇宙人の存在を確かめる為に、仲間を連れて調査の旅へ出る。兎に角はカメラの動き。撮り方も多様で無節操のようで、且つスピーディー。スクーリーンの中の後方、隅々にまでも細かに映し出される状況や様子、役者の表情などから

          宇宙探索編集部

          「ルー、パリで生まれた猫」  「熊は、いない」

          先週の雨の祝日、サッカーの練習も学童もお休みなので、1日中息子(9歳)の相手は面倒なので、私の好きな本屋さん→映画(映画→本屋)コースへ。新宿へ行けば紀伊國屋さんも映画館もあるし、何十年かぶりに中村屋のカレーをランチにもいいかなぁと新宿へ。中村屋のカレーは大行列で、1時間は十分に待ちそうなので却下。頭の中がカレーになった息子のリクエストでカレー屋さんを求め、映画の時間も迫ってくるし、新宿に疎いし雨降りでウロウロ。外国人しかいないような、中村屋のカレーの4分の1の値段で食べられ

          「ルー、パリで生まれた猫」  「熊は、いない」

          「ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家」「ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇」

          ゴダールは偉大過ぎて破格過ぎて、語り得ることは私にはほぼないけれど、やっぱり、「勝手にしやがれ」や「軽蔑」、「気狂いピエロ」などは、60年代の特別な輝きと猛烈に流行が盛り上がっていく時代の様子、ジーン・セバーグやブリジット・バルドー、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンドなど俳優陣の個性が映画からはみ出してきていて、今だにやっつけられ感のあるゴダールの映画。 ドキュメンタリー映画「ジャン=リュク・ゴダール 反逆の映画作家」(Godard seul le cinéma.

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          アルノー・デプレシャン監督  「私の大嫌いな弟へ」「いつわり」

          先月、日本に東京にアルノー・デプレシャンが来ていたなんて!アンテナをよく張っていないから、全く残念なことに、一目お会いしてお話を聞けたかもしれなかったのに!デプレシャン監督の映画愛を生で、わずかでも感じてみたかった。ですが、新作「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」( Frère et Sœur。2022年 )と、見逃していデプレシャン監督特集(東京日仏学院にて)の中から、まだ観ていなかった「いつわり」(Tromperie 。2021年)を観てきた。 20代半ばにパリに住

          アルノー・デプレシャン監督  「私の大嫌いな弟へ」「いつわり」

          「君は行く先を知らない」と「福田村事件」

          早く観ないと!と気になっていて見逃していた映画、 「君は行く先を知らない」( 2021年。パナー・パナヒ監督 )を観た。イランの映画はアッバス・キアロスタミ監督の映画しか知らないけれど(大好きで、以前キアロスタミ監督特集に通った)、パナヒ監督のこの映画も、心の深いところに刻まれる、静かに揺さぶられる感じがあって、また忘れられない映画がひとつ増えた。 イランの社会情勢は、普段は紙面上やニュース映像くらいの知識しかないけれど、30代の頃NYで出会った親友の親友イラン人の友人は、

          「君は行く先を知らない」と「福田村事件」

          アンナ=エヴァ・ベルイマン 「内なる旅」 展 パリ市立近代美術館

          パリの新聞、オブニー( OVNI。1979年からパリで発行されているフリーペーパー。フランスで生活する上で必要な情報を、ジャーナリストが独自に取材して提供している。オリジナルティ溢れる内容で、フランス、パリに住んでいる日本人ならば誰もが知っている情報誌。28年前に私もオブニーの掲示板で、パリ生活初めてのアパートを見つけました)で、“今期のパリで最高級の展覧会の一つであると思う”、というカルチャーページの記事を読み、これは行かねば、見てみたい!しかも私がパリで1番好きな美術館、

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          パリのパン屋さんへの思いと思い出

          何を今更の、今の流行りからは遠い彼方の話かもしれませんが、現在パリにいるにも関わらず、今やほぼアンテナを張っていない状態なので最新情報では全くないですが、思い入れだけはあったパリのパン屋さんについて、備忘録しておこう!と、パリのパン屋さんについての諸々の、28年前から現在までの思い出、やや長めのつぶやき。 パリのパの字もフランス語も何もできないまま、今の仕事に繋がるただ一途の深い思いで(仕事についてはまたいつか記してみるつもり。そのおかげの現在なので)、アメリカ 1年弱、イ

          パリのパン屋さんへの思いと思い出