
【障害者採用】モデルケースの作り方
地球外生命体との共存
上記で記載した通りに地球外生命体を誘致できた後の話をしよう。
誘致するだけでは事が足りない。
次に「共存」させなければならいのだ。
誘致はできても必ずどこかでは反発が起こり続けるだろう。
民衆の不満が溜まれば「地球外生命体を排除しろ!」という一揆が起こりかねない。
しかし、彼らと共存していかなければ地球は存続はできない。
まず大切なのは、民衆に一揆を起こさせないこと。その為に必要なのは地球に貢献する「良き地球外生命体」のモデルケースを作ることである。
今回はモデルケースの作り方を紹介したい。
貴社が敵意のない地球外生命体を採用している前提で話をする。
擬態
地球外生命体を人間の中でなじませるにはどうしたらよいか。
人間に似せればよいのである。
地球外生命体は勝手に人間にはならない。
貴殿が似せてやらなければならないのである。
それは大きな手間だろう。労力がいるだろう。
しかし、「良き地球外生命体」を1体創ってしまえばあとは流れるように彼は周囲へ馴染み、更に良き地球外生命体を誘致できる。
その労力を惜しんではならない。
ではどのように似せればよいのか?その方法を順序だてて3つ提案しよう。
貴殿がやらなければならないこと1
「体調管理の依頼」である。
地球外生命体を健常者と擬態させられるレベルでの体調管理方法を定型化し、それを直属の上長へ依頼する。
もちろん配慮が少ない身体障害者や、元から自身で体調管理が出来ている精神障害者もいる。しかし、徹底するのだ。
こまめな声掛け、定期的な1on1、日々の体調確認、定期通院日の把握と通院後の状況確認・・・
障害者の体調管理方法についてはまた別記事で詳細を記載するが、これは人間に擬態させるにあたっての最重要項目である。
貴殿がやらなければならないこと2
「ケアの依頼」である。
これは体調管理とは異なる。障害起因の課題ではなく、外的要因から地球外生命体を守ることを直属の上長へ依頼するのだ。
人間関係の悩みはないか、業務量は適切か、都度ヒアリングをし、体調を悪化させるであろう外的要因を排除するのだ。
1の体調管理の依頼、2のケアの依頼についての詳細は下記で記載している。
直属の上長からすると、障害者の体調管理・ケアは面倒そのものである。
しかし、コンプライアンスが叫ばれている昨今では、コンプライアンスや労基に訴えられないためには絶対にしなくてはならないことなのである。
上記の記事を直属の上長に見せながら説得をしてほしい。
貴殿がやらなければならないこと3
「お膳立て」である。
民衆と交流をさせるのだ。これは直属の上長でも、貴殿でも、グループの社員でもよい。とにかく貴殿側で気づいた時に気づいた人がこまめに行うことが大切だ。
雑談を振り周囲との会話の中に入れる、周囲には常に良い評判や成果を伝える、コンプライアンスに触れない範囲で食事や飲みに誘う・・・お膳立てについてもまた別記事で詳細を記載する。
「地球外生命体の生態については理解はした。しかし、交流はない。」
それでは不十分だ。
民衆に受け入れられている状態を作らなければならないのである。
その答え
上記のうちひとつでも欠ければ、「ほらみたことか、私達と同じことができないのであれば仲間ではない」と民衆は口をそろえて言うのである。
そしてその責任を負うのも、石を投げられるのも、採用をした貴殿だ。
ここまで読まれて貴殿はこう思っただろう。
「なぜここまでの手間がかかるんだ。大人だろう。」
その問いに対する答えは簡単だ。
「障害者採用だから」