曇りの日のくちなしの花
斜面に植えっぱなしの クチナシ 今年も咲いた
湿った朝の空気に香る クチナシの花 他の木達は、まだ咲いていないけれど この1本だけは、次々と花が開く 梅雨の時期の重く湿った空気に 華やかさが広がる
天気予報を見ながら、梅干しの梅を干し、 くちなしの実ができたら、栗きんとんやたくあんの色付けに使う。 祖母がやっていたことを、今はわたしが普通にしている。 こうして命は巡っていくのだと思った。
雨上がりのくちなしの花 白く咲き誇るもの 茶色く朽ちるもの