見出し画像

一人旅 × 読書 - ページをめくるたびに深まる、自然との対話

「どこか遠くへ旅に出たい」

そう思った時、皆さんは誰かの名前を思い浮かべますか? それとも、まだ見ぬ風景を想像しますか?

最近は一人旅をすることが多く、一人旅 × 読書の魅力について書きたいと思います。誰にも邪魔されず、自分のペースで旅を進め、疲れたらカフェで本を読み耽る。そんな自由な時間が、日常で生まれた心の機微を優しく解きほぐしてくれるのです。

旅先にはお気に入りの一冊を!

旅のお供に欠かせないもの。それはもちろん、お気に入りの一冊です。ページをめくるたびに広がる未知の世界は、現実の旅と同じように、心をワクワクさせてくれます。本は自宅から持って行ってもよいですし、旅先で買うのも良い思い出になります。

一人旅の醍醐味といえば、電車やバスに揺られながら、移り変わる景色を眺める時間。移動時間こそ、オーディオブックの出番です。普段は読書をする時間があまり取れない方でも、移動時間を有効活用することで、旅先でじっくりと本と向き合う時間を確保できます。耳で物語を楽しみながら、目の前には絶景が広がる。そんな贅沢な時間の使い方ができるのも、一人旅ならではの魅力と言えるでしょう。

👉オーディブル無料体験はこちら

大自然を旅行してバイオフィリアを感じる

そして、一人旅×読書に最適な場所、それは自然豊かな場所です。

森の中の木漏れ日、川のせせらぎ、鳥のさえずり。自然の中に身を置くことで、私たちは人間本来が持つ自然への親しみ、すなわち「バイオフィリア」を思い出すことができます。

鈴木祐著『超ストレス解消法』にもあるように、バイオフィリアとは、「人間の脳には、大自然との触れ合いを求める欲望が備わっている」という概念です。自然の風景を見るだけでも病気の回復力が高くなったり、肥満や精神病にも効果がある研究結果も出ています。

緑に囲まれた公園でホッとした気持ちを味わったり、テレビで壮大な自然の光景を見て感動を覚えたりした経験は誰にでもあるでしょう。これは、私たちの中にプリインストールされている「バイオフィリア」が起動したからなのです。

鈴木祐. 超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド . 株式会社鉄人社

都会の喧騒から離れ、五感を研ぎ澄ませて自然と触れ合うことで、心は穏やかになり、思考はクリアになっていきます。それはまるで、自分自身と向き合うための、特別な儀式のように感じられます。

先日、岐阜県高山市へ一人旅に出かけました。

鳥のさえずり、風の音。それ以外の音が一切ない静寂の中で、本の言葉の一つひとつが心に染み渡っていくのを感じます。日常では見過ごしてしまいそうな、小さな幸せに気づくことができるのも、一人旅×読書の魅力と言えるでしょう。

一人旅の魅力とは?

都会の喧騒に疲れた時、人間関係に悩んだ時、私たちはつい、外側に答えを求めてしまいがちです。

しかし、本当に大切な答えは、自分自身の内側に眠っているのではないでしょうか。

一人旅と読書は、自分自身と向き合い、心の声に耳を傾けるための、かけがえのない時間を与えてくれます。

お気に入りの一冊をバッグに詰め込み、自然の待つ場所へ出かけてみませんか?

きっとそこには、自分だけの特別な物語が待っているはずです。

いいなと思ったら応援しよう!