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スキな記事_読み返し用

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笑っちゃった記事、心揺さぶられた記事、すぐ読み返せるように。
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記事一覧

拍手をしてみた日

拍手をしてみた日

朝の8時と、夜の8時、どちらかがいいかなぁ。

noteを始めた時に、記事を投稿する時間を考えていました。でもほとんど、出来ないです。

8時と8時。はちとはち。パチパチ…。

いろいろな場面で、拍手をおくってきたこと。

伝えたことを、思い出していました。

そうだ、小さく3回。

今日、目の前の段差で転んでしまったひと。
大丈夫ですかって言ったら「クッ…」って。
もう一度「大丈夫ですか!」って

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ゆっくりと、ひとつひとつのことに向き合って。

ゆっくりと、ひとつひとつのことに向き合って。

夜明け前に、玄関を開けて表へ出ました。
西の空を見ると、満月が白い光を放ち、まわりの薄い雲が虹のような色を帯びています。
思わず見惚れてその場にたたずんでいると、月の下方にあった黒い雲がゆっくりと動いて月を隠していくのですが、薄雲の彩りは消えません。
月が完全に隠れるのを見届けてからその場を離れ、それだけの光景を目にしたことに、満ち足りた気持ちを抱いたのです。

自分でもびっくりするぐらい、わたし

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日常の解像度を上げてみたら、ちょっとカシコクなった気がする

日常の解像度を上げてみたら、ちょっとカシコクなった気がする

私がnoteで得られたもの。
そのひとつは、風景の解像度が上がったことです。

毎日何気なくやり過ごしていた
景色や物事のひとつひとつを見過ごさず、しっかり見たり調べたり。
そうする事で同じ時間の豊かさがグッとあがります。

私はこれまで、自分の薄っぺらさが恥ずかしかった。
ひとに語れるような何があるのかと。

博識で、何かを熱く語れる方々を、キラキラ眩しく思っていました。
note界隈にはそのよ

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独身女性は気の毒ではない

独身女性は気の毒ではない

私自身は、女性が独身であることに対して、
「可哀想」だとか「心配」だとか「不幸」だとか考えたこともないのだけれど、

この令和の時代でさえも、
まだ世間では、「独身女性は気の毒」みたいな価値観が残っていて、そういう価値観に遭遇する度に
「それは全然違う!」と思う。

「男性は女性しか好きにならないはずだ」っていう考え方と同じくらい古くて窮屈な考え方だ!と思う。

そんな古くさい価値観なのに、
まだ

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ずっと本を並べていたい。〜本屋さんを開くなら〜

ずっと本を並べていたい。〜本屋さんを開くなら〜

本から本へと、渡り歩いていく。
読書を長いあいだ続けるうちに、そんな経験を重ねてきました。

たとえば、堀江敏幸さんの「回送電車」の中におさめられている追悼文を読んだことがきっかけで、須賀敦子さんの作品を読むようになったこと。
恩田陸さんの「三月は深き紅の淵を」の第一話では、登場人物達が思い思いに読書を楽しむのですが、その中に出てくる"森茉莉"という作家の名前の美しさに心を惹かれて、「私の美の世界

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気ままなお散歩、出町柳。

気ままなお散歩、出町柳。

夜明け前、新聞を取りにおもてへ出る
澄んだ空気は冷たくて、
空を見上げればくっきりと見える星

"今日はお散歩日和になりそう"

朝ごはんを食べて
掃除や洗濯をすませたら出かけよう
柳の緑に誘われて
目指すは、"出町柳"

電車をおりたら、
まずはパン屋さんへ

柳月堂で
くるみパン
レーズンパン
あんパン
をお買い上げ

丸っこいパンが手さげかばんの中で
揺れるのを感じながら歩く河合橋
出町デル

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必要な暗黒時代だったのだ

必要な暗黒時代だったのだ

あとひと月もすれば誕生日がやってくる。いよいよ30代最後の歳だ。

30代はどんな歳でしたか?と聞かれたら迷わず「暗黒時代でした」と答えるだろう。30代が一番楽しいと言う人を目の当たりにした時の衝撃といったらない。あまりの衝撃で翌日からカーテンを開けず過ごす日曜みたいな現実を数ヶ月くらい生きた。

暗黒時代とは言え大したことはない。年下の男と6年間遠距離恋愛をして、その間ずっと浮気されていたのに気

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精神科看護師が精神的に成長できた話

精神科看護師が精神的に成長できた話

今日は日曜日なので
いつものお堅いメンタル系の話ではなく…

と言いたいところですが
ガッツリメンタル系のお話になります。

ただ
あまりにも個人的な
内容すぎるというか
汎用性がない話に思えたので
日記のような形で
書いていきます。

詳細には書けないのですが
すごくショックなことがあったんです。

信頼している人に
裏切られたというか
陰で嫌なことを
言われていたというか

悲しさであったり

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私の好きな空

私の好きな空

こんにちは。

今日は出かけ先で大雨に遭遇。
ずぶ濡れで帰宅しました。

あまりにボロボロに見えたのか、親切な方が傘に入りますか?と声をかけてくれました。
もう濡れすぎてどうしようもなかったのでお断りしましたが、その気持ちが嬉しかったです。
皆さん、ありがとう。。

大変な帰り道でしたが、雨自体は好きで
雨の日に昼寝したり、小雨の日に好きな傘で出かけたりするのも好きです。

今は新しい折りたたみ傘

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あの山の向こうに

あの山の向こうに

久しぶりに、私のフォトライブラリーを見返してみた。
すると、山の尾根や稜線を撮ったものが多いことに気づく。

稜線は空と大地の境界線。

見えているのに、
なかなか辿り着けない。
手が届きそうで、
とても遠い場所。

私はそこに、こころ惹かれる。

山登りによく出かけていた頃、
ようやく辿り着いた稜線は、
視界が開け、空にも近く、
開放的で、そして感動的だった。

鳥になる。
そんな気持ちに近いよ

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ケセラセラ

ケセラセラ

あれは、ああだ。
これは、こうしなければいけない。
それは、あれに決まっている。
それは、こうじゃないとダメだ。

私にはそんなところが、
人よりだいぶ少ないのだと思う。

言ってしまえば、
“生きてりゃいいじゃん”
だけがポリシーなのかもしれない。

大事なことはそれだけで、
あとのことは、
大体なんでもいいし、
大体どうでもいい。

やれることはやるけれど、
あとはなるようにしかならないよ、

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一人旅 × 読書 - ページをめくるたびに深まる、自然との対話

一人旅 × 読書 - ページをめくるたびに深まる、自然との対話

「どこか遠くへ旅に出たい」

そう思った時、皆さんは誰かの名前を思い浮かべますか? それとも、まだ見ぬ風景を想像しますか?

最近は一人旅をすることが多く、一人旅 × 読書の魅力について書きたいと思います。誰にも邪魔されず、自分のペースで旅を進め、疲れたらカフェで本を読み耽る。そんな自由な時間が、日常で生まれた心の機微を優しく解きほぐしてくれるのです。

旅先にはお気に入りの一冊を!旅のお供に欠か

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老眼には早すぎる

老眼には早すぎる

私には最近困っていることがある。

それは、ろ…
エイジング・アイ!

子どもの頃の視力検査は早押し大会だった。

一番下の小さい円の欠けもハッキリくっきり見えるので、
ちょっと食い気味に「下!」とか答えて楽しんでいた。

結果、視力は両目ともに2.5。
学年トップの絶対王者だった。
それだけ頭が良ければ…と
親に何度ボヤかれたことだろう。

成績優秀な同級生がメガネで参考書を読む間、
私は、裸眼

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