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プレゼンがうまくいかないのはなぜ?『伝える』と『伝わる』を分ける技術

こんにちは。たかっちです。

「相手に伝わらないのは、私の責任?」

この問いに、ある答えを見つけました。
でも、その答えにたどり着くまでの道のりは、
ちょっと笑える失敗の連続でした。


先日、重要なプレゼンを任されました。
新規プロジェクトの提案。
徹底的に準備をしました。

いや、本当に徹底的に。
深夜まで資料作り。
休日返上でリハーサル。
家族にまで付き合わせて練習。

「パパ、その話、長すぎ!」

4歳の娘にすら厳しい指摘を受ける始末。

本番前日。
会議室で最後の練習をしていると、なんと声が枯れてきました。
慌てて近くの薬局へのど飴を買いに走りました。

当日朝。
念入りにストレッチまでして、
気合十分で会議室へ。
そして迎えた本番。
...なのに、みんなの反応は予想外。

「分かりづらい」
「印象に残らない」
「君、緊張してるの?」

喉から飴を取り出しながら、

「いいえ、平気です(震え声)」

その夜、途方に暮れて本棚を眺めていると、
数年前に読んだ「嫌われる勇気」の内容を思い出しました。

「課題の分離」という考え方。

プレゼンにも通じるんじゃないか。
実は私、この本との出会いで、
人との関係が大きく変わった経験がありました。

でも、まさかプレゼンにも活かせるとは。
「伝える」ことと「伝わる」ことは、別の課題なのかもしれない。

その気づきが、妙に心を軽くしてくれました。
(喉の飴を捨てながら)
「よし、明日は素直に話してみよう」

「伝える」と「伝わる」は別の課題。

私にできるのは「伝える」の部分だけ。
「伝わる」は相手の課題。
この「課題の分離」に気づいた時、不思議と肩の力が抜けました。

しかも、面白いことに気づいたんです。
人は「完璧な説明」より、「等身大の言葉」の方が心を開いてくれる。

それはまるで、子供の頃の記憶のようでしたね。
一生懸命に説明しようとした時より、素直に気持ちを伝えた時の方が、親は分かってくれた時のイメージです。

"伝える"を楽にする3つの考え方をご紹介します。

1 「課題」を分離する

・自分の役割を明確にする
・相手の判断は相手に任せる
・できることに集中する
・「完璧」の重荷を手放す

2 「誠実さ」を大切にする

・飾らない言葉で語る
・自分の実感を伝える
・分からないことは認める
・失敗談も包み隠さず

3 「対話」を心がける

・一方的な説明を避ける
・反応を観察する
・質問を歓迎する
・沈黙も大切にする


翌日のプレゼン。
今度は「のど飴」も「完璧な原稿」も持たずに臨みました。

「正直に言うと、昨日は緊張しすぎて声が枯れるほどでした(笑)」

その一言で、会場の空気が変わったんです。
少し笑いが起こり、みんなの表情が柔らかくなって。
以前なら考えられない展開。

でも、これも「課題の分離」のおかげかもしれません。
自分の役割は「伝える」こと。
その先は、相手に委ねればいい。
その気づきが、不思議と言葉に力を与えてくれました。

PS:実は今でも緊張はします。
でも、それを隠さなくなっただけ。
意外とそれが、話が通じやすくなるコツだったりして(笑)


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たかっち@🎈
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