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記事一覧
韓国の絵本を読みつづけていきたい──渡辺奈緒子
日本でいちばん韓国の絵本を読んでいる「韓国語多読の会」のみなさん。
韓国の本、日本の本がつながれるのは、そこに「読み手」のみなさんがいるからこそ。読み手の思いは海を越え、国境を越え、お互いの本を届ける力になるのです。
翻訳家としても活躍する「韓国語多読の会」主宰の渡辺奈緒子さんに、数多くの韓国絵本を読むなかで発見したこと、考えたこと、そしてこれからの思いを綴っていただきました。
ソウルで過ごした
【オードリー・タンの思考・インタビュー】オードリーを台湾政府に抜擢した、当時の女性閣僚 ジャクリーン・ツァイ
書籍『オードリー・タンの思考』のコラムとして、オードリーとともに働いたことのある人物へのインタビューを収録します。
オードリーを政府に引き入れた当時の女性閣僚で、任期中は法規討論プラットフォーム「vTaiwan」を設立したジャクリーン・ツァイ氏。IBMで大中華エリアの法務長を務めた経歴を持つ、デジタル方面の法律のスペシャリストです。彼女の法律事務所を訪ね、お話をお聞きしました。
(写真提供:蔡玉玲
47都道府県から1軒ずつ泊まりたい宿を選んでみました! 【2020年版】
先日ツイッターで「【すべて1人泊可能】2020年はここに泊まりたい!各都道府県から1軒ずつ、一番泊まりたい宿を選出した【全47軒】」という記事を読みました。
女一人旅ブロガー・月山ももさんの記事で、1万RT以上を獲得しています。
この記事を読んで「このスタイルの記事って、参考になるだけじゃなく自分用としても秀逸だな〜」とめちゃくちゃ好感を持ちました。
というわけで、僕自身も「2020年に泊ま
人は人と出会うべきなのか
「というのも、各々は直接的に他者のうちに自分を知るからであり…しかもそれによって、各々が、他者もまた同じように彼の他者の内に自分を知るのだ」(ヘーゲル『イェーナ体系構想』法政大学出版局)
「臨場性」はなぜ必要か
コロナ禍の中で、心から消滅して欲しいと思ったのは「ハンコ」である。
大学が入構自粛になっているのに、ハンコを押すためだけに出勤することの徒労感。そういえばうちの大学では、会議か
西口洋平という3%の男。そして3つの言葉。
「オダユウジで〜〜す」
彼に自己紹介をお願いすると、開口一番に出てくる言葉がこれだ。
どれだけ会場がドン引こうとも、このスタンスを変えなかった。
彼は、一緒にがん患者さんなどへの支援を続けてきた、僕にとってお兄さん的存在だった。
彼が今年5月8日に逝去されたということを知って、僕は今これを書いている。なぜならもっと彼のことを知ってほしいからという単純な願いだ。
そこに少しでも
目標なんて持つな!目標設定が生み出す6つのリスクとデメリット
目標を持つと不幸せになる心理がある2009年にカリフォルニア大学サンディエゴ校のリサ D オルドネス博士、ペンシルバニア大学ウォートンビジネススクールのモーリス シュヴァイツァー博士らが行った研究によると、目標を決めることにも複数のデメリットがあることがわかっています。
意外に感じるかもしれませんが、目標設定をしてそれに向かって突き進むことは、科学の世界では単純に良いこととは言い切れないのです。
スープジャーでつくる「置き弁スープ」 5品
とつぜん学校がお休みになって、さて困った。仕事には出なくてはならないけれど、子どもたちの毎日の昼ごはんどうしようと、頭を悩ませているお宅も多いのではないでしょうか。
作り置きできるスープは、そんなときにも大活躍です。鍋のスープもいいですが、もっといいのはスープジャーを使ったスープ弁当。忙しい朝でも10分ほどの調理で、お昼までには野菜たっぷりのスープができあがっています。
なんといっても、親が不
おれとお前らの違うとこ
来年の4月にアメリカに行く。スタンドアップ コメディというマイク一本で笑いを取るスタイルに挑む。相方のパラダイスは嫁と子供を養わないといけないしアメリカの笑いに興味がないからこないという。
おれがアメリカに行くことを失敗する、恥をかく、って言うやつ。おれは成功しようと思って行ってない。17の時のおれがお笑いをやろうとした時も、お前には無理だというやつがいた。成功はおまけでしかなく、失敗は経験で
幡野広志さんの『なんで僕に聞くんだろう。』
自分にはぜったいに無理だなあ、と思う仕事がある。
たとえばストリートダンサー。あるいは公認会計士。さらにはシステムエンジニア。もちろんそういう——ぼくの属性から遠く離れた——仕事も無理というか、できるはずがないのだけれども、ここで言いたいのはそんな話じゃない。執筆に関する仕事のなかで、やはり「ぼくには無理だなあ」が存在するのである。
これまでに何度か、小説を書いてみませんか、と誘われたことがあ