- 運営しているクリエイター
#エッセイ
お金を使わない日々のなかで
現在、無職なので「極力お金を使わない」生活をしている。
私の収入は、退職して1年半もらえる傷病手当金(休職から退職したため)のみ。給与の3分の2の額が月末に振り込まれる。ただ、前職は事務員で給与が低く、税金を払うと雀の涙しか残らない。
約7年働いていたのでほどほどに貯蓄はあるが、それを崩すことなくやりくりして傷病手当金のみで生活している。
もともと、私はあまり物欲がない。
楽しみといえば読
「はたらく」を考えて気づいた、私の願い
世の中にはいろんな仕事がある。
物を作ったり、人と接したり、パソコンで文字を打ったり、実にさまざまだ。人を笑わせる仕事もあるし、動物を守る仕事もあるし、命を助ける仕事もある。
はたらく目的はさまざまだ。
家族を養うため。社会の役に立つため。自分の目的を達成するため。いろんな目的がある。
はたらくという行為は影響を及ぼす。
はたらく人がいて、はたらいた先にたくさんの人や物がある。はたらくと
たとえ「普通の」生き方ができなかったとしても。
2020年6月末、ライターのキャリアに終止符を打った。
4年間、ライターとしてお世話になった会社を辞めた。
___
幼い頃から小説を自作するのが趣味だった私にとって、「文章を書く仕事」……つまり「ライター」は、憧れの職業だった。
勤務先はパンフレット制作がメインの会社だったので、ライティングだけでなく、編集や進行管理にも携わらせてもらった。インタビューをしたり、撮影のディレクションをしたり、
” 上手く生きられない ”っていうのが ” 生きてる ”ってことだ
人間向いてないなぁと思うことが何度もあるので、前世は猫だったのかもしれない。
大晦日に何言ってんの?って思われるかもしれませんね。
でも大晦日だからこそ、したい話があります。
人間向いてそうな人って、多分前世も人間だったと思うんですよね。
一度人間を経験してるからなのか、なんかこう、要領が良いというか。
そういう人いるじゃないですか。集団の場にすぐ馴染めたり、仕事を効率よくこなしたり、
心が弱い人は悪くない。走る速度を少し間違えただけだ。
10月1日、会社を正式に辞めた。
8月のある朝、突然起き上がれなくなったからだ。
その前日の夜にしていたことは、仕事で使うためのパソコン周辺機器の購入。自分が明日から二度と会社に行かなくなる未来など、1ミリも想定していなかった。
社会人になってから6年間、何度も仕事を辞めた。その度に、周囲に適合できない自分を嫌悪し、責めてばかりいた。
しかし、現在のわたしは、仕事が続かないことを理由に自己