ばやし|ライター
大阪出身、今は東京下町寄り。28歳。好きな本と音楽と映画とサッカーとポッドキャストについて書いたり、たまにエッセイを書いたり。マーブルコミュニティ所属。noteマガジン「夜を駆ける音楽日記」。
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東京の夜に明かりを灯す眩いほどのポップス|Laura day romance tour 2024 crash landing at Zepp Shinjuku|ライブレポート
淡い光と音楽が靄に反射して会場を包む会場となったZepp ShinjukuのSEが鳴り止み、飛行機が飛びたつ音の演出のあとにメンバーが登場すると、オープニングナンバーに選ばれたのは『リグレットベイビーズ』。 ゆったりとしたリズムにのせて、ボーカル井上花月(敬称略)の歌声が漂うなかを、一際、明瞭に聴こえてくるギターサウンドが貫く演奏は、まさにライブを観る前の自分が思い描いていたLaura day romanceの姿だった。 アレンジの効いたギターソロが鳴り響いたあと、井上が