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#エッセイ
【エッセイ】是でも非でも、夜空には花火
星野珈琲にて
とある休日、私とねくら氏は昼間から星野珈琲で駄弁を交わす。ところどころに電球色が灯る程度の暗い店内。私は雰囲気に飲まれたのか、取るに足らない話を、重々しい口調で始めていた。
「理想のプロポーズを聞いてくれないか」
「まだ相手もいないのに?」
的確かつ迅速な返答に面食らう。
「正論を突かれて胸が痛いが、思いついたので、聞いてほしい」
「いいよ」
意外にも容易く承諾を
【エッセイ】語るには値しない
読者諸君、ご機嫌よう。猛暑の候、咲き乱れる日傘と一向に途絶えぬ蝉の声に暑さはますます増幅するが、それでもご健勝である事を願う。
私に関しては、暑さに負けぬ強靱な体を持つため、問題はない。熱中症の心配などおくびにも出さず日に当たる。四畳半の自室も、窓を開け、扇風機を浴び続ければ、冷房は要らない。ところで最近、どうしてか寝苦しかったために一度冷房を使ってみたが、ぐっすり睡眠が出来るだけであった。
【エッセイ】忙中閑ありとは誰が言ったのだ。満足のいく執筆が出来ない。今週はTOEICに読書会……。気息奄々の私は、最近出会ったこだわりマンを思い出すのであった。
挨拶 読者諸君、ご機嫌よう。今日はバレンタイン当日だ。まさか、懐にたんまりとチョコを携えた逆賊はいないだろう。我が同胞の諸君らには、そのような輩を見つけ次第、私に報告して欲しい。バレンタイン革命を起こそう。スローガンは「全てのチョコを非モテの胃袋に」だ。この世から愛のこもったチョコレートを駆逐しようではないか。くだらないイベントに終止符を打つのだ。我々の血となり肉となることで、カカオたちは報われる
もっとみる【エッセイ】上司が講釈を垂れている。私は真に受けていいものかどうか迷っている。上司は私よりも長いこと生きて、私が知らないライフイベントを乗り越えている。会社の中で私よりも地位が高い人でもある。ゆえに上司の言う事はある程度聞き入れるべきで、かつ上司という存在は敬うべきだ。しかし、このじじいの話は訳が分から、、。
読者諸君、お変わりなくお過ごしだろうか。最近、突如として寒くなってきた。くれぐれも風邪を引かないようにしたまえ。私はというと、夏を迎えた以降、電気代の節約を続けている。クーラーを使わず、扇風機の風を体へ直に当てながら寝ているのだ。すると、起床時に死ぬほど体が冷えている。風を浴び、風邪を引きそうな私だ。
今日は手短に上司の話をしよう。優しいけれど能天気で愚鈍なおじさんの話だ。柔和な容貌の坊主頭