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頭のすみっこ日記

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頭のすみに残っている些細なことを、せっせと文字に起こした日記。
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#最近の学び

仙台駅で伊坂幸太郎作品の舞台を巡る

仙台駅で伊坂幸太郎作品の舞台を巡る

つい先日、休暇をとって仙台に行ってきた。

これまで北海道を除けば、栃木より上の県は訪れたことがなかったので、初めて東北の地に降り立つことに。

旅館で2泊3日。特に観光もせずに、2日目などは宿でだらだらと本を読んだり、思い立ったら温泉に入ったり、ぶらぶらと散歩をしたりして過ごそうかと画策していた。まるで文豪みたいな過ごし方だ。

しかし、とは言っても、旅館のチェックインまでそれなりに時間があった

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断捨離の「離」に抗う心は手放せない

断捨離の「離」に抗う心は手放せない

年末の足音が聞こえてくる季節になると、世の中のそこかしこで囁かれる言葉がある。

それが「断捨離」。

そもそも断捨離という言葉、パワーワードのよせ集めすぎる。
「断」も「捨」も「離」も強い。
勝手な想像だけど、剣道とか得意そう。

そんな三番勝負でコテンパンにされそうな「断捨離」を毎年のように計画するも、毎年のように頓挫してしまう自分にとって、この時期はソワソワと落ち着かない気分になる。

毎回

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芍薬は恥じらいながら咲く

芍薬は恥じらいながら咲く

先日、帰省するタイミングで
なぜか誕生日が同じ両親に
それぞれプレゼントを手渡した。

お酒が好きな父親には、以前、帰省した際に気になっていると小耳にしたジャパニーズジンをあげることにした。

大人になって父親とお酒を酌み交わすたびに「本当に心底嬉しいんだろうな」と言うのが話していて伝わってくるので、こうやって美味しいお酒を一緒に飲める時間は大切にしたいなと思う。

母親は「ずっと使っている化粧ポ

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飛来する花粉との過ごし方

飛来する花粉との過ごし方

麗らかな春が、もうすぐそこまで近づいている気配が漂う今日この頃。

このまま陽気な季節が到来してくれれば良いのは言うまでもないのだけど、そうなると必然的に一緒にやってくる厄介な存在がある。

それが「花粉」というもの。

日本全国の至る所で被害を撒き散らしているこの存在によって、日常生活もままならない人が多数いらっしゃるのではないだろうか。

花粉症はくしゃみや鼻水、目の痒みなど、致命傷ではないも

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お酒を嗜むということ

お酒を嗜むということ

お酒の飲み方が変わったのはいつからだろうか。

大学時代に関しては、お酒と名のつくものが飲めれば何でも良いと思っていた。

打ち上げで飲むお酒は大体ピッチャーで届くし、居酒屋は安ければ安いほど素晴らしいと思っていた。ほぼ、鳥貴族しか行ってなかった。

しかし、社会人ともなると、それなりに懐にも余裕が出てくるので、お店を選ぶ時の基準も「安い」の一点張りから「美味しいご飯」とか「お酒の種類が豊富」とか

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花の名前、色の名前を覚えたい理由

花の名前、色の名前を覚えたい理由

最近、色々な物の「名前」を調べるのにハマっている。

日常で触れる機会の多い物の「名前」だったり、一般的に広く知られている物の「名前」だったりを調べてみると、実にたくさんの種類があって、その「言葉」の奥深さを知ると、いつまでも興味深く見続けてしまう。

例えば「色」の名前。
黒、白、赤、青、緑、黄、紫、橙、灰色などなど。

普段、生活している中で出会う「色」は、それぞれ大枠となる呼び名がついていて

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いつまでも見ていられる「単語はかせbot」

いつまでも見ていられる「単語はかせbot」

最近、Twitterを開くと
ついつい見入ってしまうアカウントがある。

それが、この「単語はかせBot」と言う謎のアカウント。

特に私見をつぶやくこともなく、ただ淡々と30分ごとに単語の意味を辞書のように解説する「単語はかせ」のツイートを、ただただ無限にスクロールして見入ってしまう時間が自分には存在する。

この「単語はかせBot」の個人的に好きなところが、聞いたことはあるけれど、正確な意味は

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選べない中華料理たち

選べない中華料理たち

外食する時の選択肢として
最も安定感のある選択が「中華料理」だ。

まず第一に、値段が安い。

大体の定食メニューを500円〜700円程度で食べることができるし、バリエーションも豊富。また、街のそこかしこに店舗があるため、近くで店が見つけられず困ることが少ない。

さらに言えば、街中華のほとんどが大抵美味い。家庭で手軽に作ったものより、数倍美味しく仕上がっている。

本場さながらの味だからなのか、

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料理をしている間に膨れ上がる食材

料理をしている間に膨れ上がる食材

最近、料理をしていると、明らかに食材が膨れ上がる瞬間を目の当たりにすることがある。

大変お世話になっている「クラシル」のレシピ動画を開きながら、そさくさと本日の食材を切り分けていくのだけど、毎回まな板にポンと置いた時「これじゃ、ちょっと少ないかもなぁ」という思いが頭を掠める。

曲がりなりにも自らの手で作っているので、これだけの労を費やしているからには、お腹が満足できるぐらいの量が好ましい。

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鍵って実は凄いのかもしれない

鍵って実は凄いのかもしれない

最近、ふと気づいたことがある。

誰もが知っていて、日常的に使用している「鍵」
大事な物や貴重なものを保管するための道具。

日々、当たり前のように扉を開け閉めしているツールではあるけれど、実際のところ、どういう仕組みなのかはほとんどの人が理解していない。

この「鍵」って
めちゃくちゃ偉大な発明なのではないか?

なぜなら、鍵が存在しなければ、盗まれる心配をすることなく自由に外を歩くこともできな

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「チケット運」に恵まれている

「チケット運」に恵まれている

最近、運が良い。

家の近くのショッピングモールで開催されていたクリスマスのキャンペーンでは、どうせ外れるだろうと思い適当にスクラッチを削ると「1等」の文字が現れて、商品券を貰えた。

無くしたと思った財布も交番にしっかり届けられていたし、ご飯屋さんに行った時は、その日最後の一食だった定食に滑り込みでありつくことができた。

残すところは、大晦日、年末ジャンボを片手に
座して吉報が届くことを待つの

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忘れ物を探しにいく

忘れ物を探しにいく

つい最近、財布を無くした。

元々、忘れ物が多いタイプではあったのだけど、ここ最近は鳴りを潜めていた中でのこの所業。久しぶりの感覚に旧来の友人と再会したときのことを思い出す。いやそんなこと言ってる場合か。

なぜこんなにもあっさりとしてるのか。

実は無くしたとは言ったものの
最終的には見つかったのだ。

財布はカーシェアで借りた車の中に置き忘れられていたらしく、次に車を借りていた親切な方々が近く

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高い椅子を買うのは間違っているのだろうか

高い椅子を買うのは間違っているのだろうか

椅子にお金をかけることは、間違っているのだろうか。

何だかよくあるライトノベル作品のタイトルみたいになってしまったけれど、今回の本題であることには違いない。

普通の人にとって「椅子」に対して求めること。
それは「座れる」こと以外に他ならないだろう。

それこそが椅子の本質であり
そのために主に製造されている物。

座ることのできない椅子など、消臭できないファズリーズみたいなもので、存在価値すら

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「バーガーキングが近くにあること」は一人暮らしの条件になりうる

「バーガーキングが近くにあること」は一人暮らしの条件になりうる

一人暮らしをするとなったとき
誰もが住む家に求める条件というものを考える。

それは例えば「駅から近いこと」であったり、「近くにコンビニがあること」だったり、「コンロが二口あること」だったり。

そうやって頭の中で箇条書きに整理された条件が作る関門をくぐり抜けた物件たちが、最終的に振るいにかけられて住む場所として選ばれるのだ。

ただ、自分の頭の中でリスト化された一人暮らしの条件とは、そう言った一

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