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日々の仕事において意識していること

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#63 「断られてからが営業」とは言うものの、実際どう立ち向かったらいいの?

#63 「断られてからが営業」とは言うものの、実際どう立ち向かったらいいの?

営業職として、テレアポや新規開拓、ルート営業の経験を経て、「お客様に断られる」ということには慣れてしまった僕ですが、

新人時代は、どんな心構えで受け止めたらよいか?断られてからが営業って難しくない?と戸惑うことが多かったので、
「具体的にどう立ち向かっていたのか」ということについて書いてみようと思います。

断り文句に隠れた相手の本音を想像する。一口に、「今は買う気は無いから。」という理由で断ら

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#61 非効率だった新人時代の仕事の進め方

#61 非効率だった新人時代の仕事の進め方

僕が社会人1年目の新人時代の仕事の進め方を振り返ってみると、随分と生産性の低いことばかりしていたものだなあと思います。

恥ずかしながら、反面教師としてまとめてみたいなと思います。

全ての仕事を平等に頑張ろうとする。目の前の仕事を平等に頑張ろうとしてしまうのは、新人時代のあるあるかと思います。
しかし、パレートの法則という言葉もある通り、仕事の成果の8割は、仕事全体の2割から生まれています。

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#62 愛のあるフィードバックのありがたみ

#62 愛のあるフィードバックのありがたみ

普段仕事をする上で、上司、同僚、顧客、協力会社など、多くの人と関わる機会があると思います。

その中で僕自身、商談や打ち合わせの同席を上司に依頼したり、自分が考えている戦略を先輩に壁打ちしたり、期待いただいた成果に応えられているかを顧客にヒアリングするなど、
自分の仕事の進め方や結果などに対して、他者から定期的にフィードバックをいただく機会を大切にしてきました。
その重要性について書いていこうと思

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#59 プロとしての信頼を得るために気をつけていること

#59 プロとしての信頼を得るために気をつけていること

これまで、キャリアアドバイザー、法人営業などの対人業務で働いていて、
慣れてないうちは、つい御用聞きになってしまいがちなのですが、それって1人のプロとして最も自分の信頼を失ってしまう行為だなあと思うものです。

いくら若手のビジネスパーソンだろうが、クライアントの意見を言った通り鵜呑みにし、仰せのままに動いているだけでは、
便利屋として可愛がられることはあっても、プロとして信頼してもらえることはあ

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#5 目標はできるだけ低くもった方がいい。

#5 目標はできるだけ低くもった方がいい。

僕は昔から「目標」という言葉が嫌いです。

就活の面接等でよく聞かれる「10年後に成し遂げたいこと」という質問も嫌いです。

学校や仕事で能力以上の目標設定を求められると、胸のあたりがきゅーーっとなり、いやーな気持ちになります。

いわゆる成功者や教育者は「常に高い目標を持つことで、通常以上の努力ができ、よりよい人生を目指せる。」といった類の話をしますが、

そんな話を間に受けて、僕の身の丈に合わ

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#7 恋も仕事も追われるより追いたい派

#7 恋も仕事も追われるより追いたい派

僕が社会人になって仕事に慣れないうちは特に、日々降ってくるタスクにストレスをよく感じていました。
学生時代にやりたくないことは極力やらずに生きてきたことも災いしていたかと思います。

やるべきことがたくさんある状態になると、気持ちに余裕が無くなり、頭が働かず、創造的な思考ができなくなります。

本当は時間をかけたい資料を作っていても、「あれやらなきゃな。。」という雑念が脳裏をよぎってしまい、やっつ

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#14 お客様の嘘を正しく見抜き、決して深追いしない話

営業として働く中で、何よりも大切なのは「見込み客の考えを正確に捉える力」だと教わってきました。

イケてない営業マンほど、失注した際に、
「最初の反応はばっちりだったんですけど…。」
「前向きに考えてると言ってくれてたんですけど…。」
「先方の社内稟議が通らなかったみたいで…。」
と、嘘か本当かわからない断り文句を失注理由として並べます。

そんな理由は本質ではなく、実際のところは、
ありがちな断

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#15 人事を尽くして天命を待てていますか?

#15 人事を尽くして天命を待てていますか?

仕事でお給料をいただいている以上、求められている成果を出すことは最低条件ですが、「結果にコミットしよう!」と思っている時ほど陥りがちなのは、結果を無駄に気にしすぎて自分のやるべきことに集中できていない状態。

僕のキャリアアドバイザーの仕事で例えると、熱心に求職者の志向を整理したり、応募書類の作成、面接対策など、時間をかけてあげればあげるほど、
「あの人面接うまく通過するかな…?」
「無事に内定受

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#17 見かけの好不調に惑わされない

僕は、頑張れるときは頑張れて、頑張れないときは頑張れない人間です。

悲しいことに、仕事では現場に出ない日が続けば勘は鈍るし、学業も時間が経てば多くのことが頭から抜けています。
食事や睡眠などの生活習慣だって影響し、何事においても、上手くいく日もあれば、上手くいかない日もあります。

何かを継続したところで、時間に伴って右肩上がりに出せる成果が上がることの方が珍しく、株価のように日々上がったり下が

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#19 仕事がつらい時の考え方

#19 仕事がつらい時の考え方

誰しもが仕事が憂鬱に感じる時はあるのかもしれないですが、
僕自身は、仕事そのものが辛いのではなく、「仕事によって発生する感情の浮き沈みが大敵なのでは?」と捉えるように心がけています。

職場での人間関係が上手くいかなかったり、仕事の出来によって評価されたり、競争社会で他人と比較されたりと、
仕事を通じて、気持ちを左右されてしまいそうな要因に出会うものです。

メンタルの問題は深刻ですが、1つの対処

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仕事を盗んで覚えるということ

仕事を盗んで覚えるということ

「学ぶ=真似ぶ」という言葉があるように、
学びとは基本的に、他人をよく観察し、真似をしながら自分のものに吸収する過程で行われます。

特に職場は学校とは違い、教える専門の人間がいないので、
「いかに自分が主体的に学んでいけるか?」
によって、成長度合いに大きな差が生まれます。

一方で、上司に「盗んで覚えろ!」と言われることはあっても、
具体的に「仕事はこうやって見て盗むんだよ」とは誰にも教えても

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#20 自責するべき時、他責するべき時

#20 自責するべき時、他責するべき時

僕は学生時代から「他責思考の人間は成長しない。何事も自責して考えろ!」と教えていただいてきました。

自責思考とは、問題が起きた時に環境や他人のせいにせず、自分が至らない点を受け止め、どうすればよかったのかを考え改善に努める姿勢です。

若いうちに叩き込んでいただいたことは本当にありがたいと思っていて、単純に物事の捉え方を変えることで、自分の経験値の溜まり方も変わってくるなと感じます。

他責思考

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#24 仕事のアウトプットを記録/更新しておくと何かと便利

#24 仕事のアウトプットを記録/更新しておくと何かと便利

日々、求職者様と転職相談や模擬面接をしている中で、「仕事を通じて自身が工夫したこと・苦労したこと」というのは、意外と言語化しにくいものなのだなと感じます。

皆さんこれまで成果を出し、会社に認められてきた方々ですので、「業務でもっと上手くやるにはどうしたらいいだろう?」と考え、知識習得や試行錯誤をされてきたはずなのですが、
「その過程を人に伝える」という前提が無いせいか、自身の知見の多くが無意識の

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#30 踏ん張りどころの嗅覚を磨く

#30 踏ん張りどころの嗅覚を磨く

僕は「仕事は長距離走かつ団体戦」という考え方を大切にしており、周りから見てもそこまで無理して頑張るタイプの人間ではないと思っています。

一方で、「今は少しつらいけど踏ん張らなきゃな…」という踏ん張りどころのタイミングでは、惜しみなく力を注ぐように重々気をつけています。
どうしてもこだわりたい商談の前などには、徹夜をしてでもギリギリまで準備をしていたものです。

忙しさのピークに達しているときに、

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