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蛇の道
ここ1週間は色んなことが起こって、心穏やかに過ごせなかったので、週末はTVをつけないで過ごそうと思っている悠木です。
毎日どこかで人が刺されたり、事故が起きたり、山火事だったり、地震が起きたりと、【いつ何が起こってもおかしくない】ということを改めて感じる毎日でした。
もちろん、普段、事件や事故が起こらない日でも、【いつ何が起こってもいいように】と思って生活していますが、通り魔的犯罪に関しては、なかなか防ぐのも難しいですし、毎日防弾チョッキ着て生活はファッション楽しめないし、自分の中での線引きが難しいです(。ŏ﹏ŏ)
上記のようなニュースには関心あるのですが、民放の局は事件や事故よりも、芸能人の引退などを大袈裟に報じてますね。
正直、中居さんだけではないのにな…と言うのが私の本音です。
事実、芸能界はそういう方々の集まりなので、一般の方に知られていないだけで、漆黒の闇のように深いです。
時代が変わってしまって、すべてのことが晒されるようになったら、日本のエンタメ業界は無くなっていく気がします。
そういうことで成り立っている業界なので。
そんな時間の無駄になるようなことばかり報道しないで、ためになる報道をしてくれたら良いのに…
だから民放の情報番組って、個人的に苦手なんですよね。
時間が経てば、中居さんも紳助さんみたくなると思うんですよね〜。
人間って忘れっぽいですし、他人の過去のことはどんどん忘れていく生き物ですから。
当事者は忘れないかもしれませんが、他人の私達は、きっとすぐに忘れちゃうんだと思います。
私もPTSDあるので、忘れない出来事はありますが、その他のことはたいてい忘れていきます。皆の心が穏やかに過ごせる日はまだまだ先になりそうですね( ´Д`)=3
あらすじ
『岸辺の旅』(15)で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の監督賞に輝き、『スパイの妻 劇場版』(20)では第77回ヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞を受賞、『Chime』(24)のワールド・プレミアを第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門で行うなど、世界三大映画祭を中心に国際的な評価を次々に獲得し、世界中の映画ファンから熱い視線を浴び続けてきた監督・黒沢清。
『蛇の道』は、そんな黒沢監督が、98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクし、自ら「最高傑作ができたかもしれない」と公言するほどのクオリティで放つリベンジ・サスペンスの完全版である。
8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレは、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子の協力を得ながら、犯人探しに没頭。復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らの口から重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってきて……。
アルベールの復讐に協力する小夜子に扮したのは、黒沢監督からの熱いオファーに応えて出演した柴咲コウ。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17)でタイトルロールを演じ、『君たちはどう生きるか』(23/声の出演)、『ミステリと言う勿れ』(23)などの話題作への出演でも知られる彼女が、撮影の半年前からフランス語の厳しいレッスンに臨み、現地で2ヶ月間、実際に生活をして、パリで暮らす謎多きヒロインを完璧に自分のものにしている。
復讐に燃えるアルベールを演じたのは、第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員賞に輝く『レ・ミゼラブル』(19/ラジ・リ監督)で、フランスのアカデミー賞とも言われるセザール賞の主演男優賞にノミネートされた注目のフランス人俳優ダミアン・ボナール。さらに、『彼女のいない部屋』(21)などの監督としても知られるフランスの名優、マチュー・アマルリックが、黒沢監督がフランスで初めて撮った『ダゲレオタイプの女』(16)に続いて出演。『ネネットとボニ』(96)などのグレゴワール・コランと小夜子たちに拉致される財団の幹部に扮し、緊張感が支配する本作に独自のユーモアを持ち込んでいるのも見逃せない。
日本からは濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(21)、北野武監督の『首』(23)で世界的に注目を集め、黒沢監督とは5度目のタッグとなる西島秀俊が、心を病んだ小夜子の患者・吉村役で出演。米・アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』(23)、本年24年公開の『犯罪都市 NO WAY OUT』など国境を超えた話題作への出演で勢いに乗る青木崇高が小夜子の夫・宗一郎に扮し、本作の闇を一層深いものにしている。
また、セザール賞受賞歴もある撮影監督アレクシ・カヴィルシーヌはじめ『ダゲレオタイプの女』のスタッフたちが監督たっての希望で再結集しているのも注目のポイント。美しくシャープな本作の切れ味を、より精度の高いものにした。
ジャーナリストのアルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)とパリのとある病院で心療内科医として働く新島小夜子(柴咲コウ)は、高級アパルトマンの1階で、エレベーターから出てきたミナール財団の元会計係ティボー・ラヴァル(マチュー・アマルリック)を襲撃。ガムテープで身体をぐるぐる巻きにし、寝袋に押し込むと、車で郊外の廃墟と化した隠れ家に連れ去り、監禁する。
壁の鎖に繋がれたラヴァルの前に、無言のまま液晶モニターを運んでくるアルベール。スイッチを入れ、そこに少女が微笑むホームビデオが映し出されると、彼はようやく「僕の娘だ。殺された」と重い口を開き、「娘のマリーは財団関係者に拉致された。あなたがやった。そうですね?」と詰め寄る。 だが、ラヴァルは「私はやってないし、何も知らない」と嘯くばかり。イライラを募らせたアルベールは拳銃を彼の頭に突きつけるが、小夜子に「焦らないで。時間はいくらでもあるんだから」と言われ、銃を取り上げられると、ようやく平静を取り戻し、その場を立ち去る。
すると、背後から「後で後悔するぞ」という、脅すようなラヴァルの声が聞こえてきたから、小夜子も黙ってはいない。一瞬の迷いもなく、彼のぎりぎりのところを狙って銃弾を撃ち込むと、鋭い眼差しで「このあたりには誰も住んでいない。いくら叫んでも、助けは来ないわ」と吐き捨てた。
アルベールと小夜子が出会ったのは3ヶ月前。娘の死のショックで精神を病み、小夜子が勤める病院に通院していたアルベールに、「私は 心療内科の医師です。5分ほどよろしいですか」と小夜子が声をかけたのが最初だった。そのときのことを思い出しながら、「結局、君まで巻き込んでしまった。どんなに感謝すればいいか」とアルベール。「いよいよね。ふたりで最後までやり遂げましょう」という小夜子の声にも力が入る。
彼らは本気だった。ラヴァルが「トイレに行かせてくれ」と叫んでも、失禁しても放置し続け、空腹を目で訴える彼の前でプレートに乗った料理をぶちまける酷い仕打ちを続けたのだ。そんなある日、過酷な状況に耐えきれなくなったのか、ラヴァルから驚きの証言が飛び出す。ミナール財団には有志たちが作った孤児院のような児童福祉が目的のサークルがあって、ラヴァルは「集められた子供たちはどこかに売られていったのではないか?子供たちを売買して売れ残ったら始末する、そんなことができる黒幕は財団の影の実力者ピエール・ゲラン(グレゴワール・コラン)しかいない」と主張したのだ。
だが、鵜呑みにはできない。ラヴァルから聞き出したピエールが潜伏する山小屋に向かったアルベールと小夜子は、猟師と一緒に山から帰ってきた彼を脅し、拘束。ピエールの入った寝袋を引きずりながら、猟師の追撃を振り切るように森林、丘陵地帯を駆け抜け、隠れ家に戻ると、ラヴァルの横の鎖にピエールを繋いでふたりを突き合わせる。するとやがて、彼らの口から、それまでのすべての出来事を覆す衝撃の真実が浮かび上がってきて…。 果たして、アルベールの娘マリーは、誰に、なぜ殺されたのか。事件の思いがけない首謀者とは─。
国境を越えた“徹底的復讐劇”の先に待つ真実とは──
ネタバレ
3ヶ月前、心療内科医サヨコの病院を訪れるアルベール。
診療後に休んでいるバシュレに声を掛けるサヨコ。
この時からすでに始まっていた………
ターゲットの襲撃直前、アルベールは少し怯むも、計画実行へとうつす。
手際よくスタンガンで気絶させ、寝袋へ収納して、車へと運び込む。
目的地へ到着し、建物内へと運び込み、逃げられないように拘束。
なぜ連れてこられたか理解が追いつかないティボー。
アルベールの娘がミナール財団の人間に殺されたため、元会計係のティボーを拘束したのが経緯。
サヨコはアルベールの手伝いをしながらも、心療内科医としての仕事は続けている。
ミナール財団の元トップ、ゲランという人物が絡んでいるということがわかり、サヨコとアルベールは探しに出掛ける。
なんとか捕獲してティボーの隣に拘束するが、どうも話が見えてこない。
弱気になるアルベール、励ますサヨコ。
サヨコのもとへ通院する吉村、吉村に対しても、励ます姿勢を崩さないサヨコ。
アルベールの居ないタイミングで、拘束している2人に酒を渡し、【この際、別の人を真犯人に仕立て上げないか】と提案するサヨコ。
クリスチャン・サミーが真犯人だと、口裏を合わせて言わせたうえで、サヨコは2人の手の拘束だけ解いて、2人に殺し合いをさせる。
死んだティボーの遺体にナイフを刺すサヨコ。複雑な事情がありそうです🤔
財団の倉庫へ行き、名簿でクリスチャン・サミーの居場所を探る。
倉庫でアルベールがゲランを殺してしまい、サヨコはティボー同様、死体を傷付けようとして、やめる。
苦戦しながらクリスチャンを捕獲し、例の如く、拘束する。
この間に、サヨコが担当していた患者が自害したりするが、平常心のサヨコ。
自信をなくすアルベールを励まし続けるサヨコ。
サヨコの意志の強さは、何なのか…それが気になって、見続けてしまう。
アルベールの妻が、娘の臓器を販売させていた。
しかも、アルベールは解体動画を販売していたことが判明。
サヨコの娘も殺されており、最終的にはサヨコがアルベールを裁く。
因果応報な作品でした🙇♀
どこかの誰かさんが引退したのは、因果応報と言ってもいい気がしています。
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