営業職として、テレアポや新規開拓、ルート営業の経験を経て、「お客様に断られる」ということには慣れてしまった僕ですが、 新人時代は、どんな心構えで受け止めたらよいか?断られてからが営業って難しくない?と戸惑うことが多かったので、 「具体的にどう立ち向かっていたのか」ということについて書いてみようと思います。 断り文句に隠れた相手の本音を想像する。一口に、「今は買う気は無いから。」という理由で断られたとしても、その裏腹に隠れた本音は様々です。 断ることを決めたお客様には、本
普段仕事をする上で、上司、同僚、顧客、協力会社など、多くの人と関わる機会があると思います。 その中で僕自身、商談や打ち合わせの同席を上司に依頼したり、自分が考えている戦略を先輩に壁打ちしたり、期待いただいた成果に応えられているかを顧客にヒアリングするなど、 自分の仕事の進め方や結果などに対して、他者から定期的にフィードバックをいただく機会を大切にしてきました。 その重要性について書いていこうと思います。 愛あるフィードバックは成長のための最高のプレゼント 他者からのフィー
僕が社会人1年目の新人時代の仕事の進め方を振り返ってみると、随分と生産性の低いことばかりしていたものだなあと思います。 恥ずかしながら、反面教師としてまとめてみたいなと思います。 全ての仕事を平等に頑張ろうとする。目の前の仕事を平等に頑張ろうとしてしまうのは、新人時代のあるあるかと思います。 しかし、パレートの法則という言葉もある通り、仕事の成果の8割は、仕事全体の2割から生まれています。 この法則を無視し、すぐに終わるような大して重要でもない仕事(メールの返信、同僚と
特に若手の社会人の方に多いのが「仕事へのやる気が出ない問題」。 僕自身も、やる気満々です!というタイプの人間ではないのですが、 状況が深刻な人の場合は、仕事が手につかなかったり、原因を特定しないまま闇雲に転職に走ってしまうケースも見受けられます。これはつらいですよね。 しかし詳しく話を聞いてみると、 「単に成果を出す方法を知れば解決するのでは?」と思うことがあり、そのことについて書いてみます。 成果が出ない理由を、モチベーションのせいにしない。僕自身は、「やる気」や「モ
これまで、キャリアアドバイザー、法人営業などの対人業務で働いていて、 慣れてないうちは、つい御用聞きになってしまいがちなのですが、それって1人のプロとして最も自分の信頼を失ってしまう行為だなあと思うものです。 いくら若手のビジネスパーソンだろうが、クライアントの意見を言った通り鵜呑みにし、仰せのままに動いているだけでは、 便利屋として可愛がられることはあっても、プロとして信頼してもらえることはありません。 時には相手の意見を否定しつつ、プロとして適切な方向へ軌道修正できる
自身のキャリアに悩んだとき、「転職エージェントに相談する」というのがありがちな選択肢ではありますが、 現職ステイと迷っていたり、何となくモヤモヤしている状態で、エージェントに相談するのは時期尚早です。 下記記事のように、自分のキャリアのリーダーシップをとりながら、エージェントに求めるサポートを明確にした上で相談することで、十分なメリットを得られます。 エージェントの中には、転職すべきかという悩みの整理やスキルの棚卸を丁寧に手伝ってくれる担当者もいますが、人材業界はどの会社
1社目にて3年弱法人営業を経験した後に、現在はキャリアアドバイザーとして働いている僕ですが、 仕事をしていく中で「法人営業経験が無ければ、こんなに成果が出なかっただろうな」と思うことが多々あります。 有形商材の法人営業は、異業種である人材業界でのキャリア支援者としてどう役立るのか?という観点で参考になれば嬉しいなと思います。 目標数値からの逆算に基づいて行動計画を組む習慣事業会社の法人営業というのは、管理すべき数字が非常に多い仕事です。 最終的な目標営業利益を達成するために
本業に専念してきた社会人生活でしたが、 今年の2月より、ミートキャリアにて副業キャリアサポーターとして業務委託としてお世話になっています。 キャリアサポーターとして、社会にどんな貢献をしたいのか?については上記記事に書いていますが、 ここでは、僕が1個人のビジネスパーソンとして、副業からどんなメリットを得ているのか?を言語化してみたいと思います。 本業での成果拡大をスピードアップさせる「副業を本業に活かして相乗効果を生もう!」とはよく言われることではありますが、僕自身もこ
キャリアアドバイザーという職業柄、 「仕事で成果を出せる人と出せない人」や「転職がうまくいく人とうまくいかない人」の違いを観察する毎日なのですが、 上手くいく人の共通点の1つとして、「仕事を通して自分が何を得たいのか?が明確であること」というのがやはりあるなあと感じます。 僕が出会ってきた、仕事への目的意識が明確な人たち「仕事を通して何を得たいか?」という目的意識は人それぞれかと思いますが、 僕の場合は、 1社目の営業マン時代では、他部署や取引先との折衝経験を通して、相手
就職活動、転職活動などにおける自己分析ツールの1つとして、 下記画像のような「モチベーショングラフ」という手法があります。 (「人生曲線」「ライフラインチャート」などとも呼ばれています。) 僕はこの手法について、 「モチベーションをグラフにする。」という行為に強い違和感を抱いてしまい、 キャリア支援者として働く今も、このグラフを活用できずにいます。 (もちろん、自分にとって何が幸せで、どんな価値観を持っているのかを知るのに有用な手法であることは理解しているつもりです。)
僕が1年前にnoteを書き始め、早くも1年が経ちました。 この間、本業でキャリアアドバイザーとして働く傍ら、複業での活動を始めるなど、個人的に多くの変化がありました。 思ったことを地道に書き連ねる日々を通して、「自分の意見」が多少なりとも変わっていく実感があります。 また、意見を言う際には、 本当にこう言い切っていいのだろうか? 将来的に意見が変わっちゃうんじゃないか?と、不安になることもあります。 そんな時には、「将来どうなるかはどうでもいいからまずはポジションをと
人材紹介企業で働きながらも、転職エージェントに否定的な記事ばかりを書いている僕ですが、 実際のところ、本業ではやりがいを有難く噛みしめながら働く毎日を過ごしています。 もし人材業界に興味のある方がいれば、参考にしていただきたく、 僕個人が考える、「人材紹介だからこそ感じられる醍醐味」について触れていければと思います。 企業×求職者のWin-Winに立ち会える。まさに人材紹介のビジネスそのものという感じですが、世のマッチングビジネスに共通する面白みかと思います。 よく言わ
僕は小学生〜高校生の時代、約10年近く運動部に所属していました。 (好奇心旺盛で競技は転々としていましたが。) 社会人として働く年齢になって、体育会系で鍛えた精神に助けられてるな〜と思うことが多々あるのでまとめてみます。 「勝利」という逆算からやるべきことを考える。仕事の進め方には、「積み上げ思考」と「逆算思考」の2つの考え方があります。 スポーツにおいては、ほとんどが逆算思考の一択で、 まず最初に「勝つ」と決めてから、そこまでの道筋を逆算し毎日の練習計画に落とし込みま
20代の転職では、面接の際、 「なぜ転職をしようと思ったか?」という、転職理由への質問があります。 スキルさえあればさほど理由は問わないミドル層の転職とは違い、 若手の場合は、転職理由の納得感(定着してくれそうか?)という観点で、入社後のポテンシャルが測られるのです。 誰しもが少なからず、現職に不満があって転職活動をするものですが、この不満をどう伝えるか?が肝になってきます。 不満を隠すことの罠「面接ではネガティブなことは言わない方がいい」ということが刷り込まれすぎると
この度、ミートキャリアのキャリアサポーターとして、参画させていただくことになりました! 本業では人材紹介会社に勤める僕ですが、 ミートキャリアでどんなことをやっていきたいか、改めてしたためたいと思います。 転職エージェントとしてのサポートの限界本業である転職エージェントとして働く中、 毎日の面談を通して、キャリアに悩む人たちをたくさん見てきました。 コロナ禍もあいまって、自分の生き方、働き方を見直したいと思っている人も多いのではないでしょうか。 そんな、一見漠然とした
どんな職種においても、少なからず「数値目標」が存在します。 営業マンであれば売上や利益、エンジニアなら納期やトラブル件数、管理部門なら社員満足度や経費削減率、個人事業主なら安全余裕率など… 資本主義社会で生きていく以上、数値目標からは逃れられないという現実があります。 ただそれは単につらいことばかりではなくて、 「課された目標をどう達成するか?」という点で、個人の強みや創造性が発揮され、そこに多様性が生まれるという、ビジネスの面白みの1つだとも感じます。 王道の逆算思考